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お金の話~給料編 健康保険料と厚生年金保険料~

 自分の給料で引かれている項目は何につかわれているんだろう。というごく当たり前のことを気にしたこともなく働き始めて早8年、せっかくなので調べてみました。
 簡単にですが、調べたことの備忘録として残します。


給与明細を確認してみた

 ということで、さっそく給与明細を見てみました。引かれている項目で多い順に厚生年金保険料→地方税→健康保険料→所得税→雇用保険料。なんとなく何に使われているかは想像はつくものの、せっかくなので調べてみました。
そもそもこれらすべてをひっくるめて税金だと思っていましたが、どうやら「税金」と「社会保険料」に分かれているらしい。どちらも聞き馴染みのある単語ではあるものの、きちんと説明できないな、、、。特に「社会保険料」という大きなくくりについて説明できないので今回はこちらについて調べてみました

社会保険料ってなに?

 ではまず社会保険料から。一言でいうと、「自分や家族の身に何かあったときに公的保障で支える」という制度に使うため、幅広く国民や企業から集めている保険料の事でした。
 もう少し細かい区分として①健康保険料 ②介護保険料 ③厚生年金保険料 ④雇用保険料 ⑤労働者災害補償保険料に分かれていて、私が支払っているのは①、③、④で⑤は会社負担、②は今後40歳になったら支払われるらしい。また引かれる項目が増えるのかと思うとすこし億劫です、、、。
参照:https://www.orixbank.co.jp/column/article/229/

厚生年金保険って?

 「年金」っていう単語から、老後にもらえるお金をイメージしていましたが
老齢年金=老後に受け取れるお金
障害年金=何か障害などがあったときに受け取れるお金
遺族年金=死亡した時に残された遺族に支払われるお金
の3つにわかれていました。
 支払い額としては給与の18.3%を会社と折半して支払っているらしい、知らなかった。
 また、老齢年金で返ってくる分の中には会社折半の分は含まれておらず、本当にその分まで取ろうと思うと16年かかるらしい。そこまで長生きしても健康かわからないから、長く支払わなくていいから早くほしいなと思った次第でした。次の年金に関する手紙はきちんと取っておいて、中身確認してみようと思います。

健康保険料の使い道って?

 健康保険料の支払先には組合健保と協会健保の2種類があるらしい。そう言われてみると、新卒で入った会社は大阪府○○組合という保険証だった気がするし、今の会社は自社の保険組合がある。そんなところも知りませんでした。
 この健康保険料は、医療費、出産・傷病などの給付金、健康診断や指導、事務経費といったものに使われているとのことで、割合としては以下の通り。全国健康保険協会の資料より引用です。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/honbu/event/kohoshizai/01_leaf_iroha23.pdf

  健康保険料に限って言えば、思ったより高齢者に使われている金額は少ないんだな~、という印象。ではあれだけ垂れ流されている高齢者の医療費はどこから出ているの?という別な疑問も出てきましたが、話がそれるのでまた時間があるときに調べるようにします。
 こちらもいわゆる労使折半という形で徴収されていて、自分と会社で折半で支払っている。これに関しては自己負担が給与の5%程でした。

まとめ

 も雇用保険も徴収されていますが、額が少ないことと、失業時などに払われる保険ということで割愛します。
 改めて見てみると、思ったより社会保険料で引かれているな~という印象です。自己負担だけで給与の15%、会社負担分も含むと30%近く持っていかれている計算に。この制度考えた人、他人をいいように誘導する天才ではないかと思う。
 この社会保険料、税金と違って国会審議で通せるので、どんどん上げてきた歴史があるようで現役世代の負担がとても厳しくなってきている現実がる。更に少子化対策ということで、現役世帯が圧倒的に負担が多いこの社会保険料を担保にしようとしているらしい。
 現役世代は自分のように無知で無関心の人が多いと思われている(実際にそうな気もするが)ので、取りやすいところから取っていく、という流れになっていると改めて感じました。
 このままでいいとは思わないので、自分の思うこと、勉強したことなどはこれからも継続的にアウトプットする場にしていきたいと思います。

 



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