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透析患者のコラム

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#体験談

とある透析患者の食事事情:塩

【ご注意】 この投稿はあくまで個人的な見解です。 個人の体質や合併症、透析環境、投薬状況によって大きく異なりますので、ご了承ください。 なぜ減塩?IgA腎症とわかってから、腎不全保存期の頃は減塩・低タンパク・低カリウムとなかなか食事のやりくりは大変でした。 まぁ、一番大変なのは低タンパクなんですが、それは保存期と透析導入期の頃までで、現在はむしろモリモリとってます。 ただ今でも気をつけているのは減塩。 腎不全になる前の血圧を覚えていないのでなんともいえませんが、診断され

とある透析患者の透析事情2

【ご注意】 この投稿はあくまで個人的な見解です。 個人の体質や合併症、透析環境、投薬状況によって大きく異なりますので、ご了承ください。 終わらない止血透析導入時の総合病院、維持透析開始時のクリニックと、基本的に透析時間は3時間でした。それでも透析開始当時はすごく身体が楽になることを感じましたし、1年間の食事制限のあとだったので、普通に食事できることはありがたかったです。 それでもなお、リンやカリウムをコントロールするため多少の食事制限はありましたし、1日に2つほど打ち合わ

とある透析患者の透析事情1

【ご注意】 この投稿はあくまで個人的な見解です。 個人の体質や合併症、透析環境、投薬状況によって大きく異なりますので、ご了承ください。 IgA腎症からの透析導入以前にも記載しましたが、透析の原疾患になったのは指定難病のIgA腎症です。発覚したときには既に手遅れの状態で、GFR区分でいうところのG5と末期腎不全。もうあと5年早ければ手の施しようもあったのかもしれません。 ただ私の場合はクレアチニンは2.5程度、年齢も40歳を過ぎていました。 仮にステロイドパルスの治療を選択