見出し画像

私にとってのEMSとは?

私は2020年1月に始まったEMS2期を受講しました。卒業後、EMSi fellow(卒業後のコミュニティ・年会費必要)に残って学びを深めています。

現在4期生の募集が開始されていて、事前説明会があっているのですが・・
そこに参加された方から「よくわからないところ」だと受け取られていることもあるので、自分なりに「私にとってのEMS」について言語化してみようと思い立ちました。

ーーーーーーーーーーーーーー

【目次】
1.EMSとの出逢い
2.事前課題
3.参加した初日の印象
4.チーム制であったこと
5.スクールタクトは宝の箱だった!
6.いちばん印象に残った講義
7.修了して何が学べたのか?
8.お勧めしたいのは何故??

1.EMSとの出逢い
 2019年7月から9月に、田原真人さんの講座「SLF 認定自己組織化ラーニングファシリテーター0期」を受講しました。そのオンラインコミュニティ仲間の中に、EMS1期を受講している方々が数名いたので、EMSのホームページを眺めたことがありました。「本質行動学?それってなに?」「いったい何が学べるっていうのかしら?」「金額・・おぉ!!・・」「EMS0期を受講した人って有名な方ばかりねぇ・・」という感想だったことを覚えています。参加されている方々と私との間には大きな溝があるように感じた(社会的立場?という枠が見えた)ので、私には関係ない場所だと思っていました。
 でも、何故か気になっていた時に、SLF 自己組織化ラーニングファシリテーター仲間のひとりから「一緒に受ける人募集!!」という案内がメッセンジャーで流れてきたんです。その瞬間に「受けます!!」と速攻でお返事したことから受講が決まりました。
 私の人生は誰かとのご縁で始まることが多いのです。「流れに乗る!」のが私のモットーのような気がします。それで外れたことがなくて、逆にとっても素敵な出逢いが待っているんですよねー。今回の受講もそんな感じで始まりました。
 

2.事前課題
 第1回目の講義が始まる前に、西條剛央さんの著作で紹介された3冊のうち1冊を読んでレポートを提出するという課題がありました。3冊とも購入して読んだのですが、もうそれだけで学びたい欲求が高まっていました。毎回、事前課題として読む論文も一回では理解できない部分もありましたが、私にとってはそこが魅力のひとつでもありました。EMSを受講しなければ絶対に手にすることのなかったであろう分野の話ばかりだったので、毎回刺激的でした。

3.参加した初日の印象
 2期では、学びの前に必ずEMSのクレドがメッセンジャーに流れてきていました。毎回これを読んで参加してください。という西條さんからのメッセージだったのですが、これによりかなり緊張して、「自由さが不足している」ように感じていました。「肯定ファースト」を連呼されるのもしばらく馴染めませんでした。でもいまならどうしてクレドが大切にされているのかわかります。「どんな方にとっても安心できる場にする」「否定されたら発言を止めることになり、学びが進まない」「人は誰もが肯定されたい生き物である」というような理由ですよね。全員が安心だと感じられる場を創っていきたいから「肯定ファースト」重視なんですよね。いまはわかるけれど、終わるまでずっともやもやもやもやする場面がありました。

4.チーム制であったこと
 チームの中にFAという役割の人が2名いました。基本的には出欠の連絡やわからないことの質問などはこのFAの方々にご連絡するような仕組みになっています。私たちの時は250名の同期生がいましたし、正解のない問いについて考え続けなければならない重圧を感じた週もありました。事前課題を読んで講義に参加しているはずなのに、対話の場に参加してもまったく歯が立たない感じもしていました。そんなとき、チームメンバーやFAに相談できるというのがとっても安心できました。最後の修了レポート発表会の時には、チームメンバーひとりひとりが、「かけがえのない大切な仲間」になったと思います。

5.スクールタクトは宝の箱だった
 講義前の事前課題、講義後のリフレクションを書いて提出するツール「スクールタクト」というものが使用できます。自分自身の課題はもちろん、同期(2期は250人)分の課題が読み放題です。私はそれがとっても面白くて、たくさんの方の課題を読ませていただきました。同じ講義を受講しているはずなのに、切り取るポイントがそれぞれ違うんだということが発見であり衝撃的でした。正解は1つだと思っていたからです。EMSi  fellowコミュニティに在籍するとその当時の記録が全てみられます。


6.一番印象に残った講義
 すべての講義プログラムから学ぶことができましたが、私の心が震えたのは「大川小学校でおこった悲劇」でした。詳細は書きませんが、当時なにがおこったのか?二度と同じ過ちを繰り返さないようにしっかりと考えていくことが大切だと学びました。

7.修了してなにが学べたのか
 うーん。答えに悩む3つの質問のひとつがこれです。それから、「肯定ファーストってなんですか」「本質とはなんですか?」・・・
 「同じ問いなのに100人100通りの答えがあるんだなぁ」ということがわかった!!感じです。ここEMSにたくさんの仲間がいることもわかりました。すべての講義が修了したけれど、じっくり丁寧に1つ1つの問いに答えていきたいなぁ・・と想っています。

8.お薦めしたいのはなぜ?
 ①自分が抱えている問題についていろんな角度から考えてみることができる②とにかく友達が大勢できる③自分が何かを成し遂げようと思う時、ここに助けを求めたらきっと誰かがたすけてくださるだろうという安心感④いろんな興味関心に沿ってこれから先もずっと学び続けることができる⑤挑戦できる(私は部活動での挑戦に手を挙げることができたので、今後もずっと挑戦しつづけられる場所がある。

おわりに
 私は「ヘルスケア・マネジメント部」という部活動に所属しています。医療従事者がつながっていこうとしていますので、とってもパワーをいただきます。みなさんもご縁がありましたら、事前説明会にお越しください。ご不明な点はそのときにご質問していただくか、運営事務局にメールしていただく方法でもいいと思います。長文を読んでいただきありがとうございました。
 





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?