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その決断は、「未来世代のWell-Being(幸せ)」につながる選択なのかどうか?

はじめに

2018年頃からさまざまなオンラインでのつながりが増え続けている私のまわりには、書籍を出版する人、クラウドファンディングに挑戦する人、社会課題を解決しようとしている個人や団体なども同時に多く存在しています。

「この活動はよさそうだ」なのか、「知り合いだから応援する」なのか、「ここで応援しなかったら仲間だと思ってる人たちを裏切ることになるからとりあえず」なのか・・・毎回悩む私がいます。


川原卓巳さんの『プロデュースの学校』オンライン読書会第2回

「川原卓巳プロデュースの学校」0期生が主催している読書会に参加させていただいています。主催は0期生が交代で行なっていて、第0回目の時は卓巳さんもいらしていましたが、その後は0期生だけで行なっているようです。
0回目、1回目に続き、昨日は第2回目の読書会でした。

昨日は、「心構え」として、仕事を選ぶ四つの基準(P132)と、自分をよい状態で保つ(P157)のワークを解いてから、ブレイクアウトルームで対話する形式でした。まずは、「お金・人・成功・幸せ」の四つの基準について自分の優先順位を明らかにして、その割合を考えてみました。仕事人としての

私の優先順位は・・・
1.人50%、2.幸せ30%、3.お金10%、4.成功10%かなぁ。

うーん。難しい問いでした。いまは人の可能性に掛けたいフェーズなので、人が90%っていう感じがしています。人を探究していきたいからなのかもしれません。私が感じる成功っていうのは、社会のあちこちに対話の文化が根付いた時です。だから、1つ1つの対話会が開催できて、それが積みあがって行った時の状態かもって思いました。

自分をよい状態で保つ(P157)ために①よい状態を保つためのルーティンをつくるところでは、睡眠・食事・運動・読書などの項目を埋めました。②仕事のコアタイムと休む日を決めるでは、仕事は不定期で入るけれど、なるべく9:00~16:00の間に入れたいとか、休む日はまとめてとるようにしているなぁ(旅行やツーリング)とか、言語化してみました。③プライベートの予定から先に入れるでは、孫や娘達から誘われたらなるべく優先するようにしている自分も発見しました。

スケジュールには2割の余白を

本の中に書いてあるのですが、これはホントにそうだなぁと思います。優先順位が「人」なので、なにかに誘われたらできるだけ断らないようにしています。そのおかげで自分が思いもしなかった出逢いがある人生を送ることができています。なんでもご縁に感じてしまうので、この読書会を知ったのも「才能発掘オーディション」のYouTube動画を視聴したことでした。余白大切ですよね。

私が仕事を選ぶ(応援する)基準を考えてみた

この本の中に「仕事を選ぶ基準」の項目があるのですが、看護師ではなく、対話のNukadokoを起業させることが私の現在の仕事(にしようと思って動いている)なので、①誰もが人間らしく生きられる社会を目指して行けること②「聴き合う」「語り合う」「受け止め合う」場であること③正直さが発揮できるかどうかを考えてみました。自分のなかの価値観を言葉にするって面白いですね。そこで、タイトルにしている

その決断は、
「未来世代のWell-Being(幸せ)」につながる選択なのかどうか?

という基準ですが、英国を構成する国の1つであるウェールズで2015年に施行された法律に「未来世代法」というものがあるそうです。この法律は、国や公共機関が何かを決めるときに「その決断は、未来世代のWell-Being(幸せ)につながる選択なのかどうか?」をチェックし、レポートを残して公開することを義務づけているとのことです。

正直諦めています。でもやる前から諦めるのか?

これまで、県民投票やU理論での対話会などを主催していた方々の活動や、コミュニティオーガナイジングなど市民の声で議論を巻き起こした方々の活動をみていたり、選挙の投票率の低さなどを体験して感じるのは、いまの政治にアクセスできることって相当難しいみたいだなぁということです。

意志決定の仕組みを変えることって大転換を起こすってことですよね。
その仕組みを変えることが正解なのかどうかも私にはわかりません。でも、いまの仕組みよりはなんだかよさそうに感じます。

「未来世代のWell-Being(幸せ)」につながる選択なのかどうか?

って感じてみると、応援することが今の私の選択だなぁっていう結論に達しました。【次世代の幸せを考え、議論するための「未来世代法」を日本で制定したい】というクラウドファンディングがあります。9月30日までに目標金額の300万円に達しなければこの運動は「なかったこと」になります。

これまでの活動で知り合った多くの方々が関わっています。だからこそ

「この活動はよさそうだ」なのか、「知り合いだから応援する」なのか、「ここで応援しなかったら仲間だと思ってる人たちを裏切ることになるからとりあえず」なのか・・・と今回も悩んでいました。

応援するかどうかをちゃんと選択したいな!!

って思っていたのです。昨日川原卓巳さんの『プロデュースの学校』オンライン読書会に参加していなければまだ判断できていなかったと思います。でも応援することを決めました。

決めたら、私にも何かできそうだ!という心境になりました。不思議ですね。この記事にご縁があった方もご自分で「決めて」くださるといいなぁと思っています。ご紹介しておきますね。


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