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ザルファーの声を聞け!!!【PiEdh ザルファーの声、ジョルレイル】


はじめに

友人がNoteを始めたので書きたい欲が刺激されました。
はじめまして、ひよにーと申します。
今回はパイオニア統率者のデッキをご紹介させていただこうと思います。
パイオニア統率者(以下PiEdh)についてはここでは割愛させていただくとして。
普段友人同士やイベントで統率者を遊んでいる中で、いつか土地にフォーカスしたデッキを作りたいな…とはずっと思っていました。
そんな折、友人同士でPiEdhをしてみようという話題になり、いくつかデッキを作る中、この「土地にフォーカスしたデッキ」を作ることとしました。
というわけでデッキ紹介になります。

デッキリスト

晴れる屋さんのデッキ作成機能より。


統率者について

今回作成した統率者は、“ザルファーの声、ジョルレイル”になります。

ボックストッパーのイラストのほうが見たことある人多いかも

『機械兵団の進軍:決戦の後に』にて登場した、緑青の4マナクリーチャーになります。
能力は2つ。
1つめの能力は、『戦闘の開始時に土地を最大1つ選び、その土地をターン終了時まで手札の枚数分のPTである飛行・速攻を持ったクリーチャーにする』能力。
2つめの能力は『自身の土地・クリーチャーがプレイヤー1人にダメージを与えるたびに1枚ドロー』できる能力です。

1つめの能力ですが、あくまで土地をクリーチャー化するのみで、寝ている土地を起こす能力はありません。
速攻をもたせる能力もあるためそのターンに出した土地でも問題ありませんが、本体が4マナではあるものの、出したターンから能力を起動する場合、5マナ存在する際に唱え・土地1枚をクリーチャー化する必要があります。
(一応“最大1枚”なので選ばないことも可能ですが…。)
なので、土地を伸ばすことがかなり重要になってきます。

採用カードについて

汎用的な呪文を除き、主に土地に関する能力を持った呪文を多く採用しています。
統率者の能力のみでは1ターンに1体しか土地・クリーチャーが現れないため、他の呪文で土地をクリーチャー化してドローできる枚数も増やしていこう!という趣旨のカードも複数枚採用しています。
ざっくりと採用理由などを、目的に沿って解説していこうと思います。

①マナを増やす/土地を伸ばす呪文

・ラノワールのエルフ
・エルフの神秘家
・ラノワールの壌土語り

いわゆるマナクリーチャーです。案外採用枚数が少ないのは、クリーチャーでマナを増やすよりも土地自体を伸ばすほうに重きをおいているためです。
この中でも特に“ラノワールの壌土語り”は、マナを出すだけではなくタップで土地をクリーチャー化できるため、かなり重要なクリーチャーです。

・樹上の草食獣
・深根の道探し
・秋の占い師
・装飾庭園を踏み歩くもの
・開花の亀

手札/ライブラリー/墓地から土地を出す能力をもっているクリーチャーです。
特に“深根の道探し”、“開花の亀”は墓地の土地を戦場に戻すため、フェッチランドとの相性がいいです。
ただしどちらもタップインのため、この2体で戻す土地はカペナフェッチこと“斡旋家一家の潜伏先”以外のフェッチであれば1ターン先に起動することとなります。
“樹上の草食獣”に関しては手札の枚数が減ってしまうので、別のマナクリーチャーにしてもいいかもしれません。
逆に“秋の占い師”は追加セットできるわけではありませんが、手札を減らさずに土地をプレイできるので相性がよいです。

・成長のらせん
・連携探索

ドローしてから手札の土地を置く呪文です。
2枚ともインスタントのため、好きなタイミングで上陸などを誘発させることもできます。

・乱動の再成長
・創発的配列
・中心核の瞥見
・耕作
・迂回路
・ティタニアの命令
・ゼンディカーへの侵攻

デッキから土地を戦場に出すインスタント/ソーサリー/バトルになります。
“創発的配列”は持ってくる土地をクリーチャー化できるため、非常にマッチしている呪文といえます。
“ゼンディカーへの侵攻”の裏面こと“覚醒したスカイクレイブ”は土地クリーチャーであるため、土地を伸ばすだけでなく積極的に攻撃したいバトルです。

②土地に関連する呪文

・遺跡ガニ
・水蓮のコブラ
・硬鎧の大群

上陸クリーチャーになります。
特にアリーナ破壊クリーチャーこと“硬鎧の大群”は、土地を伸ばす呪文が多いことからフィニッシャーになりえます。
余談ですが先日友人と遊んでいた際、こいつが戦場にいる状態でデッキから25枚の土地が出てきて、その数3355,4432体になりました。

・雪崩呼び
・運命を紡ぐ者
・潮に仕えるもの、タトヨヴァ
・覚醒根の精霊
・生命の力、ニッサ

土地をクリーチャー化できる呪文です。
“運命を紡ぐ者”に関してはどちらかというと打ち消し対策としての採用なので、あまり機会はないかもしれません。
“雪崩呼び”は起動が2マナと軽い分、氷雪土地が必要になります。そのため今回、基本土地は氷雪土地となっています。
“潮に仕えるもの、タトヨヴァ”は土地クリーチャーが飛行をもつようになる能力も魅力的ですが、クリーチャー化は土地を置いて誘発するため、是非統率者と並べたい1枚です。
“覚醒根の精霊”は後述する無限マナの吐き出し口となります。すべての土地をクリーチャー化して殴って勝ちましょう。“生命の力、ニッサ”と同じく寝ている土地も叩き起こすことができるのもポイントです。

・迷える探求者、梓
・イリーシア木立のドライアド
・むら気な長剣歯
・梓の幾多の旅
・ドルイド・クラス

追加の土地セット権を増やすカードです。“ドルイド・クラス”はレベルアップが条件になりますが、最終レベルが土地をクリーチャー化できるためお気に入りの1枚です。

・ラムナプの採掘者
・世界の導管

墓地から土地をプレイ可能にするカードです。
“世界のるつぼ”も採用したいところですが、まだ所持していないため不採用になっています。家にあると思いこんでいましたが、“ヴィダルケンの宇宙儀”と勘違いしていました。
“世界の導管”はその呪文のみになりますが墓地からパーマネントを唱えることが可能なので、使うタイミングがもしかするとあるのかもしれません。

・森の代言者
土地クリーチャーと自身に修正を与えるとてもニッチなカード。
しかしながら修正値がそれなりにそれなりなので、それなりの活躍をしてくれます。
何度説明してもクリーチャー全体に修正がかかると思われて単体除去が飛んでくることがあります。何故?

・大スライム、スローグルク
採用してみたものの、魂力土地を高くて買えない採用していないため、いまいちパワーが感じられない1枚です。
とはいえ土地を3枚も回収してくれるのは手札枚数も増えるため、出したら強いと思います。まだ引いたことないです。

③無限マナについて

このデッキでは、以下の2枚と2マナ以上出る土地が揃うことで無限マナを達成することができます。
・野生の魂、アシャヤ
・希望守り

“野生の魂、アシャヤ”はそもそもこのデッキにおけるキーカードです。
トークン以外のクリーチャーが土地扱いになるため、統率者がいる状態であればどのクリーチャーがダメージを与えてもドローを誘発させることができます。
“サイクロンの裂け目”で自軍クリーチャーがバウンスされないのもとても強みになります。それに限らず、パーマネントを対象に取る呪文は「土地でない」という文言が書かれていることが多いためかなり強さを感じます。
さて、無限マナですが召喚酔いが解けている“希望守り”の2つめの能力で自身と2マナ以上出る土地を対象に起こすことで、起動の1マナを差し引いてもマナが余り、結果無限マナを達成することになります。
以下、このコンボを助けるために採用しているカードを紹介します。

・跳ね橋
速攻を与えるクリーチャーです。上記コンボは“希望守り”を出したターンには達成できないため、それを助ける目的があります。

・狼柳の安息所
・奇妙な森

土地にエンチャントするオーラです。
この2枚はマナが2マナ出るようになるため、上記コンボに必要になります。
“狼柳の安息所”は緑マナが追加が出るため、できれば青も出る土地に貼ることをおすすめします。
“奇妙な森”は好きな色1色を2マナ出す能力に置き換えているため、青緑どちらも無限マナになります。

・強靭の徳目
出来事である“ギャレンブリグの成長”はクリーチャー/土地回収ですが、まああって困るものではないかなというところで、肝心なのは当事者呪文本体です。
基本土地から3倍のマナが出るようになるため、上記コンボはもちろんそれを狙わなくとも十分なマナ加速になります。
これを唱える際、なるべく基本でない土地からマナを出しましょう。何も考えずに唱えて基本土地が寝ていることもありました。

④その他採用カード

汎用的なカードは特に解説する必要がないと思いますので、このデッキならではというカードや、役割があって採用したカードを紹介します。

・幽体の船乗り
上記無限マナを達成するだけでは勝てないため、“覚醒根の精霊”を探し出す必要があります。
このカードは無限マナを達成すればライブラリーを引ききれるため採用しています。
クリーチャーサーチのため“呼応した呼集”も採用していますが、それ以外の理由でもそれなりにマナがあるタイミングではまあまあドローができることや、瞬速/飛行で急遽ブロッカーにできることなど、優秀なクリーチャーだと感じます。

・ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル
統率者じゃないほうのジョルレイルさん。
毎ターン1枚は戦闘ダメージでドローする想定なので、思っているよりもコンスタントに猫が出ます。にゃーん。
マナを注げば自軍クリーチャーを手札の枚数分のPTにする能力もあるため、“硬鎧の大群”などとセットにすると十分フィニッシャークラスのダメージを叩き込むことも可能です。

・マナ喰らいのハイドラ
このデッキならではということではないですが、油断して放っておかれることが多いわりにかなり簡単に育ってくれるクリーチャーです。
たくさん呪文を唱えて育ててくれたプレイヤーにお礼参りすることが最近のお気に入りです。会話も生まれるので、緑を含んでいるのであれば是非採用してみましょう。

・飲み込む潮
少し変わったバウンス呪文です。
自分は統率者以外をバウンスすることで、増えた手札で強くなったクリーチャー化した土地で殴ることを想定しています。
“サイクロンの裂け目”と違って、自分もバウンスする必要がある/対戦相手も1枚は何かが残っているという部分がありますが、4マナで打てる点と、上記理由で十分差別化ができる1枚です。
もちろん“サイクロンの裂け目”も採用していますが。

⑤採用しなかったカード/今後採用したいカード

PiEdhの緑青といえば“星界の大蛇、コーマ”だと思いますが、このデッキを作るきっかけともいえるそもそもの理由が「土地にフォーカス」だったため、採用しないこととしました。
入れない理由は逆に言えばそれくらいなので、単なるわがままのようなものです。
追加ターンもいくつか考えましたが、同じ理由で土地に関連した能力を持っている“水の帳の分離”のみにしています。
今後採用したいカードとしては、まずはなんで入れていないんだ?と思われるであろう友好色のフェッチランドですね。別のデッキから揃えてしまったたので、次の機会に採用しようと思っています。
採用カードでも少し触れた“世界のるつぼ”なども是非とも入れたいカードですね。
また、リストを見てもらえれば一目瞭然ですが、青い呪文のほうが少ないので、島/森の採用枚数はもう少し考えたほうがいい…のかもしれません。
デッキのまとまりとして思っていたよりもコンパクトになったので、もう少し派手な呪文を入れてもいいかなと思いました。

追記
精霊の絆 → 偵察任務 へ変更

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。
長く拙い文章だったとは思いますが、最後まで読んでいただけて嬉しく思います。
こんなカードもいいよ!というものがございましたら教えていただければ幸いです。
また機会があれば別のデッキも記事にしてみようかと思っています。
こうして自分のデッキと向かい合うのも良い時間でした。
それではまた。

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