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小山田圭吾いじめ問題が浮き彫りにした過去と現代の闇

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別に小山田圭吾のファンでもなんでもないが 長年テレビ業界に関わってきた者として この問題に対する今の風潮が危険だと感じている。 その事は爆笑問題の太田さんが公言したが その直後、… もっと読む
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小山田圭吾『いじめ紀行』第三の男の記事

先日、小山田圭吾について書いた下の記事で ネットで見つけたある記事について触れた 『クイック・ジャパン』で掲載された いじめの内容を小山田が話した現場にいて 笑いながら話を聞いていた第三の人物 北尾修一の記事が23日無事にアップされた ともすれば、アップされないのではと 危惧していたが予想を反して 02、03と2つの記事があげられていた 02の冒頭の部分には 公に発言する人間として目を疑う記述が ちゃんと調査せずにオファーした大会組織委員会もうかつすぎますが、  それ

小山田圭吾のインタビュアーが編集長である事がクソ過ぎるし、小山田圭吾が出した謝罪文もクソ過ぎる....

本当は小山田圭吾なんてどうでもいい 五輪に関して言えば、また炎上するような相手に 下調べなく依頼とかしてアホ過ぎるなぁぐらいで ネットニュースでみてもクリックすらしない話題 しかし、問題とされているのが 『ロッキン・オン・ジャパン』であった事に 衝撃を受けてしまった。。。 当時、ロックが好きだった私も 手にした事ある雑誌だからだ しかも、謝罪した山崎洋一郎という編集長が 当時のインタビュアーで当時も編集長だった インタビューを見て かなりの衝撃を受けた 人道を逸した小

小山田圭吾に対する誤解と切り取られて暴走することの怖さ

小山田圭吾がロッキン・オン・ジャパンに 虐めを語った翌年に クイック・ジャパンと言う雑誌の 村上清の『いじめ紀行』と題される企画の 第1回のゲストとして22ページにわたり 自分のいじめについて語っている 正確には語らされているに近い形かも 一部に武勇伝のようにと言うが この企画は本人は乗り気でなかった 勝手に交渉に乗り込んできた 村上が最初は引いていた小山田と 話しているうちに盛り上がり それを事後許諾で掲載したと思われる 『月刊ブラシ』のことは覚えてくれていたものの

そこに愛はあった

今、話題になっている小山田圭吾について 間違った報道のされ方がほとんどで 勝手に都合よく切り取って イジメを非難しているなぁと思い 小山田圭吾のインタビューを全ページ 読んだ上で 小山田圭吾がイジメたとされる 沢田くん(仮名)の間には 愛があったのではないかと感じたので noteに書いてみた 切り取って報道する事の怖さや 障がい者=弱い立場の人間という決めつけ おぞましいと言う先入観で見えなくなっている 障がい者の素晴らしい能力と それに対するリスペクトがある 多

いじめがエンターテインメントであるわけがない村上清の異常性と編集長山崎の罪深さと二次被害

小山田圭吾のいじめ問題で あげられているのは2つの雑誌 『ロッキン・オン・ジャパン』と 『クイック・ジャパン』 先に出版されたのが 『ロッキン・オン・ジャパン』 この雑誌の大きな特徴の一つである アーティストの幼少時代や 音楽的な芽生えのきっかけなどの さまざまな経歴を問うた 「20000万字インタビュー」 この中でいじめに関する部分は 3分の1ページぐらい しかし、その衝撃は大きい 『全裸にして紐をグルグルに巻いて  オナニーさしてさ  ウンコ喰わしたり…』 とある

紙媒体のインタビューの危うさと根拠の薄い報道の危うさと無責任な個人発信と

別に、小山田圭吾のファンでも何でもないが 長年テレビ業界に携わっていた人間として この問題の報道のあり方や ネットにおける個人発信のリテラシー や責任の所在 紙媒体でのインタビューと言うものの 危うさ、それを根拠に報道する危うさを 強く感じたので noteに書いてみた この問題を本当にちゃんと取材した 人間はいるのだろうか? 五輪という世界的なイベントの元 とても危険な論調になっているのではないか? 誰もが気軽に発信できる世の中だからこそ 情報の見極めや個人のリテ

ライターというフィルター越しの言葉は事実と言えるのか?

長年テレビで編集をしていると必ず思う事がある 『あ〜あ、紙だったら楽なのに』 もちろん番組内のインタビューや インタビュー番組の編集もした 番組には必ず制作意図がある インタビューに対しても『こう言って欲しい』は 実際にあるわけですよ もちろん、事実を曲げるわけにはいかない でも、編集はできるんですよ ただ〝幅〟があるんですよ。できる事の。 映像より音声のみ 音声より紙媒体の方が自由に編集できる まず、音声ではトーンと言うものがある 音の強弱、嬉しそうに言う悲し