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ようこそ忍ミュ13弾小松田祭

いやーーもう余は…………………………余は満足です。苦しゅうない。
約10年前に忍たまで出会った友達と「小松田が出るなら…行くしかねえだろ!!!!!」とGロッソに駆け付けたわけだが、 上演前のトイレの長蛇の列に並びながら「こっちは小松田が出るのを…第3弾の山賊砦の時からずっと待ってたんだよ!!」と叫んでしまったくらいこの公演に異様なまでの期待を抱いて臨んだわけだが、本当に………俺たちが待ち望んでいた“小松田秀作の大迷惑”ここにあり!という感じでした。


というか、舞台全体がかなり私好みで嬉しかった。
「忍たま乱太郎」に私が求めているものが【楽しくキャラクター性が嚙み合ったわちゃわちゃコメディ】なので、 今回はそれが存分に楽しめて良かったです。
12弾再演も行っていたんですが、シリアスな作風だったのであんまり私は好きじゃなくて…。
オリジナルキャラクターの完成度は非常に高かったし、キャストの皆さんの演技も曲もよかったんですが、 私が忍たまのシリアス部分に異常に興味がない(というか小説版とかは好きなんだけどアニメとか本編でじっくりがっつり見たいかっつーとそうでもない)ので…それはもう、根本から打ち解けようがないから……。
土井センの「今」が好きなので、大人の過去に子供を巻き込むんじゃね~~!!てなっちゃってた。

12弾がめっちゃまじめだった反動なのか30周年アニバーサリー連動の影響なのか、本当に全体が浦沢義雄だったね……。
殺陣とか上級生のカッコよさとか、長年忍ミュの中で培われて成長してきた大切な文脈もあるんだろうけど、初期も初期の頃の忍ミュで記憶が止まっているので結構ガチャガチャしてるのが懐かしさあって嬉しかったんだよな。
忍術学園入学の願書受付中!Ah!受付中!

いっこーさんの土井センの日常パートマジで好きだァ~ッうれしい!授業崩壊。
それぞれの学年のやり取りとか見てて楽しいんですが、よく考えたら忍たま生徒諸君の中で突出してこいつこいつこいつ推し推し推し推し!!!がいないタイプの学園関係者オタクなので、 どのシーンも「わーいおもろいアハハ」というテンションで見られた。
しいて言うなら私はいろは組の縦割りより委員会の絆のオタクなので、やっぱ予算会議が好きなんだよねー♥って。
潮江がミキティのツアー衣装に予算割いてて本当に失望しました。
でも俺は「身内びいき」という行為が大好きなのでラッキー♪(二重思考)

あーってか勘右衛門ってどこ委員会か決まってない時期あったよね!?
ギザナツカシス… どこになるんだっけ…あっ学級委員か。思い出すまで1分かかったが思い出せて逆に自分に感心した。
前ミキティの火器のサチコの名前思い出した時も脳トレみたいな気持ちになったもん。

尾浜と久々知って絡んでるとツッコミが蔑ろで雑でいいな…。
こいつら…おもしろいじゃん。

プロジェクションマッピング背景が基本好きじゃない派なんですけど、
今回見ていてトータルで「忍たま乱太郎」をやってるなーと感じたのでこの徹底ぶりは好き。ドクタケんときとかビシーーッて世界塗り替えてくるからうっとりしちゃった。
というか画面ビリビリ芸もそうだけど、漫画しかりアニメしかり忍たまって平面世界である面白さを生かしてるから、3次元(2.5次元)になってもやってもいいよねーって。 あとツイッターでも書いたけどGロッソって細長い(横幅が狭くて奥行きと高さがある)から、左右サイドから見て背景がズレて見えるみたいなことがあんまりないんだろうな。初回なら確実に前方より後方席座ったほうが楽しいみたいなところがある。
でも南蛮歌詞芸はさすがに、カリステとはしごしたせいもあるけどおい!!!川尻演出すぎる!!!!!!!!!と思って草生えた。
あれ実力のある俳優でやらないと滑るだろうから、ベテランがいる忍ミュで…よかったーーー!!😿なった。

ドタバタして楽しい!という感想ではあるんだけど常にドタバタ劇で明確にここがシナリオのキモ!みたいのはない気がするので、 起承転結でメリハリのある作品を求める人にとってはちょっと疲れるというか、ネタを延々と連発されてるみたいな疲労感はあるかもしれない。
でも一通り稽古見せてからグルッと視点転換して本番中は舞台裏を見せるってめっちゃくちゃテクニカルなことやってないか?!?!
本番始まってからの加速がすごい。本当に面白いよ…!!!!
演劇を扱った作品である以上稽古通りに進まない!っていうのは鉄板とはいえ、ドス・マスの演技の変化とか、トラブルの処理とかとにかく見ていて飽きなかったな…。三谷幸喜的というか。
アンジャッシュのネタバラシを先にやったのもいい。あれ客にもずるずる隠して引っ張ってたら「とっくに客にはわかってるのに隠れているものとして扱われてる」ということで苛立ちが生まれかねないと思うんですよね。
先に提示することで、全力でふざけるぞ。という覚悟が伝わってきました。
上で4年が踊って全てを有耶無耶にする下りの勢い、マジで「狂い」すぎて笑いすぎて大汗かきました。

一番笑ったセリフ→「学園長死んでくれーーーー!!!!!!
選出理由:不謹慎を分かった上で覚悟を決めて死と暴力を繰り出すギャグのことが大好きだから。

ていうか小松田…小松田君…
本当に…最高ではなかったですか?
マジで喋り出した瞬間「おい、なんか…山崎たくみおる。」すぎて、10年間一緒に(多少悪意のある)小松田秀作のモノマネをして過ごしてきた友達も私も体をよじって笑ってしまった。面白すぎるよ……。
ありがとうございます、このような前途ある有望で素晴らしい役者さんが小松田秀作を演じて下さること……………………………………。大スキ!(広末)
全員に呆れ返られる歌を歌われながら舞台全体に紙をまき散らすのが本当に……待ち望んでいた光景すぎてヤバかったんですけど、私もカス社員なので自分の労働っぷりを見ているかのような錯覚も起きました。
小松田くん……わかるぜ。お前も冊子印刷設定とか一生間違ってやってるんだろ?
ただ、ミュの小松田はもう忍者はあきらめたんでスゥ😠💦と言いながらホョワァ~~~~!(かっこいい殺陣)僕なんかやっちゃいました?みたいな感じだったのでおい、なろう系小松田秀作!?!?と思ってウケました。アニメの小松田ならドクタケにおだてられたら速攻忍者になってしまいかねないからな…。
ていうか今回は小松田に限らず忍たまに介護されてる大人(年上)が頻出でアツかったですね。
嬉しい~♥ 浦沢脚本あるあるですが、大人より子供のほうが冷静でまともなせいでダメだこいつ的に扱われてる大人が好きだから♥

私は小松田くんのあわわあどうしよ~~😨💦とか言ってたと思ったら急にスイッチが切りかわって「ほあ?みんなどしたのぉ?」みたいに“凪”になる怖いところが好きなので、舞台でも堪能できてうれしかったです。
小松田君のすばらしさに敬意を表して、ついに私も前回気圧されて踊れなかった勇気100%でワキワキ踊るオタクになれました。

あー嬉しかった…。
ていうか忍ミュ→カリステとマチソワするつもりが間違って両方マチネ取っちゃって、チケット取り直してカリステ→忍ミュのマチソワになったんですけど、
「この後今日はトークショーと記念撮影小松田さんということで…」って言いだして、マジで友達と一緒に「え?!?!なんそれ!_!_??!トークショー!??!?!」って目ん玉ひん剥いて大汗かいちゃった。(一切知らなかった)

まさかチケット間違って取ったおかげで小松田とキャプテンの写真撮れるなんて♪アタシって…世界一ラッキーなオタクかも♪
まあ間違って取ったチケットそのまま人に譲るでもなく無駄にしたんですけど(16,000円)

⚠🚨散 財 者🚨~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵

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