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2021年をただ振り返る

2021年も残り僅かとなった。振り返る前に、当たり前が当たり前でなくなった2020年の終わりを思い出すと、翌年への不安の中に、少しの期待を見出すことで平穏を保っていたように思う。
未曾有の感染症が、終息しなかったらの不安、終息したらの期待。前者は、終息しなかったらどうなるんだろう、終息はいつ頃になるんだろう。後者は、行きたい場所、会いたい人を思い浮かべて、現状のままでは不可能な現実に心が折れる。でも願う。どちらも漠然としていて複雑な気持ちでいたのを覚えている。
2021年末の今、10月に緊事宣が解除されたことで、2020年より不安なく過ごせているように思う。来年についても少し前向きなことが考えられるように思う。
制限がある中でも、充実し停滞することなく過ごせた気がする1年を振り返ってみたい。


まず、2020年末から続いた空前の鬼滅ブームが、2021年始も落ち着く気配がなかった。会社の後輩から借りたコミック全巻を読み、映画を観て、アニメも観た。グッズなどもそこそこに楽しんだ。
現在も遊郭編を視聴しているが、年始ほどの熱量はない。なにが良かったんだっけ?ストーリーや登場人物も忘却している。自分のミーハーぶりに頭を抱える。
漫画は私が借りたのだが、私の母親がちゃっかり読み込んで、私よりハマっていた。私よりミーハーで参った。

趣味を楽しむ場所のひとつがコンサートやライブ会場である私にとって、エンターテイメントへの制限は相変わらず厳しかった。
2019年時点で、2020年4月開催が決まっていた現場も、4月から8月へと延期し、8月の開催も再延期となった末に、2020年末についに中止が決定した。延期になるたびに払戻の案内もされていたが、せっかく当選した公演だったので、開催を夢見て保有していた。
しかし、思い虚しく2021年になると完全に中止が決定。仕方なく払戻の手続きを取った。悲しかった。韓国のグループで、初めて会えると楽しみにしていたので余計に。
しかも中止になっただけでなく、1番好きなメンバーが兵役行っちまった、、、、。いつか会えると信じている。


3月。2月に受験したFP2級技能試験の合否発表があった。
無事、合格した。これはとても嬉しかった。
初めて2級に挑戦しようと申し込みした2年程前、気合を入れて勉強し準備したのだが、急に祖父が亡くなるという不幸に見舞われ(自分に使って良い表現?)葬儀とドン被り。受験できなければ、受験料も無駄になってしまった。事情が事情なので仕方ないとは言え、資格試験って高いよね〜。そこから少しやる気を失ってしまっていたが、今回は一念発起した。これは今年イチ頑張ったと言えよう。次は宅建!(大きく出る)

同じく3月に初めてスキューバダイビングに挑戦した。
彼氏の趣味だ。少し興味があったので連れて行ってもらった。冬の方が海の中がキレイだと彼が言うのでその通りにした。確かにキレイだった。水族館のようで感動した。と同時に、ここで死ぬのかと思うほど怖かった。言葉で意思疎通ができない恐怖、自由に呼吸できない恐怖、「もう無理です」と勝手に上がることもできない恐怖で、若干トラウマになった。彼は嬉しそうだったが、もう2度と潜ることはなかろう。




マスク生活が続いて、肌悩みが増えた。
肌悩みが増えたことに加え、メイクをした上にマスクするのがかなり不快に感じるので、いっそのことノーファンデで成り立つ美肌を目指そうと決めた。
スキンケアに力を入れた。この頃のスマホのアルバムは美容液やブースターのスクショばかりある。
現在も試行錯誤は続いているが、ファンデーションは2年近く使っていない。


4月。好きなアイドルグループが配信でコンサート開催。会場に赴くからこそのコンサートだと思っていたが、コンサートに飢えていたので、潤った潤った。
それに身なりや体勢を気にせず見れるし、ながら観もでき、かなり有意義なことがわかった。チケット代も安いしな。交通費もかからないしな。


5月。ワイヤレスイヤホンを購入した。良き。走っても取れない。充電もそこそこ持つ。
だが、たまに思う。イヤホン装着時にケースを失くしたら充電が底尽きるまで動くのかとか、2度と充電できずに詰むのかとか、片方だけ落としたらどうなるのかとか。そんなしょうもないことをずっと考てしまう。調べる気はない。失くさないようにすればいいと思うのみ。

いろいろ試したスキンケアアイテムが、いまいち効果が得られなかったので原因を考えてみた。おそらくクレンジングや洗顔で汚れをきちんと落とし切れてないのだろうという気がしたので、談義はクレンジングや洗顔アイテムに移行。

年頃の娘に彼氏がいると知った父が、この時期から、あるプロジェクトに取り組み始めた。
私が幼い頃から高校頃までの映像を録画したVHSをDVDにダビングするという作業だ。
娘が彼氏を紹介してきたら取り掛かろうと決めていたらしい。
3〜4ヶ月かけてすべてダビングしてくれた。ダビングできるようにビデオデッキを残してあったようだが、専用のコードを紛失。結局、新潟かどこか、縁もゆかりもない業者に委託したそう。
やりきった父は「親としての最後の仕事を果たした」と勝手に私の父親業を引退した。年下のきょうだいの父親はまだしているそうだ。


6月。初めて星野リゾートに泊まった。
コロナ禍で旅行なんて何事、と思われるかもしれないが、居住している都道府県に施設があり、都道府県民割引なるものがあったので利用してみた。もちろん地元の友人とだ。コロナ前と比べて、遊びに出かける機会が激減したので、贅沢にお金を使ってみたが、払った分だけの体験が出来た。他の施設も行ってみたいと思った。


7月。
2020年末あたりから、彼氏と同棲をしようという話をしており、2021年内に同棲開始と決めていたが、この先どんどん不動産屋の繁忙期になるのでは?と計画を立て始めた。

7月末には内見し、物件を決めた。
思いの外良い物件が見つかり、かつ思いの外家賃交渉が希望が通りに進んだため、予定より前倒しで同棲計画が進み始めた。



住む家が決まってからは、家具家電探しに勤しんだ。この辺りは、1つ2つ記事が書けそうなので詳細は割愛する。
私の通勤の都合もあり、住んでいる家(実家)と同じ最寄駅の物件になった。そのため、私はなかなか現実感がなく。彼に先に入居してもらい、私はだんだんと物を移し年内に完了したらいいか、など勝手に思っており準備が進まず。
自室については、家具などかなり妥協した結果になった。

8月末、入居。
結局8月末の入居予定日に、きっちり彼が入居した。
そこからホームセンターに通いまくると同時に、私の引越しも進め、9月中旬には完全同棲がスタートした。1年で1番大きな出来事だ。

もともと、就職してから今日まで実家暮らしだったため、同棲を開始と共に全ての家事をこなすというタスクが発生。
中でも苦戦したのは、料理。大学時代、一人暮らしをしていたときは、自分が良ければそれで良かったのに、そうはいかない。だいたい2人分ってどんなもん?量も予算もってところからで苦戦した。
家事は、彼氏の方が上手くこなす。私は出来る限りやりたくない。



9月で緊事宣が全面解除となった。なんだこの解放感は。
もちろん、基本的な感染対策は継続するのだけれど、「ちょっと外でご飯食べよう」「ちょっと買い物に行こう」とちょっと行動が増えた。これまでは、食料品の買い出しに行くことすらルールを破るような後ろめたさがあったが、それがあまりない。周囲の人たちの動きも活発化してきたように思う。


10月、手帳会議。9月末ごろからちょこちょこ始め、10月はずっと来年の手帳のことを考えている。
今年も結構しっかり考え抜いて決めたのでまた別途記事にしようかと。(しなかったらすまん)


11月。結婚式ラッシュ。
会社の同期、中学からの友人と数日間で結婚式が続いた。
同期の結婚式は、コロナ禍前ぶりに同期と会えて懐かしく嬉しかった。新郎も新婦も同期でよく知っているのでいちいち泣いた。
友人は、6月の星野リゾートも共に行くくらい社会人になっても仲の良い人。コロナ前は頻繁に会っていたし、家族ぐるみでよく知っているので、もれなく泣いた。友人挨拶的なことも任され嬉しかった。
この友人を含めて、コロナ前は3〜4人で最低月1回は会っていたが、コロナ禍で集まる機会はかなり減ってしまった。会えない時の長さを示すかのように、私以外の3人は本日までに結婚した。私も同棲を始めたし、未曾有の事態でいろいろなことを考えたり決めたりした方は多いのかもしれない。



この頃、すみっコぐらしに大ハマりする。
農園ゲームをインストールしたり、映画を観たり。
なんだろう。ゆるいかわいい世界観のくせして、世の中の端くれにいるややネガティブな感じが好きだな。
農園ゲームは、執拗に時間を消耗される。でもかわいいのでよいのだ。


急に寒くなった11月のある日、私史上最悪の肌荒れに見舞われた。乾燥肌なので、ゴワつきは日常茶飯事だが、今回はそれを通り越して、ビリビリバサバサ!!!なに塗っても落ち着かないし、なにもしなくても落ち着かない!!!
どうなってしまうんだと思い、スキンケアをまた見直すという怒涛さ。大変な出来事で印象的だった。


今年、ずっとやりたかったことができた。
宝塚観劇だ。星組の公演を観た。礼真琴さん、噂は聞いていたが、カッコいいのに美しい。歌もダンスもお上手で。レビュー最高だった。ダンディズム素敵だった。すごくいい時間だった。みんなこうして沼落ちしていくわけね、と納得した。語彙力がない。
SNSで「よかった」と呟いたらヅカオタの友人が光の速さで反応してきた。


11月は久しぶりに好きなアイドルグループのコンサートにも行けた。やはりコンサート会場はよかった。コンサートは良い。アイドルは良い。健康に過ごせていること、行きたいところに足を運べることがどんなに幸せなことか思い知った。


12月はとにかく寒い。そしてとにかく忙しい。
今年は1年通して、仕事をとにかく頑張ったと思っている。自分も成長したことを感じることが多かったし、昨年よりチームのため、会社のために動けたことが多かった気がする。仕事に対してはすごく頑張ると決めているので、来年も頑張りたい。
今年は30日まで仕事で、おまけに年末年始の休みが少ない。師走という名のとおりの日々なので、とにかくきちんと1年を終え、新年を迎えられればそれでいい。そして、次の年が、私も周囲の人も、みなさんも元気に健やかに過ごせる年になればと願う。

年内、また投稿するかもしれないですし、投稿しないかもしれませんので、こちらでご挨拶を。みなさま良いお年をお迎え下さい。来年もよろしくお願いします。

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