見出し画像

お金を借りたら利子が"もらえた"?!

今日は借金のお話です。

1 そもそもDeFiでお金を借りることができる仕組み

DeFiには、貸しているお金を担保にお金を借りることができるVenus Protocolというプログラムがあります。イケハヤ先生のメルマガにも登場します。中には無利子で借りることができるコインもあります。

……ん? お金を貸すときにはしっかり利子をとって、借りる時には無利子ですって? そんな美味すぎる話あるわけ……あ、あったわ!

現実社会の銀行はまさに、僕にお金を貸すときにはしっかり利子をとって、借りる(普通預金)ときにはほぼ無利子、しかも無担保ですから。だから僕がDeFiの世界でそれをマネしても罪の意識を感じなくて済みます。良かった~😌

Venusに預けたお金の60%の範囲内でお金を借りることができて、借りてるコインの価格が上がるとか、利子がついて借金が増えるとかで、担保の60%を超えてしまったら、自動的に担保をとられてしまう仕組みです。

2 お金を借りるとプレゼントがもらえます

DeFiの世界ではお金を借りたらお得なことがあります。コインの種類と量に応じて独自コインがもらえるのです。

例えばVenus Protocolというサービスでは、XVSというコインがもらえます。借りることにはもちろん利子がとられますが、サービスを使ったユーザーへのプレゼントとしてXVSというコインがもらえるのです。例えばSXPというコインを借りると貸付利子が4%程度とられますが、プレゼントが10%分くらいもらえて、差し引き6.01%のプラスになるという計算です。

画像4

3 賢い借金

借金をうまく活用するための心得は次のとおり

・借りるコインの価値は一定か、下がること
・利率の変動が少ない(=市場にたくさん出回っている)こと

かつてはVAIというコインがゆる~っと下がり続けていて、とても借り頃だったんですが、VAIが$0.85くらいになってきて、「これはドル連動コインではない」という危機感から、Venusが1VAI=1USDに戻す的な計画を発動しそうなので、ちょっと微妙になってきました。


今VAIは$0.90くらい。借りて投資して、もし将来VAIの価値が$1.00近くに上がってしまったら、損をします。気をつけましょう。損は嫌いです。

もし今たくさん借りている人がいたら、安いうちに返しておくか、「とりあえずVAIに戻してステーキング」すると良いと思います。VAIから他のコインに交換しなければ借りても損はありません。無利子ですから。

4 VAIがダメなら何を借りるか?

VAIがだめなら何を借りるか? 借金の心得を満たすコインを借りればいいです。

・借りるコインの価値は一定か、下がること
・利率の変動が少ない(=市場にたくさん出回っている)こと

この心得は信じていいの? そこを整理してみましょう。
投資で儲ける方法はシンプルに言うと2つです。

①価値の上がるコインを買って、価値が上がったら売る
②価値の下がるコインを売って、価値が下がったら買い戻す

①はわかりやすいですね。安く買って高く売る、商売の基本です。

04-1買って儲ける

次に②、価値の下がる時に設けるパターンです。上級者向けです、難しいです。
②のパターンに当てはめるために、まず価値が下がると思われる某コインを借ります、「売る」ために借りるのです。売ってお金に替えます。
コインの価値が下がったら、返すためにコインを買い戻します。返済時は価値が下がっているので少ししか返さなくて済みます。その差が利益となります。

04-2借りて儲ける02

ということで、これから価値が下がりそうなお金が見えている場合は、借金を有効に使うと良いのです。

①と②を組み合わせると最強ですね。②で下がりそうなお金を借りて、そのお金で①の上がりそうなコインを買うのです。

借りるコインとして僕が目をつけているのは、XRPです。1XRP=$0.60くらいになったら借り時だと思っています。

ブリッジ通貨として最適で便利なXRPですが、性質上資産価値が発生すると邪魔なように思えます、つまり大幅な値上がりはしないんじゃないかと踏んでいます。そして流通は豊富にあり、使われなくなって廃れるということは無いと思います。しかもXRPは借りたら利子がプラスの方向につきます…。借りるだけで儲かります…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?