楽曲制作秘話と解説 -1- ニュートラル。with佐藤玖美

先日、「Grace」という曲のMusicVideoをリリースしました。

聴いてくださった方、いつも応援してくださる方、ありがとうございます。

ここで。相方・佐藤玖美🎤とのこれまでの5曲について 作曲の経緯や裏話をnoteに記していこうと思います🌛


1. ニュートラル(MV制作:2021/2)

2. バイバイ (2021/3)

3. 午後4時の翳り (2021/4)

4. 薄明 (2021/5) 連続ドラマW 東野圭吾「さまよう刃」のために

5. Grace (2021/8)


前3曲は楽曲リリース済み、サブスクでも公開しています。↓

ドラマに曲を使われることがきっかけにもなり

2021年、2~5月、怒涛の4本立てMV作りを決行。まずはこの曲(PAPIPOで昨年7月にリリース)を2人でリアレンジしました。

2021年2月 第一弾 「ニュートラル」

曲の解説から。

“今日もどこかで孤独に戦う戦士たちへ”

" 中毒性のあるサウンド ✖️ よく聴くと深い歌。 " を目指しました。

これは5曲の中でも異例な作り方をした曲。

私は、芸能活動やクリエイターをしている友達の苦しむ面に想いを馳せつつ

自分の悩みでもある「表現活動には感情を出せても実生活で素直に感情を露わにしにくいわだかまり」をテーマに曲を書きたいと思いました。

頼りどころのわからなくなりやすい人たちに寄り添えればと思い、

サビの歌詞を書き始めました。da da da daも。笑

そして数行の詞を曲のインストとともに玖美に渡し……。

断片や曲調から、玖美が色々なことを読み取ってくれて、想像を超える歌詞を仕上げてくれました。

不意打ちで鋭い刃をもう私に振りかざさないで
認められない日々が続けばほら 存在する意味なんて感じられなくって

都会を行進するようなイントロの後、無伴奏で始まります。

コードとメロディはいつも割と同時に作るのですが、Aメロはメロディを先に作ってあとからコード付しました。

鋭い、振りかざす、など強い表現がメロディの意図にすごく合う。

審査の目をかいくぐってく私は小さな戦士みたいね
人生をかけて手にしたいものを笑われる度世界は色を変える
ねえ どうにかしてよ

ここは本当に、私からしたら、毎日オーディションやら審査の目をかいくぐっている人たちを尊敬する部分。競うことは性に合っていないのでなるべく避けて生きていられてはいますが、この時代に音楽をやっている意味をふと考え自信がなくなることも多々。

歌は叫びからできているもの。エゴでいい、叫びもそれに対する救いも盛り込めばいいじゃん。そんなことを思い出した歌詞でした。

こんなことで悔しくてたまらないのは
何回も同じ過ちを繰り返すから
嫌われたくない弱い心が強くバリアをはってしまう不器用さが情けない
わからない 怒り方も泣き方も甘え方もいまだに

ない の応酬をしたかった私。笑

日本語の発音がはっきり美しい&リズミカルに歌える玖美だからこそ歌いこなせる難曲をつくったろー!と思いました、特にサビ。


AメロBメロはコード変化を少なくしているので、

サビで結構動く。

行ったりきたり迷う心は ニュートラルだda da da...


"行ったり来たり"のメロディはまさに行ったり来たりしていますね。

ニュートラルっていうタイトルに、大した意味はないんです。

カタカナにしたかったのはジャパニズムこだわりです。

大事なのはタイトルじゃないパターンね!ふふ。



本日はここまでにしておきます。

お読みいただきありがとうございました。

ばらばらにツイートしているので、改めて発信してみました。

これからも覗きに来ていただけたら幸いです✨


(気に入っていただけたら 投げ銭的な「サポートをする」機能もあるそうでして、制作に使わせていただきます、ありがとうございます。noteはまだよくわかっていないので、勉強中です!!)



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