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4thルド吹キャラ別感想-聖ルドルフ編

本当にクソ長くなりました、ルドルフのオタク故御無礼

メンバー評

・赤澤

リアコ大量製造枠。
公演前から新体操選手としてのスキルを活かし赤澤の「日課・逆立ち」を未だかつてなくピックアップし続けたことで(俺たちの間で)話題に。
赤澤のイメージって「バカ澤コノヤロー」に引っ張られて若干粗雑キャラ方面にブレがちですが、奥村部長の赤澤はあくまで原作読んだ限りの印象の落ち着いていて、かつ好戦的な性格、広い視野の人物像で居続けてくれたかな〜と。
「海はいかなる川をも拒まず」の座右の銘を持ってきてくださったあたり、そういう男である赤澤への歩み寄りを常に感じました。
部員を見守ってくれてるんだな、そして前に立ち続けてくれる男なんだな…と思えた。
観月の性格がアレなことも受け入れた上で策略に付き合ってる感じ、でも観月の真に思うところには躊躇してかあと一歩踏み込めてない…でも、理解してやりたい…と思ってる感じがあった。なにかと「観月…!」て声をかけてあげるあたりとか…

最初「邪魔だぁ‼️💢」がマジで怖すぎてビビってたのですが割と初期で「邪魔だって‼️」にシフトしたので若干マイルドにはなった。
演技面では苦労されたようですが、特にそういった印象は受けないほど何に関してもきっちりお上手にこなしてた気がする。
むしろ歌やセリフに関しては公演が進むごとにどんどん良くなっていったのでありがたいねえ……。ダブルスソングの声の出し方も楽日あたりは赤澤らしく、かつ伸びやかで…
「関東大会進むのは俺たち…聖゛ルドルフだ!」とか
「観月の調べにはな゛い…」とかセリフに滲むパワフルさというかプライドのある男感がめちゃくちゃ好きだった。
日替わり腕まくりでオタクの心をかき乱し続けたがあれの秘密は5thまで教えてくれないらしい、気が狂いそうだぜ!!
ルド吹公演はアクロバットできる人間が多すぎて感覚がだんだん麻痺して行ったのですが、奥村部長のアクロバットはとりわけ重力を自在に操っている気がするつったら変だけども…「アクロ中の身体の魅せ方、見え方」を熟知してる人間だ…!!と感動しました。
立ち姿もかっけぇ〜よな!ちょっと胸はって顎をグッとあげてる感じ、赤澤っぽくて好きだった。
試合ではアクロを使わず(まぁ赤澤はアクロキャラじゃねーから)、校歌で縦周りとカテコでロングのアクロのみに抑えたのも良かった。
でも、部のために一言だけ言わせてもらいます…!バナナを食うな。試合を見ろ。

・ノムタク

野村が励みだった ノムタクが癒し枠だった♪
よくぞルドベンチを束ねた 野村が可愛いおかげ♪
いや〜3rdから引き続きですけど、ノムタクは試合がない以上もう…ベンチワークに徹さないといけないわけですから……しかもその手がかりはほかのキャラより少ないわけですから…大変だよね。
私はノムタクがマジで大大大大大大大好きなんですけど、何が好きかって考えたときに「部長とマネージャー、生え抜きと補強組」っていう対照的なツートップが存在してるこのルドルフっていうチームの中で、あんまり空気の読めないちょっとオタク気質のある小柄の少年があえて副部長に置かれてるところが…めちゃくちゃロマンを感じるんですよ。
まあ観月が前に出たくないのと雑用に使いやすいとかそんな悲しい理由かもしんないけど……😂
八重澤くんのノムタクは、「絡みやすくて、親しみやすくて悪気がない、そしてテニスが純粋に好き」って感じで…マジで大好きでした。こういう子だからツートップの間に挟まれても飄々としてられるんだろうな、ていうのがわかるっていうか。
金田サポート頼むぞ!って言われてるの見ても「やったじゃん金田!」って笑顔になるし、越前すごいプレイを見ても「すげー!」て素直に言っちゃうし。
いや…ちょっと「弟君」って言いすぎだろ!!!と思ってたけど、その都度淳と金田にマジで怒られてたのでなんか……ノムタクって家族構成わかってないキャラだけど、4ノムタクは間違いなく一人っ子だろーなって…そこに悪意のニュアンスは多分1ミリもないんだろうな…。
裕太もなんか悪気ないってわかるから怒りきれないのかもしんないし、バーって怒ってもへこたれないからその場で帳消しになるっていうか。だからあんな…先輩に対してゲンコツで行けるんだろうな…
淳と金田とすごく仲が良いのが斬新だった。ベンチではこの3人が基本セットで一緒にいるって…そんなルドルフのイメージ…今まで見たことねえよ!!
ルド吹前に出たツタヤのグッズの組み合わせが「淳&ノムタク」でなんでだよ!!て紛糾してたけどあれは4th仕様だったから…なんですね♪
ダンスも歌もちょ〜うまかったな…都大会開会曲ではノムタクがセンターになる瞬間があるのでやったあ!!ノムタクセンター曲だぁ!!と思っていました。(?)
他のレギュラーがキメ顔してる時もいまいち決まりきらない「オヨ…?」みたいな表情になってるのがすげえ…好きだった…。
インスタライブとかも見てたんですが八重澤くん…こんなオモシレー愉快少年があんな…客降りで眩しい笑顔を見せてくれていたと思うと……頭が下がりますね。

・観月

オタクをたまげさせたで賞2022、受賞 みづいプロ。
ふたりはもちみち!プリキュアの黒い方  キュアアメージング
いや〜すごかったな。テニソニで鮮烈なルドルフパラダイスデビューを飾った4代目観月はじめですが、その完成度で我々オタクのルド吹公演への期待を盛り上げ…
そして本編で演技を持って応えた…。
まあみづいプロの演技の繊細さについてはもう何人ものオタクが褒め称えているところではありますが、本当に…なあ!?
とにかく「舞台上での佇まいが、動作の一つ一つが、観客にはどういうふうに伝わるか、受け取られるか」ということをめちゃくちゃ理解っている…。それは目線のやり方であったり、表情の作り方、背中を客席に向けている時の雰囲気であったり…。
というか観月を見ていて、舞台を見ている観客にとって「わからない」って普通にストレスというか負担になるんだなあ…!?ということが改めてわかったというか。
キャラクターが今何を思っているか、その動作に何の意味があるのかということは、秘める場合もあるけども…やっぱりわかりたいんだよな、客は。
でもそれをわかるように伝わる演技をするには演技力…技量がいる…ということ…それが役者ってことなんだなと……。
私が公演期間中印象深かったのは、さまざまなオタクがみづいプロの観月に対して「原作の観月だ」「アニメの観月だ」「カゴプリの観月だ」とありとあらゆる世界線の観月を見出していたことです。
観月って(まあ他のキャラも、もしくはさまざまなメディア展開がある作品については全てが大体そうだけど)媒体ごとの性格が結構差があるというか…でも難しいことにそのどれもが観月なんですよね。
そしてキャラクターというものは、消費者の数だけ解釈が存在する。その中でベター、ベストを尽くす必要がある2.5って大変だなあ…としみじみ感じてしまった。
そしてみづいプロの観月はその数多の世界の「観月像」を内包する素晴らしい観月だったということ…。
私はテニミュにおいて「テニスが強いこと」を表現するには結局…演技もそうだけど…歌とダンスのキレで伝えていくしかねえーわなあー!?と考えてるんですが…みづいプロの観月のテニスって本当に強そうだった…!
もちろんプロがテニス経験者なのもあるとは思うんですけど、ラケットの受け取り方、振り下ろし方、リターンの決め方、自信溢れる佇まいからビシッバシに感じられました。
私はルドルフのオタクではあるけども、観月のテニスがそこまで強いかどうかって考えたことがなかったっていうか。不二先輩に負けてしまう未来も知っているし、新テニで9番コートに留まってしまっている未来も知っている。
しかし、都大会の時点では…観月のテニスってルドルフの面々に「さすが観月さんだ!」と言わしめるテニスをやってきてるはずなんですよね。
こいつとなら関東大会目指せるぞ、という自信をメンバーに与えてきたテニス。その説得力がありました。
まあ日替わりに関してはなんかもう…プロ、本当にありがとう…プロのサービス精神を感じた。「観月はじめ」というさまざまなイメージ(ヴィランで、イライラしがちで、物腰は柔らかで、ギャグパートになると面白くって、みじめで、強かで、テニスプレーヤーで……)を1公演ですべて見せてくれた。
何もかも……お疲れ様でしたっていうか…。

・裕太

上演前から「裕太グッズを大量に譲渡する謎の親戚のお兄ちゃんや裕太のイラストを送ってくれる謎の母知人」を持ち、かつ自分より何をやってもすぐこなせてしまう兄がいるという…生まれながらの不二裕太の器として(俺たちの間で)話題に。
いや、あんまりキャストの人生とキャラクターを重ねるのもなあとは思ってはいるんですけどゆえとくんさんはなんか…愛されて育ってきた子なんだなあということがヒシヒシと伝わってくるので…なんていうか…

正直歌唱・演技スキル的には結構危ういっつーかテニミュってこんなんよなあ!と思いながら東京公演から見ていましたが、とにかくツイストスピンショットやライジングのフォームの完璧さがすごい
私がミュージカルテニスの王子様に求めるものの一つが「試合を現実世界で再体験する」ことなのですが、ゆえとくんさんのフォームに関しては漫画でもアニメでも、過去シーズンのルドルフ公演でもいまいちピンときてなかった(よくわかんねーけどあのポーズで着地する。としか思ってなかった)ツイストスピンショットの現実性を存分に堪能させてくれた……。
そうか!こうやって素早く球を叩いてるんだ、これが肩に負担をかけるんだ!っていう納得と興奮というか。それを可能にしているのはゆえとくんさんがバレエやってたからなのかもしれませんが、対空時間が長いのでフォームが目に残りやすい。
だからこそS3の演出はもったいねーな、もったいねーよと思うんですがね…。
凱旋までは裕太勧誘シーンが回想でしかなかった、かつベンチにもほぼいないので本当に印象が弱くて…いまいち見えてこないなあ裕太が!と思ってヤキモキしていましたが、凱旋まで来たところでいろいろ演出が変更になり、ゆえとくんさん裕太の印象というか持ち味は「都大会時点の裕太特有の危うさ」なんだなあ!!という結論に至りました。
観月に認められたことをとにかく拠り所にしている、自分のことで一杯一杯であんまりチームのみんなまでには目が入ってないのかなと。
でもチームのみんなは裕太のこと好きだと思うので…金田と来年頑張って…。
だからまあダブルス戦不在でベンチワークがないのも…ギリ…納得。
ただ亜久津戦の時とかは基本的に「人と喋る」くらいしかできてなかったのでそこはちょっと寂しかったかな…!ここは役者としての成長を期待したいところ。表情や立ち姿とかもね、もっとこれから引き出しが増えてほしいなと思いますし。
ボールの軌道を目で追ってるのとかかなりよかったんですが。
まあキャスト同士の関係性もあるとは思うんですけど、ルドルフってなんか他校と絡みがそれほどあるわけでもないせいもあってか年相応さがすごいよね…!中二の男子〜って感じ…
まあ、テニプリのキャラクターたちって大人びて見えるのがデフォみたいなところ貼るのでそれがいいかはわからない…。
ライバルズあるものと信じて話しますが、全立で成長したゆえとくんさんをぜひ見たいものです。その時何歳!!??!?!

・金田

金田ーーー!!!!!!!!
三井プロが舞台経験者としての卓越した存在力を見せつけた一方、舞台未経験者として圧倒的なポテンシャルを見せつけたな!と個人的に感じたのは二宮金田です。
とにかく演技もうまい、ダンスがうまい。
M1や開会式ソングではついつい目で追ってしまうほどの完成度。
振り付けがぐっと肩からしっかり入るので見栄えがすごいです。
キャラ的にも「まじめに・しっかり」という印象を残すのでバッチリ合いますね。

過去シーズンの「バカ澤コノヤロー!」も好きだったんですが、赤澤の恐怖が増した分客席ではなくきっちり赤澤に向かって喝を入れる金田の勇敢さが際立って見えたように思います。でかい声を出した、だけにとどまらず本来そういうことを積極的に言うタイプじゃないだろうにプレーヤーとしての責任感が勝った、ということが伝わってくる……。なんか震え声のニュアンスが混ざっててたまんない気持ちになるんだよな…。
赤澤を追う視線だったり笑顔だったり何かと印象に残るものを与えてくれる。

あとはとにかくベンチワークを充実させてくれてたな…と感じました。ルドルフって赤澤・金田、観月・裕太、柳沢・淳の関係性(そして満遍なく行き届く野村)がほとんどなイメージなんですが、金田が裕太や観月を真剣に応援してくれることで「ああ、いいチームだ、聖ルドルフ…そしていいやつだ、金田…」と自然に思えたと言うか。
どうしても2幕の山吹ベンチの完成度と比較してしまいたくはなるんですが、あっちは面白キャラが集合してる分わりとなんでもできちゃう幅があるので……
野村と金田がベンチで仲良く飛び跳ねていてくれたことで保ってたな!というか。

そしてまあ〜、幼少期亜久津ですよね!なんでボーイズじゃなくて二宮くんが…!?と思わなくもないですが、まあ二宮くんの演技力が幼少亜久津にドンピシャだったということで…ほんとにうまかったよね!暴力。
テニスなんてよ…つまんねーんだよ!」というセリフを兼ね役とは言え金田役のキャストが言うことは純粋に「そ…そんなこと…言わないでくれ金田…涙」と思ってしまったが……(世界線混乱しすぎ)
それにしても幼少期亜久津で出る都合で千石戦不在、亜久津線に遅れて出てくるのがマジで解釈が難しかった。
ベンチワークの解釈というのは正解が開示されない以上悶々とせざるをえないんですが、最終的に「コンソレーションに負けたことで落ち込んでどこかに一人で言っていた、観月や野村たちに励まされ、最終的には裕太と来年の躍進を誓う」というストーリーに落ち着いたのかな?と思うんですが…
金田って、コンソレーションでは唯一赤澤と共に勝ってるからな…。自分が勝ったか、じゃなくチームが勝ったかが全てだからそこでショックを受けるのはわかるけど。金田くんは優しいからな…なんかドッと来ちゃったのかな。でもなんか2年がぐらついて3年(特に観月)が励ますっていう構図はすごく良かった。
1回感情が決壊してしまったのか観月に野村に慰められても全然ダメで何かを察したルドD2まで慰めに来たのは……😭…になっちゃったな。あそこで感情がブワーーとなるのもいい…役者だよ…。

あとはやすえ姉さん金田を見れなかったのが心残りです、円盤に入れてくれ。

・柳沢

これはね、ほんとに難しい。
私は正直、最後まで久保だーねのことを掴みきれなかった。
いやもちろん試合中、そして原作にある振る舞いのかぎりは彼は完璧に「柳沢慎也」だったと思います。ちょっとスキップするような感軽やかな移動であったり、ルド校歌前にハケていくカチローとカツオを見やる好戦的な視線であったり、海堂と桃城の諍いを楽しそうに眺める表情であったり。
だがその先…言ってしまえば「柳沢慎也が聖ルドルフ戦においてこなすべきこと」をこなした後…コートの外の柳沢慎也が今ひとつ見えてこなかった。

というのも、私は原因の一つに「ベンチワークの大半がボーイズとの絡みであった」ことがあるのではないかと思う。
マジで私は基本的にルドルフを定点していたが、だーね!だーにゃ!の時以外ほっ…とんどなんか話してるか、頭に氷嚢載せたまま試合をわりと真面目に見てるか…という感じで淳との絡みがそんなになかった気がする。(淳が野村金田と絡んでるのもあるけど…)
ここからは私の「他校生をベンチ近くに配置すんじゃねえよ……会話すんじゃねえよ…」という恨み節が混ざってくるのでなんというかフラットな意見じゃないんですが……。😂
もちろん、稽古場から一緒に過ごしてきたボーイズであろうし、なんなら秋山三中の1人は壇くんだし、柳沢は…久保だーねは決して他人と話しているわけではない。
でも我々客席から見てしまえば、他校生というキャラクターは学校名、ビジュアルや振る舞いからある程度の個性を想像するしかない他人なのである。そこには深掘りの余地がない。結果的に、「柳沢は誰と、どんな会話をしているのか」は何もわからないまま、つまり「久保くんが演じる柳沢」の個性も靄がかったままである。
そもそも自分の学校の試合中に他校生と何をそんなに話すことがあるんだよ!!!なんなら試合中池田とかにまで話に行ってなかった?柳沢くんは学校の壁さえも超えていける超弩級の陽キャラ…ってコト!?
青学戦開始前の金田くんとの絡みや淳との絡みは良かった。
し、なんならルドルフ戦よりも亜久津戦のベンチワークのほうが柳沢は光っていた気がする。「逃げんの?」のあとの衝撃で「お゛っわ〜〜っ…」みたいな顔してるのは「見たくもない」って顔を背ける淳とのギャップが感じられてすごくよかったし、壇くんが割り込んできたことに対するリアクションも良かった。
それだけに…ルドルフ戦のベンチワークが響かなかったことがとにかく惜しい。

歌声は本当に本当に良かったです。テニスのための品位(歌うま選抜)に堂々収まっているのも納得でしょう。
久保だーねの歌声がルド校歌の荘厳な雰囲気を生み出すのに一役どころか二役買っていたことは間違いないと思います。
試合に関してもそつなくこなしているなあと思ってたんですが、凱旋ラスト近くになってから急に「観月のシナリオは怖いくらいだ〜ね、当たるだーね」の煽りがめちゃくちゃ上手くなったり、まァアアーーーだ拾うのかよォーー!!!!の必死さが胸に響くようになったりと急成長を見せてくれるキャストでした。だからこそもっと見たかった。イケメン久保(©︎奥村部長)を…。
あーあ、「こう言う試合大好きだーね!」を久保だーねで見たかったね…。

・淳

変わりましたね…彼。精神力のパラメータあげておくか!(柘植コーチ)
初見感想では「半透けネットのせいでよく見えなかったからもはやセットを動かしてる姿の方が印象深い」とかいう地獄のような記憶しか残らなかった私ですが…
いや〜淳は伸びたな…!!!!!!!

というか、しゅがれいさんの中でしゅがれいさんなりの淳像が確立してきたんだな…というか、その淳像が私にとって望ましいものになったというか…に思えた。
「とてもクリアできなかったさ」が最初はすごく悔しそうだったのが次第に純粋に、クリアしようとしてもできなかった試合の駆け引きにワクワクしてやり切ったというようなスッキリ感…。やっぱり私がルドルフD2に求めるものって「しぶといね呆れるよ そうでなくちゃね コンビネーション覚悟しなよ ぶちかますぜ」なので。

まあ「優劣がある世界に生まれて 平等を忘れたいと がむしゃらな強さを刻んで…俺は立つ‼️‼️」の解釈はまだちょっとかなり…迷ってますね…。
いや私が世に存在するルドルフ二次創作を見すぎてあーそっちの解釈?こっちの解釈?てさまざまな思惑を胸に持ちすぎているのもあるのかもしれん…。
いわゆる「六角の中では居心地も良く楽しいテニスはできていたが、自分よりも強いと評判である双子の兄を持ち微妙なポジションにいた、間違われてルドルフに来たことをむしろ好機と捉えて、純粋に自分の実力で木更津淳という一個人の選手として見えてもらえることを望んでいる」…的な!?
私としては「淳自身もその優劣についてはあまり自覚的ではなくて、間違われたけど面白そーだしルドルフでテニスやってみよっかな」→「のびのびやる六角テニスが柳沢の肩の力を抜いた、柳沢とのダブルスの中で“こういう試合大好きだーね”的なマインドが2人の中で育っていった」的な解釈なんですけど…。淳一回ホームシックなってるからな。そこでなんか人生観に見つめ直しが入ったのかも…いや淳解釈合戦は永遠に続くから難しいね…😂

ノムタクが弟くん呼びしてしまうたびに本気で怒ってる淳、斬新だったな…。なんというか淳って自分が「かわいがられる弟ポジションであること」については便利だなあ〜とか思ってそうだったので、あ、怒ってあげるんだ、やさし〜な〜て…
テニスがうまい兄を持つ弟として裕太にシンパシー感じてる?とか考えられるようになったのはマジで4th独自の関係性のおかげかも。
あとはまあーほんとノムタクと仲よかったよね! We are the best teamで毎回ほっぺツンしたり振り回したり、君たち親友!?😂て感じで微笑ましかった。

おかげで柳沢とは…君達どう言う関係なの…??という疑問が残ってしまったが…。
こんな距離感のルドルフD2見たことねえよ!!!!笑 いや、試合前とかね。
チャック開けたり、ラケットコツンってやりあったりしてる端々から仲良さげな感じはしたけど。むしろ寮とかでも四六時中一緒にいるからわざわざくっついてる意味ないのかもしれん。そう思うと4淳って結構独立心あるな。

あとは〜あれですよね!観月戦で十字を切って祈る淳。
ルドルフってやっぱカトリックだったの!??! まあ色々な情報を鑑みると「そこまで深くは考えてない」んだろうけど…。
絶対木更津家がもともとカトリックだったとかないと思うので…あと元々信仰心が熱いとか宗教の授業真面目に聞いてるようにも思えないので…淳が生まれて初めて真剣に神に祈った瞬間かもしれない。何かこの瞬間あの追い詰められている観月を救って助けてやりたいと思った時に縋ったのがルドルフにきて出会った「祈り」って行為だったて言うのはすごい…いいじゃん。木更津淳だけが手に入れたものだよ、それは…。
ドライブB見てなかったり亜久津戦で壇くんのでっかい声にウワーーってなったり亜久津の暴力にゲェー…てしてたりけっこう奔放な子っぽさもあってよかった。見栄えがある木更津淳だったと思います。
玉林中のヅラ見ながらイメトレも済ませたので……亮になってまた戻ってきてくれ…!


チーム評


演技未経験、舞台は経験有、ドラマは経験有のメンバーの中で観月役だけ舞台経験者というキャリアが入り乱れるチームで、なんかすごく…そのあり方もルドルフっぽいなあ…と重ねて感じてしまうところがありました。
ルドメン各人がみづいプロに感謝してるのもなんか、そうだよねえっていうか…

青学はもちろんテニミュ経験者、同じ対戦校である山吹も芸達者なメンバーが多いため全体的な平均スキルというか舞台の見栄えで言えばどうしても一歩及ばないなとルドルフのオタクながらも感じてしまうところはあって…。いや各個人の魅力は当然すごいし大好きなんですけど。チームというか舞台として見た時に、自分がルドルフのオタクじゃないとしてどう見るか?と思うと。
でも…悲しいことだけども…ルドルフって青学と対戦した学校で(キャラグッズ作られるような学校の中で)唯一全国に行っていないんですよね。
だからルドルフはスキルが及ばないのがいい!てわけじゃなくて……

及ばない、だからこそ余計にこのキャストたちの成長をもっと見ていたかったなあっていう悔しさと…なんでルドルフは負けちゃうんだろう…っていう悔しさがダブって真に迫ってくるというか。
秋に観月が転校してきて、そっから1年足らずで作り上げたルドルフが今のルドルフだから、これからもっと強くなっていくだろうな…という未来への希望を抱かせてくれるチームだったと思います。ありがとう4thルドルフ…。

どうでしょう?ネルケくん、チームライブをやってみては…。
本公演だけがテニミュではありませんよ。

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