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地上天国

今季、私が体験した中で、
心の中からジワリと来る出来事を
備忘録もかねて
ちょっとここで記録しておきます。

9月新学年が始まる前に、
こんな記事を書きました。

9月から12月まで、
毎日を共にした子どもたちとの時間。

9月初めの頃、
わちゃわちゃしていた子どもたち、
ちょっと恥ずかしそうにしていた子どもたち、

そんな子どもたちも段々と慣れてきて
幼稚園生活を満喫しています。

大人は子どもたちが
信頼できる、安心できる場
を作るだけ。

毎日、そんな場を体験しながら、
子どもたちはだんだんと
を見せてくれる様になります。

ある日、子どもたちの素の姿って、

愛そのもの

なんだなあって腹にストンと
落ちるような体験をしました。

その日の朝、
子どもたちはいつもの様に
自分が好きな遊びに没頭していました。

ある子が楽しそうに歌を歌い始めると、
他の子が一緒に同じ歌を歌いはじめ、
そしてまた別の子が。。。

みんなニコニコして
『幸せ』なバイブスと歌声が
教室を満たしました。

本当に幸せそう。

そんな子どもたちを見ながら
ふと涙が溢れました。

これって私、

地上天国

を体験してるのね。

心から、そう思いました。

その頃、外は、コロナ禍が徐々に猛威をふるい始め、
新規感染者が毎日、最多の記録を更新していました。

でも、子どもたちといるときは
そんな外の状況や心配は他所に、
そして否応なしに、
『今に、そして、その場に集中』しています。

『OOちゃんが叩いた〜!』

『OOちゃんが僕の使っていたおもちゃ、とった〜!』

そんな喧嘩もあります。普通に。。。苦笑

子どもたちが自分らしくいれる環境があると、
こんな素敵な光景を見せてくれるのですね。

子どもたちは、私たち
大人からの愛を必要としていますが、
子どもたちが愛で満たされているなら
彼らは私たちに愛を与えてくれる存在になります。

保育歴、通算18年になりますが、
地上天国を示してくれる様な体験は初めてでした。

この記憶を元に、2021年も
地上天国を体現できる様な時間、
子どもたちと沢山持ちたいなあって思います。

2020年もあと数日となりましたが、
このNoteを訪問して読んでくれた皆様に
心から感謝します。

皆さんのご家庭でも、保育の現場でも
どうぞ地上天国が持てる2021年になります様に。





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