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<鑑賞記録>路地の端の海 / デューク・オブ・ヨーク劇場

2019年にナショナルシアターで上演されて話題だった作品が、去年の10月から外部の劇場で上演されています。話題作が上演終了後に半年以上も観られるって羨ましいです。でもそっちの方がお金になるんだし、お客さんもハズレなく観られるんだし、日本でも出来そうなモンだ。

話も面白かったです。小学生くらいの子連れの家族が何組か観に来てたけど、全くお子ちゃま向けって雰囲気じゃない。原題が「The Ocean at the End of the Lane」って、長いんで直訳しました。あらすじは、男の子が女の子に出会って、その女の子が超能力持ってて、その子と仲良くなったから男の子が悪者に狙われて、そんでどうすんのって話です。話題作ですし、今後ナショナルシアターライブとかで上映される事になっても不思議じゃなさそう。ネタバレが気になる人は、下に貼ってある舞台写真は観ないでください。

ナショナルシアタープロデュースの作品は、舞台美術がホントに毎回凄いです。これは、ほんとに凄いと思う。今回は、割としっかりした家からガッツリした森になったり、奥から車が出て来たり、どうやって転換してんの?ってシーンが沢山あった。森のシーンで出て来てた木は、全部本物っぽかったな。アンサンブルの人たちの転換の動きが、キャラクターの感情を表現してて、細部まで作り込まれてた。転換の時の衣装が、普通の黒ティーシャツってのは気になったけど。

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