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それをわたしに言われても困る話
他人がプチ炎上している件についてTwitterで自身の考えを述べ、反応してきた人との会話で気づいたことがある。
それをわたしは今日「知らんがな文法」と名づけることにした。実際の経緯を伏せたフィクションに擬えて説明するぞ。
❶ 知らんがな文法の輩
わたしの愛用している製品に不具合があった。販売元A社がお詫びを出したんだけど、ちょっと無責任感が出てしまってる言い訳じみた内容で、余計に波紋が広がり始めた。わたしは「このお詫び文は社会人としてないな」とツイート。すると複数名の知らない他人からリプライがあった。
「不良品の弁済をしてほしいですね」
「この状況をどう収束させるつもりなんですかね」
は?
お分かりいただけただろうか?
これがわたしの提唱する「知らんがな文法」である。
(実際の経緯を伏せたフィクションです)
▼知らんがな文法
第三者(A社)への要望+共感を求める「ね」
第三者(A社)への疑問+共感を求める「ね」
▼受け手わたくし脳内
あなたはそうかもしれないけど、わたしはそうは思ってないし、言ってないですけど
それわたしに言われてもできないですし、知らないですし
共感するのは自由だけど相手に求めないで〜、友達じゃない〜
こういう人には関わっちゃいけない、と思ってサラリと無視したんですが、そのあと流れてきたのがこちら。
うちに遊びにくるとき学校の宿題を持ってくる子がいて、やるわけではなく持ってきたままにしてるんだけど、先日その子のお母さんに「宿題するから遊びに行ってもいいってことにしているので宿題をやらせてくれないと困る」というようなことを言われ、えっわたしが宿題させなきゃいけないの?ってなった
— 太陽とフラワームーン (@amazakeiko) May 15, 2022
宿題持ってくるのは自由だけど、わたしが促してやらせなきゃいけないのはなんか違うなと思い、完全にスルーすることにした。あなたからも宿題しなさいって言ってくださいよってことなんだろうけど、明らかにわたしの役割じゃない。自他の境界線おかしいひとには、太字油性ペンで線引いておかないとね
— 太陽とフラワームーン (@amazakeiko) May 15, 2022
そういうことそういうこと〜。この方は「自他の境界線おかしい人」と書かれていたんですが、主語がいいかげんというか、行為主体という概念がない人とも言えるのかなと。
❷ 笑顔で善意を搾取
たとえば職場で、問い合わせ回答を拡散したりした場合に「教えてくれてありがとう」「発信ありがとう」は分かるんですが、「問い合わせてくれてありがとう」って言う人、なんなんですかね。問い合わせはアナタのためにしたのではないが?サボってないで自分でせえよ。これ、同じ類の人がやっていると思います。
❸ あんたは寝とけ
これでこの件は成仏させるので、最後にひとつだけ。炎上案件に賛否はあるわけで、個々の意見を否定するものではないし、多様な意見が出ることが社会の学びになると思うんですが、こういうとき登場する思考停止おばさんが、結局のところ一番嫌です。
▼思考停止おばさん
「皆なにが気に入らないのか知らないけど、殺伐とするのやめよ?まずは中の人に感謝しよう?」
待ってくれ、問題を起こされてなぜ感謝せにゃならんのだ?…そうかこれが偽善者ってやつか〜。小さい頃にいた「良い子ぶりっ子」のことなんだね、偽善者奴。
そう、あなたには誰も指示も依頼もしていないのです。殺伐としたくない日は、どうぞTwitterを閉じてください。わたしもそうします。
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