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自分の麻雀スタイルを見返してみた

はじめに

自分は「手役重視守備型」だと思っているし、そう公言してきました。しかし、自分はかなり副露も使うし、実際得意です。躱し手もよくやりますし、今はバランス見直し中で、押すところはかなり押しています。ということで、自分の麻雀を見つめ直してみようと思います。


自分の基本の考え方は?(構想編)

自分が麻雀で常に考えてること、それは
「どうすればこの手が満貫になるか」
「この手を鳴けるようにするには」

の2つです。
一つずつ見ていきます。

「どうすればこの手が満貫になるか」
この考えのもとよく使う役は
「混一色」「立直」「食いタン」「チートイ」「ドラ」です。
ドラは役じゃない?その通り、なので前の三つを組み合わせます
そして満貫がどうしても見えない時に躱し手を作り場を流しにいきます。
そして順目が進むごとに、3900,5200を目指していきます。(5200はトイトイもよく使いますね)
あくまでも満貫を思い浮かべるのは、「配牌時」です。全てがうまくいった時、どうすればいいか、理想形はなにか、それを考えています。

「この手を鳴けるようにするには」
この考えでは
「混一色」「食いタン」「役牌」「トイトイ」そしておまけの「三色、イッツー」です。
ここで気づくと思いますが、満貫を狙う時に使う役とあまり変わりません。このことから、満貫の手順を見つけた時、その時はかなりの割合で「副露」が入っていることがわかります。
自分は副露して高い打点を作りにいってるらしいです。
さらに小回りが効くので、立直や副露に対して、回して和了りきることができるのも、副露に魅力を感じているところです。

この二つを進めていくための基礎的考えとして
「リーのみは余程のことがない限り打たない」が挙げられます。
リスクリターンが見合ってないのもありますが、この二つの考え方にリーのみが合っていないのが大きいです。
良型なら打ちますが、そもそもリーのみになる手順を踏みません。

パターン1

例えばこの9pポン(誰でも鳴くと思いますが)
このまま門前で進めてもリーのみになりそうです。清一色にすれば満貫が目指せますし、鳴けるようになります。自分の考え方二つに則ったポンですね。
2sがドラですが、染め手を思い浮かべていたので、2sくっつきより役牌重なりを優先しました。

自分の基本の考え方は?(場の進め方編)

この時ラス回避とトップ取りで変わるのですが、分けて書いていきます。

「ラス回避の場合」
これは単純に
「ライバルからのアクションにこそ押していく」
「一個でも上の着順に」
「オーラス2着目にいること」

です。

「ライバルからのアクションにこそ押していく」
ライバルからの立直や副露、それらに対してはガンガンいきたいです
まあこれは単純に、ライバルに和了れたらきついからですね。
放銃しようが横移動しようがツモられようが、なんにしろ和了れたらきついです。
流石に自分の手に価値がなければ押しませんが、ライバルがなんでも打ってくれるボーナスタイムです。いくしかないでしょ! 
東場と南場、他との点数状況によってもかなり変わりますが、東場なら親が残ってるからいく、南場なら後がないからいきそうです(笑)
横移動が嬉しい場合、他と点棒がそこまで離れていない場合、そんな時は無理せずオリに徹します。

「一個でも上の着順に」
これも単純に、その方がラス回避に近づくからです。
トップ取りよりこの意識は強いですね、下の着順との配牌ツモ勝負になった時、3着目だとかなり運勝負になります。その状況にそもそもならないことを目指しています。1個目の考え方がここに関わってきて、後に取らざるを得ないリスクを、復活のチャンスが多い序盤のうちに取ってしまおう、と考えてます。
南場は運勝負になってしまってるので、そもそもの問題としてその状況になりたくないですね。

「オーラス2着目にいること」
これも単純で、放銃しない限りほとんどラス回避できるからですね。
これが最重要項目で、半荘通しての目標です。これのために、1,2個目の考えがあります。

「トップ取りの場合」
これは
「トップからのアクションにこそ押していく」
「極力オリを選ばない」
「オーラス最低でも満貫ツモ条件以内にいること」

です。

「トップからのアクションにこそ押していく」
ラス回避の場合別に突き抜けられても最悪構わないんですが、トップ取りならそうも言ってられず。基本ガンガン押していきます。
ラス目や3着目とかのアクションに対しての方がオリますね。
放銃してもトップの方が偉いならリスクと見合ってるはずなので、しょうがないと割り切って着順を上げることに全力を注ぎます。

「極力オリを選ばない」
これも1個目に関わってくるのですが
トップを取るということはその分加点すること、同卓者の加点のチャンスを潰すこと。つまり先制されても後手からリスクを最小限に押し返すこと、これをまず考えたいです。


パターン2 ここからチー発進
比較的安全なものを切って食いタン和了

ここから急所のカン7mをチー、これは流石にする人少なそう。
これは門前じゃあまず無理そうだし、対面が上下に放銃祈るお祈りゲーになってしまいます。ならば、それを願いつつ自分もやれることはやろう、という副露です
そもそも安牌も足りなさそうなので、端っこアタックで降りながら和了に向かっていきました。

「オーラス最低でも満貫ツモ条件以内にいること」
これは自分の一個目の考え方「どうすればこの手が満貫になるか」に関わってきます。
自分が思い浮かべる理想系は常に満貫です。そもそも跳ねツモは作るのが難しい、混一色や食いタンなどはなかなか跳ね満になりづらいです。必然的にリーチを目指すことになりそうですが、二つ目の考え方「この手を鳴けるようにするには」に真っ向から刃向かう手順を踏まなければいけなくなります。
自分の考え方二つに跳ね満を狙うことはマッチしないので、常に満貫ツモ条件以内でオーラスを向かえようとしています。

自分の基本の考え方は?(押し引き編)

そもそも自分は攻撃型なのか、守備型なのか。これは言い切りますが、「守備型」です。
さっきめっちゃ押す考え方だったやん!てなるかもしれませんが、少し違っていて、押したくないから今のうちに押すんです。
そもそもとして麻雀は和了らなければ勝つことができない性質上、ある程度は押さなければいけません。どんなに守備的な人でも立直と宣言したら、以降の牌は全て押しているんです。守備全振りの選手なんて存在しないと思っています。
自分はリスクが最小限のうちに押したい、そしてリターンを得たらそれこそ
「どう押すか」ではなく「どうオリるか」に思考をシフトしていきます。
(手牌価値にもよりますが)
なので、リスクが大きくなってリターンと見合わなくなってきたら押しからオリへ移行します。つまり、ギリギリまで押すけど、限界でやめる。そんな感じです。

まとめ

この三つから考えて、自分の麻雀タイプは
「副露多用打点重視守備型」
になるのかな、と思います。ただ守備型とはいえ考え方的に勝負どころで引かない、けど最後まではいかないといったギリギリのバランスを保ってます。
元々守備重視なのでラス回避得意ですし、この考え方に基づいて押すのでトップ取りもそこそこできるようになってます。

まとめてみて

自分の考え方を羅列しただけでしたが、自分の中で自分がどんな雀風かを整理できたので良かったです。ここから自分の打ち筋がどう変化していくのかなと自分でも楽しみです。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。これはただの自己満足ですが、またいつか別のことも書いてみたいです。


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