がんばった誕生日会

発達障がい児の嫌なこと

私のむすこ5歳のぴーすけはADHDと自閉症スペクトラムを併せ持つ曲者です笑

この一か月、保育園で行われる誕生日会に出たくないと毎日毎晩もんくをたらたら言い続けておりました。
その都度わたしは、「大丈夫だよできるよがんばれるよ」と励ましてきました。
本当は「もう行かなくていいよ」と言いそうになっていました。
そのくらいノイローゼ気味に誕生日会に出たくないと言ってたのです。

保育園の誕生日会では誕生児がステージに上がりひとりひとりインタビューされるのです。
幼少期に「人の前に立つ」という貴重な経験ができるわけです。
それをことごとく嫌がっているのです。

今まで新型コロナの影響で誕生日会が開かれなかったりして、久々なわけですね。

4月の誕生日会を見て恐れおののいたわけです。。。。。

ついに迎えた誕生日会

誕生日会の前日も当日の朝もわたしにしがみつき、行きたくないの一点張り。行かない、お母さんと会社に行く、保育園休む。そればかりです。

最終的には旦那に無理やり抱っこしてもらって、保育園に連れていかれました。

さて。
預けている間は気が気じゃなかったが

お迎えに行ってみて。
なんと。

がんばったそうです。

主任の先生は泣いたそうです笑
そのくらい頑張ったのでしょう。
みんなの前に立つことができました。
インタビューについては省略され、簡単なクイズに回答する方法になったようです。
インタビューよりハードルがさがりました笑
おかげさまで、本当によく頑張ったそうで。

当の本人もすごい笑顔!
やりきった感情丸出しでテンションぶち上げです笑

ただ、誕生日会が終わってからもずっと
「僕の誕生日会はおわった?」と聞いています。
ずっと怖かったのでしょう。
終わってほっとしたのでしょう。
よかったです。

また一段上に進んだ息子でした!がんばった!

これから何度となく彼は壁にぶち当たるでしょう。
運動会、卒園式、入学式。
いろんなところで、人の前に立つことになるでしょう。
そのたびに自分で自分を追い込んで自分で作った恐怖の塊におびえるのでしょう。
それでも乗り越えて行ってもらいたい。
がんばれとは言いたくないけどがんばってもらいたい。
がんばったあとのすがすがしさを感じてもらいたい。

がんばれぴーすけ。
ほんとうに、よくがんばった!


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