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嬉し恥ずかし悪目立ち

悪目立ちとか言っちゃて、デザイナーの方々ごめんなさい。  

「かっこいい」とか「かわいい」とか感じるのって、結局は他のモノとは違う「何か」を見い出したからですよね。

大雑把に言えばデザインなんでしょうけど、細かく見ていくと「生地」であったり「パターン」「縫製」、たったひとつの「ボタン」に心が動くコトもある。  そしてそれら全てが、醸し出している「空気」や「匂い」。

今回はそんな「何か」に突き進んで、向こう側まで行っちゃった(笑) 、他とは違う「唯一無二」な服たちを何点か・・・。

買った時は、面白いなぁ〜と思ったんですが、いざ着てみると還暦ジジイには少々持て余すヤツら。(汗)        まぁそれぞれ何回かは着てますけど、やっぱり難しすぎるなぁ。

あ、買ったのは何年も前ですから・・・  変な言い訳


若い人たちなら上手いこと着こなせるんでしょうかね!?

ってか、若い人たちはこんな服は選ばないんでしょうね。  なぜか今の若者、特に男子は目立ったり浮く恰好を極端に嫌がりますねぇ。

まわりの人たちと同じ雰囲気だと安心するっていうか、もう流行とかトレンドなんかとは違う次元のものを感じる。  徒競走でビリだと可哀想だから、手を繋いでゴールしましょうみたいな感覚。

みんな揃って、店頭のトルソーと同じコーデである必要はないと思うのですが・・・。  若い人にこそ恐れることなく、どんどん冒険をして欲しいものです。  いま風の言い方をすれば、「斜め上」も楽しいのでは!!。

まぁ時代は常に変わっているのだから、年寄りの価値観を押し付ける必要はないと思いますけど・・・。   

前置きが長くなってしまいましたね、それでは。


フランス製のシャンブレーシャツ

背中側から見ると普通の爽やか系のシャンブレーです。  でも、USものとは少し質感が違うかなぁ。  ヨークのラインがチョット凝ってますかね。

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そして表側は、見事なチキン野郎なんですよ。

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全て刺繍されてます。  なかなかの迫力でしょ!! (笑)        ちなみにフランスではニワトリ(雄鶏)って国鳥、非常に親しまれてる鳥で、よくロゴマークにも使われていますよね。

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こちらもフランス製のハラコシューズ

ハラコって素材に関しては、人それぞれ考えがあるとは思いますが・・・。  革ジャンとかも、作りづらくなってきましたし、パラブーツなんかも、ビーバーやアザラシを廃止して久しいですね。

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これが子牛なのかポニーなのかは私には分からないのですが、とにかく目立つコトだけは確かなようです。

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中敷きはたぶん革ですねぇ、ビルケンなんかに似てます。

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リバーシブルのベスト

日本のブランドですが、あの食品メーカーとコラボですね。  誰もが見たことのある、あのロゴマークが・・・。

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ほとんどの生地はコットンツイルなのに、プリント部分だけはヘリンボーンという小細工も。  おそらく、そちらが内側なんでしょうけど、擦れてプリントが薄くなちゃうのが、もったいないです。(笑)

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昔から日本では「粋」とされている、表を地味にして裏を派手にする感覚なんでしょうかね。  プリント側を外にして着ていると、メーカーのまわし者みたいで気持ち悪いと言われます。  若い女の子なんかだとポップでいいかも・・・。

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確かに異質なモノたちだけど


手放せないモノたち。

勇気を与えてくれるモノたち。

アイデンティティーを突き付けられる。

今日は着れなくとも明日は着れるかもしれない。


カッコつけ過ぎか!? (笑)



なんとなく、イケイケの感じで

SHOGUN  「男達のメロディー」




では、では、また次回。  ありがとうございました。