雑なひとの日記。200630

今日もお昼ご飯を食べていない。20分ほど前にお湯を注いだきつねうどんを、今から立ったまま食べる。

昼間にもやしと三ツ葉のお味噌汁を作った。それから鰹で出汁を取って、大根と人参とを乱切りにして鶏胸肉と一緒に煮込んだ。あとは、小松菜としらたきにウズラの卵を加えた煮物も作ったけれど、私は自分の食事にはとても無頓着だ。

なんなら昔から眠るのもあまり得意でない。

芳しくない日には1時間続けて眠れればいいところで、夢と現を20分か30分おきくらい細切れに漂ううちに、カーテンの隙間から白くまばゆい朝日が射す。

今朝は明け方近くに30分くらいの長編の夢を見たような気がする。けれど、枕元のスマートフォンを確認すると5時過ぎで、15分しか経っていなかった。

昨晩、真夜中、静かな夜のキッチンで、洗濯物を畳んだり、食器洗いや今月の予定を手帳に書き込んだり、そういった小さな用事をようやく済ませて、常夜灯だけ点けて、ソファーにもたれかかった。

眼鏡を掛けて、小学生が体育座りをするみたいに膝を抱える。スマートフォンの液晶画面へ指先を滑らせて、テキストファイルを操作すると、私の手元だけが明るく灯った。文字を打とうと人差し指で触れるのだけど、ほんの数分でふと微睡んでしまう。

がくりとうなだれた拍子に寝ぼけた目を開けると、微睡んでいる間にキーに触れていたらしく、『っっkl-kーーー』などと解読も発声もできない文字列が、文章の末尾にしっぽみたいに生えていた。

文章を書くのが、随分と難しくなった。せっかく書き方を丁寧に教わったのに、頭の奥の歯車が錆び付いたみたいに頑なで、動く気配がない。

寝ても覚めても眠いし、偏頭痛もあるし、なんなら貧血もある。低く飛ぶ日々。どれも私には普通で、書きたいものの続きが書けないことだけが、いま取り敢えず、困り事だ。

今日も私は、緩くマイペースを保ちながら、適当に暮らしている。

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