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響け、ハールーンの賛歌!!!【Edh ファイアソングとサンスピーカー】


はじめに

少し期間が空きました。ひよにーです。
今回もデッキ供養記事となります。通常のEDHになります。
また頑張って投稿頻度を上げていこうとおもいます。
それでは統率者の紹介から。

統率者について

名前がかっこいい ステンドグラスも素敵

私はダブルマスターズ2022で出会いましたが、ドミナリアのBOXプロモが初出、また機械兵団の進軍 多元宇宙の伝説枠にも再録されており、見たことがある方は多いのではないでしょうか。
赤白+4マナの6マナ、4/6のPTを持ち、2つの能力を持ちます。
1つめは、赤のインスタント・ソーサリー呪文が絆魂を持ちます。
例えば《稲妻》でどこかに3点を与えると3点回復するというわけですね。
2つめは、白のインスタント・ソーサリー呪文でライフを得た場合、クリーチャーやプレイヤーに本体から3点のダメージを与えます。

少し面白いのが、赤白どちらの色でもある呪文、例えば《稲妻のらせん》などを唱えた場合、
・3点のダメージを与えるので → この呪文が絆魂をもつため3点回復
→回復しているため《ファイアソングとサンスピーカー》から3点ダメージ
・3点回復したので → 《ファイアソングとサンスピーカー》から3点ダメージ
と、9点ダメージ・6点回復という呪文に変わります。

ただし白の呪文で回復して3点ダメージ、というのは40点という初期ライフではあまり役に立たないため、基本的には赤の呪文でダメージを与えながら回復する、というムーブが基本になります。
それではデッキ紹介へ移ります。

デッキリスト

いつも通り、晴れる屋さんのデッキ構築機能より。

採用カードについて

①勝ち筋

このデッキの勝ち筋は2つあります。
1つは、赤のダメージで回復しまくり、莫大なライフを支払い《霊気貯蔵器》で50点砲×対戦相手をキメることです。
もう1つは、《反動》を置いて対戦相手のクリーチャーにそのプレイヤーのライフ以上のダメージを叩き込むことになります。

いつもの

このデッキは基本的に呪文を連打することはほぼないため、単純に対戦相手の人数×50以上のライフになるように頑張って回復します。
《冒涜の行動》や《連鎖反応》などを使って、たくさんのダメージを叩き込んで絆魂でたくさん回復して目指します。

反動って? ああ!

《反動》はクリーチャーへのダメージがプレイヤーにも飛びます。
つまりクリーチャーが3体いるときに《冒涜の行動》を唱えた場合、13×3で39点プレイヤーにも飛びます。やったぜ。
もちろん戦闘ダメージであってもクリーチャーにダメージが与えられた場合、プレイヤーにもダメージが飛びます。
なので、これを置かれた場合、置いたプレイヤーもしくは《反動》を速やかに処理しましょう。思っている以上にライフが消し飛んでいきます。

注意しなければならないのは、自分も例外ではないということです。
自分のクリーチャーにもダメージが与えられた場合、自分のライフにもダメージが入ります。
しかし!!!!!!!
《ファイアソングとサンスピーカー》が存在する場合、その呪文が絆魂を持っているため、自分のクリーチャー分に関してはプラスマイナスゼロというわけです。
それもそうですが気軽に置いていいカードではありません。

というわけで、このデッキに採用されているカードは赤いダメージ呪文が多い、というような書き方を先程しましたが・・・正確にいうと、
・自軍もろとも巻き込んで大量に回復する
・クリーチャーのいない相手にはクリーチャーをプレゼント
 ないしはダメージ跳ね返しでライフを触りにいく
ことがこの2つの勝ち筋を目指すために大事になってきます。

②回復に関連する呪文

一部カードは当然ですがダメージにも関連しています。

・炎心の決闘者
《ファイアソングとサンスピーカー》の2つめと似た効果を持ちます。
こちらに関しては色は関係なく、インスタント・ソーサリー全てに絆魂をもたせることができます。
とはいえ固有色の関係上あまり関係ありません。ほぼ同じです。
こういった絆魂を付与するカードは他にもありますが、このカードの真価は出来事呪文がダメージスペルであることです。

・剣を鋤に
汎用性の高い白の必須カードではありますが、このデッキにおいては少し特殊な挙動になります。
というのも、《ファイアソングとサンスピーカー》の2つめの効果ですが、「あなたがコントロールしている」とは書いていないため、相手の《剣を鋤に》で回復した場合、どこかに3点飛ばせます。
たいてい《ファイアソングとサンスピーカー》に撃たれることになりますが・・・。

・活力回復
唯一採用している回復のみの呪文になります。
カードを1枚引く、と書いているので採用しています。
《ファイアソングとサンスピーカー》が存在する場合、3点ダメージ3点回復1ドローが2マナでできるというわけですね。つよそう。

・稲妻のらせん
冒頭紹介した通り、《ファイアソングとサンスピーカー》が存在する場合、9点ダメージ6点回復になります。

・戦導者のらせん
大きくなった《稲妻のらせん》です。
このカードであれば、10点ダメージ8点回復となります。

③ダメージに関連する呪文

・稲妻
赤のダメージといえばこれですよね。
《ファイアソングとサンスピーカー》抜きにしても、相手のタフ3以下のクリーチャーを処理できるため重宝します。

・削剥
便利な呪文ですよね。定期的に再録されるのもポイント高いです。

・ボロスの魔除け
実はダメージを与えるモードもあります。
稀に、自分のダメージ呪文から自軍を守るために破壊不能をつけたりします。

・オレリアの憤怒
X点のダメージを、望むクリーチャー/プレイヤーを選び割り振ってダメージを与えます。
これによりダメージを与えられたクリーチャーはタップされ、プレイヤーはクリーチャーでない呪文を唱えられなくなります。
《沈黙》とまではいかないですが、ある程度対戦相手を縛りながら呪文を通すこともでき、攻めにも守りにも強いカードになります。

・砕骨の巨人
出来事呪文が、ダメージを軽減させないダメージ呪文となっています。
唱えたターン軽減が一切されないため、プロテクションを持っている場合などにかなり役に立ちます。

・彗星の嵐
こちらもX点カードですが、キッカーされた回数分さらに対象を選ぶことができます。

・地震波
どこかに2点のダメージを与え、かつ、プレイヤーを選んでそのプレイヤーがコントロールしているアーティファクトでないクリーチャーに1点ずつダメージを与えます。
1/1のトークンが並んでいる対戦相手を選ぶと嫌な顔をされます。

・祭殿壊し
対戦相手と対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカー・クリーチャーに1点を与えます。
並んでいれば並んでいるほど強力ですが、ソーサリーのため使うタイミングが難しくはあります。
イクサラン:失われし洞窟でもほぼ同じ《地盤の危険》というカードが登場したので、こちらも採用すると丸いと思われます。

・火炎の裂け目
こちらはクリーチャーではなく、各プレイヤーに4点のダメージを与えます。
《ファイアソングとサンスピーカー》が存在する場合、対戦相手には4点ダメージですが、こちらは4点ダメージ+16点回復となるので、ライフレースが結構有利になります。
ただし盤面には一切関係ないため、優先度は低いかと思います。

・ミジウムの迫撃砲
通常であれば1体に4点ダメージですが、超過コストで唱えた場合対戦相手の各クリーチャーに4点ダメージを与えます。
超過コストは7マナと重くはありますが、《ファイアソングとサンスピーカー》が6マナなので次のターンに打てるときれいに繋がります。
こちらは《反動》とセットで使いたい呪文になります。自軍には関係ないため、かなり強く使えます。

・轟く叱責
2マナ4点という魅力的なカードです。
ただしクリーチャー1体(もしくはプレインズウォーカー1人)なので、そこまで強くはありません。

・引き裂き
どこかに3点、またはアーティファクト/エンチャントを破壊できるモードを持つ呪文です。
このデッキではほぼエンチャントに触るカードが存在しないため、このモードを持つこの呪文は大変重宝します。

・火山の奔流
続唱を持っていて、対戦相手のプレイヤーとプレインズウォーカーにそれぞれこのターンに唱えた呪文の数分ダメージを与えます。
続唱をもっているため、基本的には2点ダメージですが、これを唱える前にマナ加速呪文など別の呪文を唱えていれば3点ダメージ以上を狙えます。

・魂火の噴火
望む数のクリーチャー/プレインズウォーカー/プレイヤーを選び、それぞれにつきデッキトップをめくっていき、そのマナ総量分のダメージをそのパーマネントないしはそのコントローラーに与えていきます。
また、めくったカードは追放して次の自分のターンまで使うことができます。
9マナなだけあってゲームエンド級のダメージを叩き出すことが可能になります。

④自軍にもダメージが飛ぶ呪文

前述の通りではありますが、数が増えれば増えるほどダメージが増えるため、自軍もろとも巻き込むダメージはダメージ効率がとても良いです。
そんな破滅的な呪文を紹介します。

・火山の流弾
打ち消されず、各クリーチャーと各プレイヤーに2点のダメージを与えます。

・神々の憤怒
各クリーチャーに3点ダメージを与えつつ、死亡するのであれば追放させるソーサリーです。

・弱者粉砕
予顕コストを持っているカードで、上記《神々の憤怒》の2点バージョンとなります。
マナシンボルなどで差別化できているため、どちらも採用しています。

・連鎖反応
場のクリーチャーにクリーチャーの数分ダメージを与えます。
《ファイアソングとサンスピーカー》が存在しない場合でも全体除去にはなるため、いつ使っても強いのが魅力的です。

・絶滅の星
土地を1枚破壊・各クリーチャーと各プレインズウォーカーに20点を与える特大ダメージスペルです。破滅・・・いや絶滅だあ・・・。
《反動》がある場合、たいていの場合一人勝ちないしは引き分けになります。
うまくクリーチャー数を調整して、自分は死なないようにしましょう。

・冒涜の行動
1マナで唱えることができる(嘘のような本当のような)、全体13点ダメージ呪文です。

この《連鎖反応》《絶滅の星》《冒涜の行動》はこのデッキにおいてはゲームをキメる(決める)カードになります。
場を見極めながら、勝てそうなときに唱えましょう。

⑤その他のカード

対戦相手にクリーチャーが存在しない場合、やはりそのプレイヤーにはあまり効果のない呪文が多いのが難点ではあります。
そこで、そういった場合に必要になるカードも採用しています。
また、ただダメージを与えるだけでなくゲームを加速させる(ダメージを増やす)呪文や、ダメージに関連する呪文、巻き込む自軍を増やす呪文なども採用しています。

ⅰ)与えられたダメージをプレイヤーに返すクリーチャー
・ファイレクシアの立証者
・無作法な挑発者
・ぬいぐるみ人形
それぞれ差異はありますが、ざっくりとまとめると自身に与えられたダメージをプレイヤーに与えます。
破壊不能を持っているので、果敢に殴りにいくもよし、自軍を巻き込むダメージ呪文を唱えるもよしです。

ⅱ)自軍を増やすクリーチャー
・若き紅蓮術師
・ブリキ通りの重鎮、クレンコ

それぞれタイミングは異なりますが、自軍クリーチャーを増やすクリーチャーになります。
巻き込めないときであってもブロッカーになったりといつでも強く使えます。

ⅲ)ダメージを増やす呪文
・擾乱のドミヌス、ソルフィム
・朱地洞の族長、トーブラン
・焦熱の解放

それぞれ、戦闘ダメージ以外のダメージを2倍、赤のダメージに+2点、ダメージ3倍となります。
《擾乱のドミヌス、ソルフィム》に関しては、条件は少し厳しいですが破壊不能を得ることもできるので、自軍を巻き込んだとしても残る点が評価が高いです。

ⅳ)その他ダメージ源
・どぶ潜み
インスタント・ソーサリーを唱えるたびに各対戦相手に2点のダメージを与えます。
同様のクリーチャーは数多く存在するので、お好みでどうぞ。

・本能を穢すもの
赤のパーマネント呪文のうち赤マナシンボル一つを2点ペイ(ファイレクシアンマナ)に変換する能力と、赤のパーマネント呪文を唱えた際にどこかに1点を飛ばします。
ダメージに関してはおまけで、1マナ軽減できる部分に重きを置いての採用となっています。

ⅴ)その他採用カード
・秘儀の砲撃
1つ目のインスタント・ソーサリーを唱えるたびに墓地のインスタント・ソーサリーを追放し、以降その追放されているカードのコピーが生成されるエンチャントになります。
基本ダメージ呪文が使い切りになってしまうため、ダメージ呪文にダメージ呪文が重なっていければ・・・という感じです。

・放浪者
自軍を巻き込む呪文から自軍を守るために採用しています。
もちろん除去もできるため、全体火力で倒せていないクリーチャーなどを処理できる点はかなり優秀です。

・禁忌の果樹園
対戦相手にクリーチャーがいない?ならば渡してあげましょう。という土地です。
クリーチャーがいることにメリットのある相手には渡さないように注意しましょう。

その他は、《ファイアソングとサンスピーカー》が6マナとそもそも重たいため、平地をサーチできるカードを中心に、瞬時に赤マナを出すカードなどマナ加速を少々加えている感じです。

最後に

勝ち筋の問題点としては、まれに《反動》とダメージ呪文のみで勝つことがあるので、《ファイアソングとサンスピーカー》出していない・・・ということがあることでしょうか。
カジュアルに楽しむデッキとして、かなり好きなデッキになっています。

しかし冒頭書いた通り供養、つまり崩すことになってしまったのですが・・・。

カルロフ邸で登場した新ジュディスが、
・色に関係なくインスタント/ソーサリーに接死と絆魂を付与
・ダメージに関係ないインスタント/ソーサリーであればトークン生成
・1マナ軽い5マナ
と、色こそ違うものの自分がやりたいと考えていたことの上位互換が登場してしまったためです。
また、赤白となると自分のライフをリソースにできるカードが少ないものの、黒(黒赤)であればライフをリソースにできるカードが多いことも決め手となってしまいました。

ただこのデッキで培ったダメージに関する部分などはそのまま引き継げるので、次回はこの新ジュディスを紹介しようと思います。
前回紹介した《エルフの友、トルシミール》に関しても、新ヴォジャへと引き継がれたので、そちらも紹介できれば・・・と考えています。

それでは、また。

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