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まさか息子が通信制へ!?

EATに通い始めて少し経った頃、医師から「痛くて辛いとは思うけど、今頑張らないと通信制高校に進学せざるを得なくなるから頑張って」と言われました。その時の私の正直な気持ちは「通信制?この人、何言っちゃってんの?」でした(ゴメンナサイ…)。それから3年後、息子が通信制高校に通うことになるまでのお話。

高校進学について、コロナ後遺症初期の頃はまだ中1だったこともあって、まぁ中2になれば学校にも戻れるだろうし、レベルは下げないといけないかもしれないけど、なんとかなるでしょ~くらいの気持ち。

その後、中1の2月にPOTSが判明して、起立性調節障害(OD)の本を何冊か読んだのですが、必ず高校進学の事が書いてあり、通信制や昼夜間定時制が強めに勧められていました。親のエゴで全日制に進学しても本人は辛いだけだと。それからODのお子さんがいる方のブログとか色々調べるようになり、ODの子の高校選びに関するオンラインセミナーに参加したり、OD関連のXのスペース聞いてみたり。
だいたいみんな言っていることは同じで、全日制高校進学後もやはり体調面でしんどく、出席日数不足(特に体育)やテスト当日の欠席とかで悩んで、学校と掛け合っても上手く行かなくて、通信制が最後の砦みたいな話が多かった。

それから段々と私の気持ちも変わってきて。中3になっていよいよ進学先を決める時の体調次第、何より息子の気持ち次第で自分にあった進学先を選べるように、とにかく情報収集をしてできる限りの選択肢を用意してあげて、それぞれのプラス・マイナスについて全て伝えるのが私の役目だなと思うようになりました。

合格が難しい状況でも元々の志望校にチャレンジするもよし、全日制に進学することを優先してレベルを下げるのもよし、全日制で頑張ってみてダメだったらその時にまた考えるのも良し、通信制へ行くもよし、なんなら高校浪人でもよし。息子の人生なのだから、息子が決めること。どんな道を選んで、どんな結果になろうと自分で選べば納得もできるし、失敗しても次に進めるだろうと考えていました。

つづく

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