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それをわたしに言われても困る話

他人がプチ炎上している件についてTwitterで自身の考えを述べ、反応してきた人との会話で気づいたことがある。

それをわたしは今日「知らんがな文法」と名づけることにした。実際の経緯を伏せたフィクションに擬えて説明するぞ。

❶ 知らんがな文法の輩

わたしの愛用している製品に不具合があった。販売元A社がお詫びを出したんだけど、ちょっと無責任感が出てしまってる言い訳じみた内容で、余計に波紋が広がり始めた。わたしは「このお詫び文は社会人としてないな」とツイート。すると複数名の知らない他人からリプライがあった。

「不良品の弁済をしてほしいですね
「この状況をどう収束させるつもりなんですかね

は?

お分かりいただけただろうか?
これがわたしの提唱する「知らんがな文法」である。
(実際の経緯を伏せたフィクションです)

▼知らんがな文法

  • 第三者(A社)への要望+共感を求める「ね」

  • 第三者(A社)への疑問+共感を求める「ね」

▼受け手わたくし脳内

  • あなたはそうかもしれないけど、わたしはそうは思ってないし、言ってないですけど

  • それわたしに言われてもできないですし、知らないですし

  • 共感するのは自由だけど相手に求めないで〜、友達じゃない〜

こういう人には関わっちゃいけない、と思ってサラリと無視したんですが、そのあと流れてきたのがこちら。

そういうことそういうこと〜。この方は「自他の境界線おかしい人」と書かれていたんですが、主語がいいかげんというか、行為主体という概念がない人とも言えるのかなと。

❷ 笑顔で善意を搾取

たとえば職場で、問い合わせ回答を拡散したりした場合に「教えてくれてありがとう」「発信ありがとう」は分かるんですが、「問い合わせてくれてありがとう」って言う人、なんなんですかね。問い合わせはアナタのためにしたのではないが?サボってないで自分でせえよ。これ、同じ類の人がやっていると思います。

❸ あんたは寝とけ

これでこの件は成仏させるので、最後にひとつだけ。炎上案件に賛否はあるわけで、個々の意見を否定するものではないし、多様な意見が出ることが社会の学びになると思うんですが、こういうとき登場する思考停止おばさんが、結局のところ一番嫌です。

▼思考停止おばさん

「皆なにが気に入らないのか知らないけど、殺伐とするのやめよ?まずは中の人に感謝しよう?

待ってくれ、問題を起こされてなぜ感謝せにゃならんのだ?…そうかこれが偽善者ってやつか〜。小さい頃にいた「良い子ぶりっ子」のことなんだね、偽善者奴。

そう、あなたには誰も指示も依頼もしていないのです。殺伐としたくない日は、どうぞTwitterを閉じてください。わたしもそうします。

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