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アンパンマンvsLEGO 男性育休記2-5
旅行二日目、午前中に三重県桑名市、ナガシマスパーランド内のアンパンマンミュージアム、午後は愛知県名古屋市に移動してレゴランドを堪能し、レゴランドホテルに宿泊するという荒業の日である。
まず、アンパンマンミュージアム名古屋、である。桑名なのに名古屋を冠していることはこの際無視するとして、ちょくちょく3歳児とアンパンマンミュージアム横浜に行くことがあるので、それと比較したい。
アンパンマンミュージアム名古屋の特徴
・ジャムおじさんのパン工場でパンが買える
というと、いや、横浜にもパン工場はあるしパンは買えるやんけ、と激怒する御仁がいるかもしれないが、横浜の方は土日だと1時間待ちとかは普通なので、大人だけで行くならともかく、少なくともうちの3歳児ことヨシタロウには不可能な待ち時間である。なので買ったことがない。
しかし、まあ平日朝イチだからなのかもしれないが、客は私たちしか居なかったので容易く買うことができた。
ヨシタロウ御所望の通り、バンバーガーキッドと、メロンパンナ、ロールパンナの3点を購入したところ会計が軽く1000円を超えて、ちょっと声が裏返りそうになった。
ジャムおじさん、それはちょっと商売がアコギ過ぎませんか。
余談ですが、アコギというのは阿漕という三重県津市の地名から来ています(東海豆知識①)
・ミュージアム関係なく最近ジャムおじさんに思ったこと
3歳児がサブスクで観ているのを傍で観ていて、最近驚いたことがある。
映画22作目「はしれ!わくわくアンパンマングランプリ」でのことだ。
タイトルにもなっているこのレースについて、ジャムおじさんはこう説明する。
「このアンパンマンワールド全体を一周してくるレースにだ」と。
いやいや。あなたの世界は「アンパンマンワールド」というのが公式のということで良かったのですが。
じゃあ、思うんですけど、確かジャムおじさん、あなたがアンパンマンを誕生させたのではないのですか。
でも、その世界は「アンパンマンワールド」なのですか。おかしくないですか。じゃあ、アンパンマンが生まれる前は、ジャムおじさんは虚無にいたってこと?
なんかこわいので、この話はやめよっか。
・ショップのエグさは横浜の勝ち
横浜のすごいところは、ミュージアムに入らなくてもショップには入れていくらでもグッズを買える(買わされる)ところで、そのエグさはときどき涙が出そうになる。
名古屋は、入館しない限り買えないし、ショップは沢山あるけどさほど商売っけを感じなくて、なんか良かった。
・映えスポットは圧倒的に名古屋の勝ち
バイキンマンの例のUFOに乗って写真を撮れるとか、なんか色々あってすごい。
だがうちの3歳児はそのUFOには乗り気ではなく、なぜかたまぁーに食パンまんが運転する「横にSって書いてあるダセー商用の小型バン」に対して尋常ではない興奮を見せており、「これしょくぱんまんのくるまだよぉぉ!」と絶叫して周りのおともだちをドン引きさせていた。
・安全対策がすごい
ミュージアム本丸に入ると、虹色の滑り台がある。全然空いていたのだが、滑り台を登る階段、登った先、降りたところ、計3名のお姉さんが配置されており、渋滞するなどないようにおともだちをコントロールしていて、マジですげえ安全対策だと思った。3人も要る?と本当に思った。
しかし、うちの3歳児はすべり台の中腹で突然立ち上がってジャンプしたため、着地時に若干コケていた。そのことに対して滑走後担当のお姉さんがものすごく心配し、ものすごく謝罪しながら10メートルくらいついてきてくれたが、全然大丈夫だし、どう考えてもすべり台の途中で立ち上がってジャンプしたヨッくんが悪いのでこちらが謝りたかった。お手数と心配をかけました。
・ショーのダンスがかっこいい、が…
着ぐるみのアンパンマン、カレーパンマン、メロンパンナちゃん、バイキンマン、ドキンちゃん、それからダンスのお姉さんが2人のショーがあった。
まず、曲だが「アンパンマンは君さ」とか「サンサン体操」とか、ご存じの曲目であるのたが、そのアレンジがしっかりしたビートがついたEDMアレンジになっており、よく見たらアンパンマンとかもジャンルで言えばロックダンスのようなものを踊っていた。
うちの3歳児は残念ながらそのパーリー感に乗り切れなかったようで、何度お姉さんがオーディエンスを煽って立ち上がらせようとしても、最後まで座っていた。もっとパリピとしての地力を鍛えないといけないと思った。
そして、贅沢にもタクシーに乗ってレゴランドに我々は移動した。3歳児は寝たのだが、20分くらいで着いてしまったのですぐに起こすことになった。
レゴランド・ジャパン
・ホテルエントランスがすごい
レゴランドホテル。いきなり、LEGOブロックの海があり、3歳児がそこに飲み込まれて帰ってこないままチェックイン作業をした。
・ミニランドが3歳児の心をキャッチ
結論から言うと、このミニランド。よーわからん方に説明すると、レゴで作った新幹線とか、名古屋城とか、東京駅とか、そういうさまざまな作品。それに加えて5mおきくらいに設置された謎の青いボタンを押すと、やれ城から龍が出てくるとか、消防車が登場するとか、そういうギミックに完全に3歳児がやられた。
「パパこっちのボタンおしてみて!」
ずっと彼は非常に興奮したまま、ちょっと歩いてはボタンを押し、をし続けた。
3時間くらいずっとだ。
というわけで、今回の対決の軍配はレゴランドに上がったと言って良いと思う。
それにしてもサービスもいい、アトラクションも楽しい
平日とはいえ、ほとんどのアトラクションが待ち時間なく乗れてしまい、逆に運営が心配になった。
・レゴランドホテルのこと
たぶん面白いホテルだったと思うが、「しろいくるまほしいの」で買わされたLEGO製のランボルギーニ・カウンタックの組み立てに軽く2時間を費やしたので、ホテルのことはほとんど覚えていない。
完成して静かに感動する父を尻目に、「これはいらないなぁ」と3歳児にウイングをむしって取られて、思わず強い酒を欲してしまい、2Fのバー、スカイラウンジに行ったが、なんか予定よりも早く閉まっていた。
仕方ないのでコカコーラを飲んでから寝た。
ちなみに、寝室は妻、0歳児、3歳児でほぼ埋まったため、私はキッズの部屋の小さい2段ベッドで寝た。悪くはなかった。
4/20(水)の3歳児の食事
朝 ご飯と味噌汁
昼 ラーメン
夜 ハンバーガーキッドパン、ロールパンナパン
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