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ひなたフェスのこと

2024年4月6・7日に横浜スタジアムで開催された『5回目のひな誕祭』
セットリスト、既存楽曲に4期生の参加、おひさまリクエストでのユニット曲、新曲『君はハニーデュー』の初披露等々、非常に楽しく、『JOYFUL LOVE』での各期生代表の挨拶・決意表明など、新たな日向坂46、そしてメンバーの覚悟と決意を感じさせる素晴らしいライブでした。

その中で、発表された2つのサプライズ。
まず1つ目が日向坂アンダーの名称『ひなた坂46』の発表とアンダーライブ『ひなた坂Live』開催決定のお知らせ

2日目のサプライズで、9月7・8日のひなたフェスinサンマリンスタジアムの開催が発表されました。

まずひなた坂Liveとひなた坂46について
自分の推しがひなた坂46になる為、思う所、今後の展開等について書きたいことは山ほどありますが、こちらについてはまた別の機会で…

今回は、ひなたフェス2024について書いていこうと思っています。

福岡県に住むおひさまとして、九州で日向坂46のフェスが開催されることは非常に嬉しい!
しかし、福岡県に住んでいるからこそ、九州管内での集客・移動等の各種問題が大変であるという事も同時に分かるので、参戦を考えている方の少しでも参考になればと思い、今回は記事を書かせてもらいました。

移動・宿泊問題
こちらについては運営も分かっているのか、宮崎県下の交通各社、JTB、JR九州等と連携を取りながら、各種ツアープランを提示しています。
しかしながら、物理的な問題(宮崎市内の宿泊施設の件数、航空会社の保有飛行機数等々)もあり、他地域からのおひさまを全て補完は出来ないと思います。
となると、大半のおひさまは自力での現地入りを余儀なくされると思います。
その際、特に首都圏のおひさまの皆様は愕然とするでしょう…
地方における交通インフラの貧弱さを…

東京・大阪の様な、狭い土地に人口が密集している土地と違い、地方は広範囲に住人が点在している為、生活には車が必須で、車で全て動くという車社会なんです。
それが原因で、交通インフラが赤字となりさらに縮小するというスパイラル…

今回の宮崎でのフェス開催で延べ5万人前後のファンが移動するわけで、その大半が自力となると…

当然ソラシドエアも臨時便での増便もするでしょうが、空港の発着枠の問題等物理的問題もあり、劇的な対応は難しいでしょう。

自力での現地入りを余儀なくされる方に、九州に住まうものの提案としては、福岡・熊本・鹿児島を経由しての宮崎入り。

①福岡を経由するパターン


福岡⇔羽田・新千歳⇔羽田間はドル箱路線の為、各社(LCC含む)便は非常に多い+コストも安いのと、便数が多い為、予定を組むことが遅れても、飛行機の利用料金に大幅な変動が無い。
自分もおひ活で飛行機を利用しますが、大体往復で¥28,000~30,000で落ち着きます。
福岡空港から先は3パターン

①JRを利用した移動 


博多~宮崎
ただこちらは現時点では、直通は1便のみ(にちりんシーガイヤ)で、直通に乗ろうと思うと福岡への前乗りが必要(7時31分発)の為。
費用は特急で往復で約¥20,000ほどかかります。また、移動時間で5時間半ほど見る必要があります。

博多~鹿児島中央~宮崎
こちらであれば、1時間に1本~2本は便は有、ただ宮崎駅~サンマリンスタジアムまでの移動等を考えると、12時24分発博多→鹿児島中央(九州新幹線)→宮崎(特急きりしま)16時21分着がリミットかなと思います。
費用は往復で約¥30,000ほど、移動時間は約4時間程

ただ協賛企業の中に、JR九州が入っている為、臨時直通便や、JRバスによる各拠点(博多駅・熊本駅・鹿児島中央駅)から会場までの臨時便等のバックアップはあるので、随時確認することがお勧めです。
※記載時間は、4月10日時点のダイヤを参考としています。変更の可能性有

②羽田→福岡→宮崎と福岡をトランジットした航空便


JALが1日/7便、ANAが1日/6便と運行をしています。
飛行機を使うと、45分ほどで宮崎空港に到着します。非常に楽です!
ただ費用が往復で¥30,000(羽田⇔福岡)+¥40,000(福岡⇔宮崎)ほどかかります。
じゃらん等旅行会社のパックや、格安航空券を取扱いしているサイトを常にチェックしてコストを下げることがお勧めです。

③高速バスの利用


こちらであれば、往復¥12,000程度で抑えられます。便も30分~60分間隔で発車しております。
所要時間は約4時間半ほど。
バスの為、体力は奪われますがコストを一番抑えられるのはこちらです。

④レンタカーでの移動


車種にもよりますが、大体1日¥10,000程度×使用日数
ガソリン代が¥10,000程度(満タン2回として)
高速代が往復¥13,000程(ETC利用として)
自由度はありますが、慣れない土地での長距離移動(往復約600km程)の為、複数人でフェス参戦なんかは運転を交代しながら、費用も人数割りすればメリットはあると思います。

あとは、ミックスした使い方。
JRとレンタカーだと、博多~新八代(九州新幹線)費用は往復¥16,000と
レンタカー代¥10,000×使用日数
ガソリン1回満タンとして¥5,000程度(満タン1回として)
高速代が往復¥8,000程(ETC利用として)
走行距離も往復300㎞程に短縮されます。
また、新八代まで新幹線移動後、高速バスにて宮崎まで移動(所要約2時間半程、費用往復¥9,000程度)もあります。

②熊本を経由するパターン

熊本を経由して移動する場合、熊本到着後、JR利用だとほぼ意味が無いと思います。
理由としては、熊本から宮崎の直通便はなく、博多駅か鹿児島中央駅を経由しての便となる為です。
羽田~阿蘇くまもと空港は往復¥32,000程度、便数も1日/20便弱運行されています。
熊本を経由するなら、パターンは2つ

①高速バスの利用

費用は往復¥14,000程度かかります。また阿蘇熊本空港→新八代駅まで移動後、新八代から宮崎空港まで高速バスで移動となります。
一度新八代を経由しないといけない為、所要時間が約3時間半、費用も高くなります。
正直、阿蘇くまもと空港を利用して、高速バスの移動はあまりメリットはないと思います。

②レンタカーの移動

レンタカー代¥10,000×日数
ガソリン代 ¥5,000程度(満タン1回として)
高速代¥9,000程(ETC利用)
距離は往復400km程となり、福岡よりは移動は当然楽になります。

③鹿児島を経由するパターン

関東の方で自力で来られる方は、鹿児島経由が1番いいのかなと思います。
南九州で一番の都市の為、羽田⇔鹿児島便はそれなりにあるっていうのと、宮崎まで距離は比較的近く、宮崎入りの選択肢が複数あります。
羽田⇔鹿児島間は、往復¥35,000程度、便数も20便強/日運行されています。

正直鹿児島から宮崎への移動はそこまで詳しくないので、参考までにNAVITAIMEの検索結果を添付しておきます。
※9月はまだ検索できない為、土曜日として検索しています。

検索結果を見る限り、鹿児島空港から最寄駅の国分駅まで移動、そこから特急きりしまに乗って宮崎入りがベストみたいですね。
費用は、往復¥7,000程、所要時間も2時間半程度です。

宿泊について

発表された瞬間から宿泊先確保合戦が始まっているようで…
運営がツアープランを組み、旅行代理店各社もパックプラン用にホテルを抑えている中で、残った少ない枠を一般で争う結果、価格が高騰しているみたいですね…
現時点(4月10日)で、宮崎市とその周辺はほぼ格安ホテルは抑えられているのではないでしょうか…
自分も日向フェスは車で移動しての参戦予定ですが、自分の場合どうするかを参考までに記載させてもらいます。

宮崎市から車で1~1.5時間程度のそこそこ大きな街で確保する。
具体的には
宮崎市内から都城市・延岡市・小林市辺りまでをゴールとして、その中にある安いホテルを抑えにかかります。
上記3つの市は、宮崎市内から1時間~1.5時間程度のそこそこの規模の都市(人口5~10万人程度)なので、宿泊施設もそれなりにあるかと思います。
その道すがらの安いホテルを抑える動きをします。

最後に

冒頭でも書かせてもらいましたが、九州は首都圏・関西圏と違い、圧倒的な自動車社会です。街も移動も自動車社会前提で動いています。
そのため、公共の交通機関を使用して現地入り、ライブ参戦したはいいものの、宿泊先が確保できないなんて問題が出てくると思います。

なので、個人的にはレンタカーの使用は必須だと思います。
自分は福岡から参戦予定の為、自家用車での移動で計画を組む予定です。

X上のTLを見ていて思ったのが、関東勢と九州勢の運転距離に対する認識の圧倒的な違い。九州の人間は、九州管内の移動はよっぽどの事情が無い限り、車で行う人が多いと思います。
そのため、片道300~400km位なら平気で運転しちゃいますが、関東の方は交通インフラが充実しており、日常生活においてその必要が無いので、『1日に300km~400kmの運転とか非現実的!』と思われる方が多いのではないでしょうか。

この点については地域の特性の為、どうしようもない部分だと思います。
なので、ここから先は、個人の優先順位がどこなのか(コスト?楽さ?時間?)、またどのタイミングに参戦を決めて動き出すかによって動き方が変わると思います。

なので、例えば阿蘇くまもと空港からレンタカーを利用するとか、鹿児島空港からレンタカーを利用するとか、公共の交通機関とレンタカーを併用して移動する事が一番良いのかなと思っています。

今回のひなたフェスは、ある種の実験的要素も含んでいるのかなと思っています。
地方自治体と一定数の動員力のあるグループがコラボし、地方自治体は、『地元の魅力を広めたい!』という観光促進の点、2日間のイベントで開催される経済効果の点。
グループとしては、地方のファンの開拓、地方マスコミへのアピールによる営業促進の点。
ひなたフェスが成功すれば、今後のロールモデルとなり、他の地域(たとえばまだ日向坂として未上陸な北海道など)へのグループの展開なんかも出来る可能性が増えてくると思ってます。

いわば新たな展開の試金石として今回のひなたフェスはあるのかなと思っています。

ひなたフェスの成功の為に、九州勢のおひさまが率先して盛り上げないといけないと思いますが、動員の面からいうと、全国のおひさま、特にファンのボリュームゾーンである関東の方の来場が無ければ、成功は厳しいのかなとも感じております。

ただ、福岡のおひさまとすれば、ライブ、イベントでの関東遠征は毎度費用がかなり掛かり、遠征の大変さを知っている為、『無理しても来い!』ともいえないので、少しでも『あっ、これならいけるかな?』って思ってもらえる方が増えることを祈って書かせてもらいました。

ひなたフェスの成功と、日向坂46の発展を信じて…



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