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06_適応障害になるまで④

前回から3ヶ月も空いてしまいました(;;)

1つ前からの続きになります。

月残業が80時間の生活が数ヶ月続き、何とか年末の仕事納めまで乗り切った。お正月は久しぶりに実家に帰省した。何度か母とは電話で定期的に連絡を取っており、私が精神的に弱っていることはとても心配してくれていた。年末のバラエティを見ながら、ご飯は出てくるし、お風呂も沸いている、私が帰ってきたときようにとベッドの布団も綺麗にしてくれている。実家はありがたいほどに至れり尽くせりであった。

数日実家でゆっくりでき、重たい身体を無理やり起こして年始の仕事始めに向かった。すると案の定年始一発目からまたどんどんと仕事の依頼が相次ぎ、中でも1件大きい案件を私がメインで任されることになりそうな流れになっていった。全く気が乗らない、正月ボケなのか・・?1日中ずっと頭が混乱している。胸が常に圧迫されている感。普段仕事中立て込むときや締め切り前は食欲がなく、飲み物ぐらいしか喉を通らないのが、特に年明けからはずっと続いている。資料やメールの文章が理解できない、頭に入ってこない。夜眠りが浅く、常に夢を見る。仕事の夢。リアルすぎて夢なのか現実なのか分からない状態(中途覚醒)が数時間続き、朝起きれない。無理やり起きて準備するが、会社の最寄駅に着くまでに過呼吸になる。オフィスの自動ドアが開くウィーンという音を聞くだけでパニックになる。自席に座って隣に苦手な上司がいるだけで身震いが起こる。記憶力が衰え、指示がすぐ理解できなくなる。こんな自分は存在価値がないと否定し続けた。


こんな異変が続き、ネットで症状などから調べるともしや私も「適応障害」なのではないか?そう感じて近くの精神科を受診することになった。

母親ぐらいの年代の女性の先生だった。穏やかな人柄でゆっくり話を聞いてくれ、抑うつ状態が続いていること、日常生活への支障からその場で「適応障害」であることが伝えられた。今後詳しくカウンセリングや検査を通して、正式に診断がおりるという。生まれて27年間何一つ病気せず過ごしてきた身からすると、外傷でなない精神疾患という目に見えない病の宣告をどう乗り越えていけばいいのか、この先が見えなすぎて不安に押しつぶされそうだった。正式な診断が出て、書面をもらうのには時間がかかるらしく、この状態を会社に伝えなければ、、先生には早く現場から離れるよう、休職か早期退職をすすめられた。


#HSP #適応障害 #アラサー独身


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