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たのしみだらけ⑦お店の方々

生活のたのしみ展で嬉しかったことはたくさんありますが「今までご縁のなかった方・ブランドを見て知ることが出来た」のもそのひとつでした。

・鋼正堂

今回5日間お世話になったお店。スタイリストの伊藤まさこさんと陶芸作家の内田鋼一さんがおふたりでつくった、白い器とキャセロール。ありそうであまりない、柔らかな白い色とぽってりした厚みがとにかく可愛かったです。

伊藤まさこさん、何度でも書きますが、優しくてさっぱりしていて上品な、素敵な女性でした。所作がとにかくきれいで、まさこさんが触れたものは端からさらに美しさを増すように感じました。自分のがさつさが隠し切れない気がして、並ぶこともなんだか申し訳ない気持ちにさえ。

商品の数も6種類と多くはなく、お店というよりギャラリーに近い雰囲気。カラフルな周りのお店にくらべると白さが際立ち、たいていは比較的見やすく空いていたので、暑さと人混みに疲れたお客様が涼みがてら立ち寄られるような、少しかわった空間でもありました。

白状すると、うちにある白いお皿はすべて、春のパン祭りのお皿です、すみません(落としても割れないという点が優先度高し)。
でも「割れるから買わない」からは変わりたいかもな、と思わせてくれるようなお皿の数々でした。

・trippen

お写真が、カクシンハンさんが立ち寄られたときの最終日しかなかった…
世界先行発売のZORIを購入できる限定のお店。ほぼ日限定カラーが何種類もあり、連日途切れることなく、たくさんのお客様がじっくり吟味して購入なさっていました。
伊藤まさこさんがゴールドを履かれたインスタ投稿を見て購入される方も少なくなかったとのこと。カリスマスタイリストの影響力はここでも。

trippenのお店の方々はいつも気さくに話しかけて下さり、ありがたいことこの上なかったです。きっと、私が存じ上げないだけですごい方達なんだろうな。そして皆さんとてもおしゃれ。紺Tシャツ+白ボトム+サンダルという装いを、さっそくこの夏真似します。様になるかは別でも真似だけは出来る。

私はとにかく歩き回るのが好きなので、ヒールのある靴やサンダルは安物を手に入れて履きつぶしては買い替えることをくりかえしていました。だけど、サンダルでもしっかりメンテナンスしながら長く履けるものがあると、お店の方が親切に教えてくださいました。長く履けるものに目を向ける、良いきっかけをくださってありがとうございます。

・G.F.G.S

オーダーメイドのボーダーシャツをつくれるお店。オーダーメイドってきくと煩わしそうだけれど、手順はとても簡単なんだとのこと。

社長の小栁さん、社長なのに腰が低く、ユニークさとサービス精神の塊のような方。隣のお店の私たちのところへちょくちょく来て下さっては、和みのひとときをつくってくださいました。
方言まじりでお話されるその方言に聞き覚えがあり、聞いたらなんと同郷だった。親近感はMAXです。

小栁さんが、あるとき店先で、古賀さんとおふたりでしばらく話し込んだあと「いまの方だれ?」と仰ったので、つい爆笑してしまいました。「大ベストセラー作家さんですよ!」とお伝えしたら「それ早く言ってよ~」とSansanの松重豊さんの如くぼやかれていたお姿が印象的でした。

私はボーダーが似合わず、実は1枚も持っていません。だけどここだったら自分に合ったものがつくれたりするのかな、と期待大。ボーダー克服の日は近いかもしれません。

興味を持てるものが増えていく。
私の「たのしみ展の醍醐味」でもありました。

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