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PL19/20 2位 マンチェスター・シティ



こんにちは!今回はリバプールの連覇を阻止する一番の対抗馬、マンチェスター・シティについて前回に引き続き、KKが担当させていただきます!



昨シーズンは、1位リバプールと勝ち点18ポイントの差をつけられ2位となったマンチェスター・シティ。2シーズン前は、リバプールと熾烈な優勝争いをしただけあって、18ポイントも差をつけられてしまったのは、チームとしてもサポーターとしても、とても屈辱的だったでしょう。CBの1番手と2番手の怪我が相次ぎ、本職でないフェルナンジーニョがCBを務めたりしたため、下位チーム相手への取りこぼしが多く見られました。

今シーズンは、夏にボーンマスから、ディフェンスラインどこでもプレー可能なアケとダビド・シルバの背番号を継ぐバレンシアの逸材、フェラン・トーレスも加わり、着実に補強ポイントを獲得したマンチェスター・シティ。
果たして、今シーズンは、王者を奪還できるのか、ということで、紹介させていただきます!


キープレーヤー

#17  ケビン・デ・ブライネ


ポジション:OMF

特徴:強烈なシュート力、丁寧なラストパスの演出、視野の広さ


マンチェスター・シティのキープレーヤーといえば、間違いなくデ・ブライネでしょう。中盤からの得点力、アシスト力、更に守備面でも手を抜くことがありません。今現在のMFで世界最高は、間違いなくケビン・デ・ブライネでしょう。

昨シーズンは、リーグ戦13G20Aで、プレミアリーグ1シーズンでの最多アシスト記録のティエリ・アンリ氏の記録に並びました。また、作シーズン第3節ボーンマス戦でプレミアリーグ通算50アシストを記録し、それまでメスト・エジルが持つ140試合を大幅に更新し、リーグ最速の123試合の出場で50アシストを達成しました。それに伴い、シーズンを通して活躍した選手に贈られるPFA年間最優秀選手賞をマンチェスター・シティの選手として初めて受賞しました。

デ・ブライネの武器は多数ありますが、その中でも一番相手の脅威となるのが、高速クロスです。右サイドから低くてスピードがあるクロスは、ピンポイントで味方FWに合わせてくるため、相手DFは対応することが難しく、マンチェスター・シティにとって大きな得点源となっています。
果たして、今シーズンは、自身の持つプレミアリーグ最多タイのアシスト記録20を超えるアシスト数を記録することができるのか、今から楽しみですね!


予想フォーメーション


マンチェスター・シティもリバプール同様4-3-3のシステムをよく使用しています。ただ、リバプールは、一本のパスで崩して行くのに対し、マンチェスター・シティは、GKを含めた11人全員で組み立てを行うポゼッションサッカーを行います。選手間の距離を基本的にコンパクトにし、テンポの速いパスで次々と相手のマークを外し、ゴールを狙っていく戦術です。

昨シーズンは、1試合の平均パス成功数が、2位リバプールの529.8本から大きく引き離し、618.8本ものパスを1試合平均で成功させています。また、ゴール数もリーグトップの102ゴールを達成し、クリーンシート数もリーグトップの17を記録しています。

それなのに何故、首位リバプールから勝点18ポイントも引き離されてしまったのか。その理由は、コンパニ退団以降の絶対的なキャプテンの不在だと私は考えます。先制点を取ってしまえば、そのまま勢いに乗ってゴールを量産できるのですが、逆に先制点を取られてしまうと、そのままズルズルいって負けたり、何とか追いついても追加点を与えてしまったりで、勝ち点を落としていったように感じます。やはり、ピッチ内でのキャプテンの鼓舞は、失点をして下を向いているチームメイトの士気を高めますし、応援しているサポーターの声援も大きく変わります。
今シーズンも絶対的なキャプテンが不在な中、昨シーズンのように勝ち点を落とすようであれば、キャプテンシーのある選手を獲得する必要があるのではないか、と私は考えております。




以上で、リバプールの連覇を阻止する一番の対抗馬、マンチェスター・シティの紹介を終わります!

次回は、赤い悪魔ことマンチェスター・ユナイテッドについて、SHが紹介させていただきます!お楽しみに!


KK