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小山田圭吾いじめ問題が浮き彫りにした過去と現代の闇

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別に小山田圭吾のファンでもなんでもないが 長年テレビ業界に関わってきた者として この問題に対する今の風潮が危険だと感じている。 その事は爆笑問題の太田さんが公言したが その直後、…
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小山田圭吾に対する誤解と切り取られて暴走することの怖さ

小山田圭吾がロッキン・オン・ジャパンに 虐めを語った翌年に クイック・ジャパンと言う雑誌の 村上清の『いじめ紀行』と題される企画の 第1回のゲストとして22ページにわたり 自分のいじめについて語っている 正確には語らされているに近い形かも 一部に武勇伝のようにと言うが この企画は本人は乗り気でなかった 勝手に交渉に乗り込んできた 村上が最初は引いていた小山田と 話しているうちに盛り上がり それを事後許諾で掲載したと思われる 『月刊ブラシ』のことは覚えてくれていたものの

そこに愛はあった

今、話題になっている小山田圭吾について 間違った報道のされ方がほとんどで 勝手に都合よく切り取って イジメを非難しているなぁと思い 小山田圭吾のインタビューを全ページ 読んだ上で 小山田圭吾がイジメたとされる 沢田くん(仮名)の間には 愛があったのではないかと感じたので noteに書いてみた 切り取って報道する事の怖さや 障がい者=弱い立場の人間という決めつけ おぞましいと言う先入観で見えなくなっている 障がい者の素晴らしい能力と それに対するリスペクトがある 多

ライターというフィルター越しの言葉は事実と言えるのか?

長年テレビで編集をしていると必ず思う事がある 『あ〜あ、紙だったら楽なのに』 もちろん番組内のインタビューや インタビュー番組の編集もした 番組には必ず制作意図がある インタビューに対しても『こう言って欲しい』は 実際にあるわけですよ もちろん、事実を曲げるわけにはいかない でも、編集はできるんですよ ただ〝幅〟があるんですよ。できる事の。 映像より音声のみ 音声より紙媒体の方が自由に編集できる まず、音声ではトーンと言うものがある 音の強弱、嬉しそうに言う悲し