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試遊感想|ゲーム制作超初心者が行く初めての #デジゲー博

こんにちは、ヒヅメです。

最近、同人ゲームというかインディーゲームというか…そういうものを作ろうとしてるんですよ(トップ画は現在開発中のゲームのアートワーク)。

ゲームを作ること自体はそこまで困っていないんですけど、どうにも横のつながりが無いなあと困ってまして「こりゃ展示会見に行くのが早いや」とデジゲー博を仲間と見に行きました。

興味深かったり面白かったゲームをメモしておこうと思います。

(順番は見に行った順)

1.Gosun Soft / ネコとコバン

もう画面を見た瞬間「ボナンザブラザーズ」を思い出して懐かしい気持ちにさせられました。

最近の巨額予算をかけたAAAタイトルも好きなんですけど「あの頃プレイしていたゲームを現代的にリファインしてやりたいんだよお!」という欲求も同時にあるんですよ。

「ああ、きっとこのゲームはアレのオマージュなんだろうな」で良いんです。いや、それが良いんです。そしてそこに現代的な操作感や感動があればなおさら良いわけです。

というか、僕は僕自身がきっとそういうことをやりたくてゲーム作りしてるんだなあと思い起こさせてくれたゲームでした。

2.qbert / レトロゲームエイリアンズ

「レトロゲームエイリアンズ」という作品のゲーム内ゲーム「妖精達の街路」を試遊しました。

もうヘッドフォンをした時点で耳がファミコン探偵倶楽部とかブルートレイン殺人事件に連れていかれました。なのに!学園恋愛ゲーム(妖精達の街路ね)!いやあ、たまんないっすね。

グラフィック、音楽、ゲーム内ゲームのドット絵、操作感…どれも素晴らしいのですが、一番はその一体感ですね。ごちゃごちゃ感が全くない。

3.ヘビサイドクリエイション / 東京珈琲パンデチカ

こちらのコーナーは人気で、僕は見るだけだったのですが、目の付け所が凄いですよね。「ああ、もう自粛生活はノスタルジーを感じる歴史になったんだなあ」と。

パンデミック化のコーヒー屋さんですよ? それだけで面白そうじゃない? そういう「聞いただけで面白そう」というのがインディーゲームの強みというか良さなんだなあと感じました。

4.6th Sense Games / イノウノカルテ

一緒に行った友人が「ヒヅメ、カウンセリングがゲームになってるで」と腕を引いてくれたのがこのゲーム。カウンセラーの一人称視点でこどもたちとカウンセリングするのですが、話の進め方やカルテの確認の仕方など、カウンセラーとしての世界観がUIでも表現されていて没入感が最高でした。

僕は暗に社会問題を扱ったシリアスゲームを日本でも展開していこうという目標でゲーム開発を進めているのですが、このゲームを見て分かりました。

「日本はシリアスゲームというくくりを用いていないだけで、十分にシリアスゲームが存在する」んですね。まあ当たり前っちゃ当たり前なんですけど。

クリエイターの世界観/社会観がゲームの中でごく自然に溶けている、それこそがあるべき形なのだと勉強になりました。

5.SOMMIT GAMES / KAKURIYO-カクリヨ-

まずシンプルに面白かった。

協力型ホラーゲームなんですけど、僕だったらSwitchで友達とか親戚が泊りに来てくれた夏休みにやりたいなあと思わせてくれるゲームでした。イメージ的にはオーバークックと同じジャンルというか。

見下ろし画面のシンプルな操作性と協力がゆえのドタバタ感がそうさせるのかな。

そうドタバタ感!ドタバタ感は恐怖を増幅させますね!「何やってるの?早くしてよ!死んじゃう!!」って。

マジで面白かった。はやくswitchで出してください。

6.やっぱりリアルを体験するのがいいね

ゲーム制作し始めの超初心者ですが、インディーゲーム制作者のみなさんと直接お話をしたり、展示会の様子を感じるのは、パソコンでの調べものやゲームプレイとは全く違いますね。

ゲームって、当たり前なんですけど、めちゃくちゃ血の通ったコンテンツなんだということを再確認しました。

そして何より今回一番思い知ったのは「ゲームは未完成であっても世に出すべき」ということ。デジゲー博でも途中経過として未完成のゲームがたくさん出展し、試遊され、参加者に知ってもらっていました。

ということで急遽僕もゲーム用アカウントを作成していきます。ここには書ききれなかった全ての出展者、ゲーム制作者の皆様、素晴らしい作品と体験をありがとうございました!

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