会話はたまに自分語り合戦なので、できるだけ「おもしろい話」をしたいしされたい

お笑い芸人でもなんでもないです。
ただ、「自分語り」ってほんとうは誰も興味ないと思ってるから、どうせ自分語りさせていただくならおもしろくして笑ってもらったほうがいいじゃんよ、と思います。
最近は同じような感覚の人と過ごすのが楽しくて会う相手が変わってきています


高頻度でここで自分語りをし始めたのは、どれだけおもしろくしようがオチをつけようが笑えない話とかオチなんてつかない話とか、暗い話とかを、人に話す以外のやり方で表に出すことで、心からどっか行っちゃえと思うからだったな。自分で気持ちを再確認して昇華させたいだけ、とかもある


まったく話の仕方を学んだ訳じゃない。わたしが誰かにする話がおもしろいなんて少しも思ってはないんだけど、それでも相手が笑ってくれる瞬間とかはあって(優しいだけかもだけど)、つっこんでくれたり、他の話題のきっかけになってくれることがある。そんな会話がすき。エピソードトークが好き。
だから、生身もnoteもわたしのおもしろさはいったん棚上げさせてもらって、ひととお話するときに感じることを記します


なんで自分語りと言ったかというと、会話はずっと、質問と答え、質問と答えの繰り返し面接じゃないから。たとえばふたりで話していてひとりが3分話したり、5分話したり、それを交代でやったりするから。
なのに自分のターンのその3分間に、相手が何の感情も持てなかったり、続きが聞きたいと思えなかったり、行くつく先がわかってしまったり、「この人が話し終わったらこの話しよう」と次の言葉を考えたりする時間が生まれてしまうって、なんか居心地悪くないかな?楽しいって気持ちになってるのかな?と不安になる

もちろん、だらだら最近あったこととか、これ美味しいとかあれ行ったことある?とか、もう感情を声に出しているだけでひとりごとみたいな会話もするし、その時間も大切。
でも、いつでも会える訳じゃない人とか、わざわざ約束して集まっているとか、そんなときって虚無で言葉を出し続けるよりも、つい大声で笑ったり冗談ばっかり言ったりしたくなっちゃうんだよね

だからこそ、何かの出来事を伝えて、それまででもいいし、仮にそのうえで相談したいとかの目的があったとしても、長く語らせてほしいときには、「盛り上がる」話をしたいし、そうなるような相手の話を引き出したいなぁなんて考えながら待ち合わせ場所に向かっちゃう


ちょっとだけお仕事に絡めて言うと、コンサルのプレゼンやディスカッションで意識して使うような話の組み立て方や順序はまったくといっていいほど普段は使わない。
結論ファーストなんてたぶんわかりやすく難しいじゃん、「この前酔っ払って転んでデニム裂けたの!」から始まる、デニム裂けるまでの話ってどんな顔して聞いたらいいかわかんないよね


それよりも、素人で申し訳ないけど、出来事の終わりにつながる伏線みたいなものを最初に入れてみたり、それでやたら背景を長く喋ってみたり。あとは自虐とか登場人物の特徴なんかを挟むことで、単調になっちゃう導入部分でくすっとしてほしかったり、それをきっかけに話が脱線して全然別のことで笑ったり、そういうのばっかり考えている〜〜!

わたしのどうでもいい人生で起きたことをお話しして、それでみんなが笑ってくれたら、その出来事が起きた瞬間を生きてる意味があったかも〜!って思っちゃうよ〜〜〜!



でも実は大人数での飲み会とかでは、数人が盛り上がってるのを横目にみながら、こっそり突っ込んだり話の腰を折っちゃいそうなことを、同じように横目で見ている人だけと共有して、こっそりふたりで笑ったりする時間も大好きなんだ。
そんな機会があってそういうことをできる人のことは、男女問わずすぐ好きになっちゃうかも!



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