鳥羽の海っていいね!
自然環境リテラシー学
海コース第二回
実施日 : 2022年7月16日,17日
こんにちは。今回私は三重県鳥羽市で実施された自然環境リテラシー学に参加しました。
今回の実習の1日目は三重県の「みえアウトドアヤングサポーター連携事業」の一環です。
まず、鳥羽は伊勢湾と太平洋の境目あたりにあり、離島が多いため、内湾の要素もありながら、外湾の影響もあり、潮流もとても複雑な海域である、という特徴があります。
1日目
曇りがちの空から始まった1日目。鳥羽駅からバスに乗ること約10分。三重大学附属の水産実験所に到着しました!荷物を準備していると突然雨が強くなり、雷も鳴り出し、近くの離島が見えないくらいに視界が悪くなりました。
雨も風も弱くなり、また、雷も遠いので、出航できると判断したため、カヤックのある浜まで行きました。PFDとスプレースカートを着用し、いざ、出航!(なお、PFDとスプレースカートの解説は前回、説明があったため省略させていただきます。以下URL https://note.com/hizu_kk721/n/n81fd39eb6674)
1日目の出航!
雨がポツポツ降っていたため、出航した浜から近いところをツーリングしました!1ヶ月ぶりで、前回は漁港内でしかカヤックを漕げませんでしたが、今回初めて漁港から出て波の影響のある海域を漕ぎました!ですが意外と漕げ、先輩たちから褒められて、気分もあがりながら楽しんでツーリングできました!
鳥羽は観光地のため、ホテルが多く、ホテルの露天風呂を海側から見るという初めての体験をすることができました。
柴田丈広さんのお話
今回の実習でお世話になった講師として来ていただいたアルガフォレスト代表の柴田丈広さんから、鳥羽の海の潮の動き、また、実際の経験談についてお話頂きました!柴田さんについての紹介は下のリンクに貼っておきます。
上の写真のように、地図を使って潮流について教えて頂きました。満潮、干潮について考えたことは特になかったのですが、カヤックを乗る上では潮の流れが大切になってきます。潮流は一日の中でも潮汐によって、行きと帰りで逆の方向に流れていることを見ることができます。なので海の上では時間を管理することも大切になってくるそうです!
岩や島が多い鳥羽湾では上の図のように、岩があると、本来の水の流れに反する流れをします。これに巻き込まれると、思わぬ方向に流されてしまうのでとっても怖いんです。なので、潮の流れをよくつかんで漕ぐことや、旅行計画を立てることが大切です!
2日目
1日目が悪天候でしたが、2日目は綺麗な青空が広がっていました!そして暑い!こまめな水分・塩分補給と日焼け対策で、熱中症に気をつけて、出航!
ちょっとやらかした話
今回私、失敗してしまったことがありまして…。1日目は酔い止めを飲んだのですがとっても眠たくなったので、2日目は飲まずに行ってみたんです。そしたら酔ってしまいましたよねー、それに雨上がりのせいか波も割と高くて。
「ちょっと酔ったかもしれないです。」と先輩に言うと素早い対応で近くの無人の浜で休むことが出来ました。30分くらいかな?寝ると酔い止めも効いてきて復活しました!
次回からは酔い止めは絶対飲もうって決めました。
みんなと合流すると、また悲しい事実がわかっちゃいました…。私が寝てた間にスナメリに遭遇したとのことでした…。めっちゃ羨ましい!いつか私も遭遇したいな〜
タンデムに初乗車~!
酔いがマシになってきたので、タンデムという2人乗りのカヤックに乗りました。これは進む速さが違う!私は前に乗ったのですが、後ろの人が漕がないとなかなか進んだ気がしなかったなぁと感じました。タンデムはシングルのカヤックよりも艇長が長いため、直進性には強い傾向がありますが、方向転換の際には2人の息を合わせることが大切でした!
セルフレスキューに挑戦!
気分も良くなってきたので、第1回では時間が無くて出来なかったセルフレスキューに挑戦してみました!カヤックから落ちてしまった時に1人で再びコックピットに戻るのですが、これが難しくて…。
まずコックピットの後ろに身体を腰まで乗り上げます。これは出来たのですが、ここから先の座るところで10回くらい落ちちゃいました〜。重心を低くすることがポイントだよって先輩から教えてもらいやってみて、数えておけばよかったのですが、10回以上やってみてやっっっっと出来ました!ほんとにずっとアドバイスくれた3人の先輩方には感謝しかないです…。
浜での散策
海コースなので、今回は海で遊ぶことが何度も出来ました!面白い形の岩の中をくぐってみたり、ヤドカリを捕まえてみたり、海で浮かんでみたり、こういう時に生き物にもっと詳しかったらなって思いますね。
イルカ島の前を通った際にイルカショーをやっていて、イルカがジャンプしていることを見ることが出来て嬉しかったです。
知っていると便利なロープワーク
今回知っていると便利なロープワークについても教えてもらいました!私が紹介したいと思うのは、自在結びというものです。自在結びを知っていると、テントの時に金具がなくてもその代わりを務めることができます。また、物干し竿の代わりにもすることが出来るそうです!結び方は下の画像を見てください。とっても簡単で紐を巻き付ける事しかしていないイメージです。
最後に
この2日間で10キロくらいの距離を移動したらしく、カヤックでそこまで移動できると思っていなかったので驚きました。1日目に教えてもらった潮の流れを実際に漕いでみることで感じることができました。その時、勝手に流されてしまうのが怖いなと感じました。日焼け対策をして挑んだつもりだったのに、手の甲だけ真っ黒になっていたのはショックです…。セルフレスキューもできたから自信もっていきたいと思います!次回からは船酔いはもうしたくないので、その対策もしっかりします…。
ありがとうございました!
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