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星野晴美さんの想い。サイレントバレンタイン開幕!!


星野晴美さんのつぶやきからはじまった#サイレントバレンタイン#ヤドカリ作戦がいよいよ開幕しました。本日のオープニングイベントにはお子さんの参加もありましたよ。

北海道の阿部医師が患者さんや社会の困りごとを解消しようと生み出される数々の発明品の話を聴きながら、一生懸命ノートにメモを取ってくださった様子でした。

発起人の「星野晴美さん」は看護管理者として勤務しているときに「パーキンソン病」を発病なさったようです。今日のオープニングで星野さんが語ったあいさつ文をここにご紹介させていただきます。


ご紹介いただきました、企画人のひとりの星野晴美と申します。
今日、こうしてサイレントバレンタイン企画が始まることに対して、賛同いただきご協力いただいた方々に感謝するとともに、今日もこの企画をしなければならない社会状況であったことを残念に思う、複雑な心境です。
私がこの企画を口にしたきっかけは、仲間の医療従事者が感染症病棟に勤務する者に対する誤解により、理不尽なかたちでコミュニティから排除されたという事があり、その怒りや悲しみからでした。
ですが、おそらくは彼女に対する心無い言葉や態度は、その人が意地悪なわけではなく医療従事者を憎んでいるわけでもないはずです。その人も、身近なたいせつな人を守る行動としてやむに已まれず、目先の安全・安心のために誹謗中傷めいた言動に走ってしまったのだと思いました。
新型コロナウィルス感染症の本当の怖さは、人の心まで蝕むあまりに多様な浸食性だと感じました。
私は神経難病になって約20年になろうとしています。その間、少しづつ大切なものを失う時間を過ごしてきました。
たいせつなことやたいせつな人を失う悲しみは、少しは解っていると思っています。
この世には抗えない事が、まだまだたくさんあります。
ですが、この新型コロナウィルスに対しては、挑む方法が解っているのですから。
それぞれの方が、それぞれのやり方で。たいせつな人が感染する機会を一度でも減らす。
その結果、感染者が減り、医療従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーが良くも悪くも特別扱いされない社会に戻ることを切に願っています・

さて今回の「ヤドカリ作戦」とは、
私たちの生活が新型コロナウィルスが現われてから大きく変化してきて、
今まで「家」は住まうところでしたが、今は、身を守るところにもなりました。
「ここぞ!」という危ない時にはヒュッとお家に身を隠すヤドカリを見習い、<#ヤドカリ作戦>を立ち上げました。
私たちは、ヤドカリのように「家」を背負って生活することはできませんが、必要な時には身を守るべき場に身を置き、自分を守ることでたいせつな人やその人との未来の時間を守りましょう。
という呼びかけです。

その第一弾企画として「サイレントバレンタイン企画」を立ち上げました。
サイレントバレンタインとは…
私たちはもう十分頑張ってる。
子どもたちは一生懸命我慢している。
私たちは何に挑んでいるのかも解らなくなっている。
でも、私たちの挑戦は続く。
たいせつな人をたいせつにする、そのために。
感染の機会を一瞬でも、一回でも減らすことが大切。
遠く離れたたいせつな人、
隣にいるたいせつな人、
寄り添ってくれるペット、
誰よりもたいせつな自分、
誰にもいる「たいせつな人」との明るい未来の時間のために
情熱を秘めて冷静に、そして楽しめる時間を皆さんとご一緒したいと思います。
今日から23日までの企画ですが、どうぞみなさんご一緒に、たいせつな未来のために、楽しくヤドカリしましょう。

EMSでは2020年9月にカンファレンスを行いました。その時の企画の1つであった「100人100通りのインタビュー動画」のときの星野晴美さんはこちらです。


本日2月7日から2月23日まで
いろんなテーマでオンラインの場を創っています。
ぜひ遊びにいらしてください。みなさんをお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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