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「チーズはどこへ消えた?」感想

Kindle Unlimited1冊目
チーズはどこへ消えた?感想

この本を選んだ理由
 タイトルを目にしたとき、昔プレイしたクレイマン・クレイマンというゲームで出てくるネズミがチーズを探すミニゲームを思い出し、内容が気になったので読みました。
 「クレイマン・クレイマン ネバーフットの謎」、一風変わったクレイ(粘土)で作られた謎解きゲームで、めっちゃ面白いです。

ざっくり感想
 80ページ程度で分かりやすい文章だったので、サクッと読めました。
 「変化を恐れるな」「現状維持は退化の始まり」のようなテーマを、チーズを探すという例えで記した本。
 導入/物語/振り返りパートの構成になっていたり、キャラ名がスニッフ(嗅ぎつける)/スカリー(素早く動く)/ヘム(閉じ込める)/ホー(口ごもる)と名で体を表すキャラ達だったり、自分事として捉えられる構成をしていて面白かったです。

刺さった部分
 物語の中で書かれるホーの後悔や、チーズの挿絵と共に記される言葉達とかも良かったのですが、私は特に以下が刺さりました。

 人は変化に対応することができるようになるのだ。それは――
 物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。
 問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。
 小さな変化に気づくこと。そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。
 変化に早く適応すること。遅れれば、適応できなくなるかもしれない。
 最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。

チーズはどこへ消えた? P53

 大抵のことをめんどくさがって、妄想の恐怖を膨らませて行動しないための言い訳にする、受け身がちな自分には耳が痛かったです。

本を読んでみて
 単純明快な思考と行動でいち早くチーズにたどり着くネズミ達の姿、本で読む分にはそりゃそうなるなと思うんですが、「物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動く」を実際にやるのってめちゃめちゃ難しいです。
 ネズミ達みたいな行動が習慣化したら、今よりもっと楽しい人生になるだろうなと感じました。まずは今日やれることは今日からやっていきたいです。note何冊目まで続くかな。



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