見出し画像

アルケミー環境おさらい ②ジャンド根

第2回は予告通り「ジャンド陰湿な根」です。

近況:4月は早々にミシックいけました

~ジャンド(黒緑タッチ赤)陰湿な根~

サンプルデッキ
2《機能不全ダニ》
2《瓦礫帯の異端者》
4《喜ぶハーフリング》
1《希望の種子》
3《ブランチウッドのうろつくもの》
4《繁殖の原基》
4《陰湿な根》
4《アガサの魂の大釜》
2《ヴォルダーレンの興奮探し》
4《波の巨人、クルシアス》
4《歓喜する喧嘩屋、タイヴァー》
4《甲殻を這うもの》
2《沼》
2《森》
4《黒割れの岸》
4《ラノワールの荒原》
2《地底の遺体安置所》
4《銅線の地溝》
4《魅惑的な交差路》

サンプルデッキ画像

・マナカーブ
1マナ9 2マナ15 3マナ10 4マナ4
(4マナは甲殻を這うものだけなのでクルシアスで確定サーチ可能)
・色マナ配分
黒16 緑16 赤12


・基本的な動き
 《陰湿な根》をフューチャーした準コンボデッキです。陰湿な根と生物を墓地から移動させる手段を組み合わせ、植物トークンの群れを生み出します。また、アルケミー産《甲殻を這うもの》のお陰で同一ターン内に複数回リムーブを発生させる事ができます。パーツが揃うと、
①《甲殻を這うもの》(もしくは這うものが内臓された《アガサの魂の大釜》を起動した生物)が生物をリムーブ
②陰湿な根が誘発→植物トークンが出る・植物トークンにカウンターが乗る
③タイヴァーの能力で即時マナが出るので墓地が増える生物をプレイ
④落ちた生物をリムーブして陰湿な根が再度誘発
⑤墓地に落ちているタイヴァーを再度プレイ、能力でリアニメイト→陰湿な根誘発
⑥ ③④⑤を墓地の生物と相談しながら繰り返し

と同一ターンで致死量の植物トークンの群れが発生します。
サンプルデッキでは《ヴォルダーレンの興奮探し》の能力で特大サイズの植物トークンを本体にシュートし、相手にターンを返さないアプローチが取られています。

・強力な点
 コンボデッキでありながら、個々のカードパワー自体が高く、純粋にビートダウンとしても優秀です。アルケミー産《繁殖の原基》はデメリット無しの2マナ3/3でコントロールからすると眩暈を覚えます。《喜ぶハーフリング》からの1→3ジャンプアップはどんなデッキにも勝てるチャンスを生み、長引いた後のトップ《甲殻を這うもの》は一気に場をひっくり返す力があります。

アルケミーだからこそ完成した根デッキ


・つくべき弱点
 無難な所でまずは墓地対策。ただし、場も同時に見ていかないとビートダウンされてしまうので、「墓地に干渉しながら場を持たせられる」ものもサイドに含ませているほうがモアベターかと。

原基にぶつかり負けしないサイズ

もう一つは置物依存度の高さを咎めるプラン。《陰湿な根》が止まれば大きく行動を遅らせる事ができます。デッキにフィットするなら《緊急の検死》はキラーカードとなり得るでしょう。

襞ザウルス君また君かい?

以上、ジャンド陰湿な根のおさらいでした。次回は「4cフプルスフ」を取り上げたいと思います。

あなたのアルケミーライフが実り多きものでありますように。

③へつづく

 この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.
 また、本記事を作成するにあたって、マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイトのカード画像を使用しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?