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Japan MINTとNFT

おはようございます。🐤

今日は通貨のルーツを訪ねる旅、大阪は造幣博物館に行ってきました。

暗号資産の魅力、そしてNFTの魅力に必ずつながるはず、と確信して見にいったら、やっぱりMINTでつながっていました。その魅力を紹介していきます。

造幣局

桜の通り抜けが有名ですが、ここでほんとに硬貨も作っているんですね。

日本で唯一の硬貨を製造している場所だと思い込んでいましたら、なんと実は広島でメインで作られているのだそうな。特に溶解炉は広島にしかないらしく、全ての硬貨は広島生まれだと言っても過言ではないのだそうです。うーん大阪人ショック。

気を取り直して入口へ、入館料は無料。僕個人的には無料はおかしい、そしてこの入館者の少なさもおかしいと思います。クオリティの高さは他のどんな博物館にも負けていません。ホームページのしょぼさからはとても想像できないほどです。

館内は撮影してもOKです。(ただし、古文銭と、あともう一つ何だったかな、ごく少数の展示は撮影禁止になっていました。)

おそらくこの造幣局ができたころは、まじめに大阪遷都が見えていたんでしょうね、お金を作る唯一の場所だったんですから。(紙幣よりも硬貨がメインだった)

貨幣の歴史

原始時代には物々交換が行われていましたが、次第に穀物、家畜、織物、脳部などが交換の仲立ちをするようになり、これが貨幣に発展してきました。

貝のお金の誕生:今から約3500年前、貝がお金の代わりだったって嘘みたいですけど、でもほんとうだったんですね。その証拠として「貨幣、財政、貯金、賃貸」お金に関係のある漢字は貝がつくことが多いです。

石のお金(石貨):小さいものは取引の都度移動しましたが、大きいものは移動することなく所有者が変わったそうです。不動産?w

金属貨幣の誕生:その後、金属で刀や農具の形をした金属の貨幣が誕生しました。これも、刀や農具に価値があって、物々交換によく使われていたことを引きずっているんだなというのがよくわかります。

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だって、扱うのにも作るのにもめちゃ不便そうですもんね。いずれ角がなくて扱いやすい円形に変わります。

この頃も「なんだこれは、本物の刀じゃないじゃないか、こんな小さな形だけの農具は使えないじゃないか、こんなものに価値は無い」なんて議論があったのかもしれませんね。古代の人の暮らしに思いを馳せます。

やがて、金や銀など希少価値のある金属が貨幣に使われるようになって、金本位制というものが始まります。金1gと1円が交換できるというような制度ですね。いわば1 BTCと1 BTCBを交換できることが約束されているのと同じような制度です。

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貨幣の基本的役割というのも展示の説明にありました。

①交換の仲立ち:お金の一番便利なところ、何とでも交換できる
②価値の共通尺度:お料理と宝石が同じ尺度ではかれる
③富の貯蓄:価値を保存することができます

ビットコインを知るための書籍に必ず書いてあるようなことが書いてあって新鮮でした。

貨幣の製造過程

さて、貨幣の製造過程、これがメインのコンテンツだと思うんですが、これが感動の一言!

貨幣のデザインをしっかりとされていること、明治初期に、海外のデザインにも負けない日本のデザイン力があったこと、デザイナーの物語があります。

また、製造技術の進化には目を見張るものがあります。現在の実際の各工程の現物が展示してあるのと、動画でモニターで見ることができるのですが、良いです、感動の一言です。(2回目)

鋳造マシンの鬼のような500円玉のMINT! あの動画欲しいな~。

あと、貨幣だけじゃなくて勲章とか国民栄誉賞とかオリンピックのメダルもここで作っているようです。これはNFTですよね。完全にNFT。普通の貨幣を作る技術でNFTも製造しているのです。

NFT

というわけでNFTにつながります。

今日は朝からまとんさんのKindle本でNFTをMINTしました。ずっと気になってた一夜さんの「雛」これをなんとか自分のものにしたくて。

だって、なんというか、めちゃくちゃ愛着がわいているから、なんか婚姻届けというか、証が欲しくなってしまいますよね。紙きれでもいいんですよね。何かしらの証。

無くてもいいんですよ。

例えば、僕のヒヨコアイコンは、クリエイターを目指している娘の作品なんですが、すごく愛着があるんです。大事にしていたらそれで充分だとは思うんです。

ですが、今の時代は、そんなデジタル作品に「証」をつけることが簡単にできますよね。

そう思うとやりたくてしょうがなくなって。朝の6時から一夜さんにお願いをして(お互い朝早い…)NFT化の許可をいただきました。そしてそのあとに娘のヒヨコロもNFT化。これは売らないですよ。

ついでに買ってみた

NFT作ったら、マーケットもちょっと見てしまって、なんだか楽しそうなのでついぶらぶらとウィンドウショッピングを始めてしまいました。

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ほんとは一番欲しかったのはCrypto_Ninjaさんのお団子ちゃん、こちらは1.3ETHで仮想筋肉さんが購入されました。 この子はかわいいですよね。勝手に魅力を語らせてもらうと、

・弱そう(武器がお団子!)
・おばさんになったら太りそう
・一人で何もできなさそう⇒仲間に助けてもらう
・でもやる気はありそう⇒手助けしたくなる

でも、「影縫い」という技も使えるとか、ひそかに強いのか? それはそれで惹かれます…。善逸さんのような。

作者はRii2/リツさんというクリエイターさん。プロデュースはイケハヤさん。天才2人のタッグで、これは流行りますね~。

NFTの価値は会員権にあり

NFTって、さっき使ったお団子ちゃんの画像のとおり、所有してなくても表示することはできるんですよね。所有者からしたら「勝手に使いやがって」とか思われるかもしれませんが、たぶんインターネットのルールでは出自を明らかにするなど、一定の決められたルールにしたがって引用することは問題ないはずです。

これは、例えば「エロは必ず普及のメインストリームになるはず」と、エロ系のDeFiに手を出したことのある人ならわかると思うんですけど、NFTで所有権が確実なものになろうがどうしようが、画像や動画がタダで見れたらそれでOKな世界には通用しないんですよね。だからピンク系のDeFiは流行りませんでした。

それと同じで、ただ美しい画像や、素晴らしい芸術的なJPEGをNFTにしただけでは流行らないと思うんです。

この三上さんのNFTのように、NFTの可能性を十分に発揮するのは、「所有者にはディナーデートの特典を」というような、いわゆる会員権とかチケットのようなビジネスだと思うんです。

アルパカさんのNFTも、将来的には特権的なレバレッジレベルを設定できるためのスイッチとして機能したり、グッズ販売を優先的に買えるようにしたりなどのとても魅力的な機能が考えられているわけです。

イケハヤさんのNFTも、あのイケハヤさんがそこらへんを何も考えていないわけがありません。なんらかのコミュニティを発足されることを公言されていますし、もしかしたら保有者をターゲットに誰かが勝手にエアドロキャンペンをしてくれるかもしれないなど、いろんなアイデアを持ったうえでの活動だからこれだけみんなが欲しがるんですよね。

ただRii2さんの絵がかわいいからとか、ただイケハヤさんの知名度があるだけでは、ここまで人気がでることはなくて、今後の特典への期待が高い付加価値となっているんです。

もう一つ、ブランドとか所有欲を満たせるかということです。

Crypto Punksは完全にこっちですね。このNFTを持っているとドヤれる、ただそれだけだと僕は思っていて、あの画像自体に価値はないでしょう。画像自体だと絶対にJapanese Celebrity Punksの方が魅力があると思います。

だから、NFTを買う時には僕はこういうことを注意して見るようにしています。

1. 芸術作品としてお店に売っていたらいくらで買うのか?
2. 保有者にはどんな特典があるのか?
3. 所有欲はどういう形で満たされるのか?

必ずこれらの価値の合計を考えるようにして、例えば2と3の機能が何もないのであれば、ショップや個展でアート作品を買うのと同じで、いくらなら買うのかというのを意識しないと、今のNFTの価格は高すぎると思っています。特にドット絵全般。

NFTは「ファッション」「会員権」「所有欲」というキーワードが必要です。

あと、アーティストには二次流通でお金が入ってくるしくみがほんとうに素晴らしいですよね。転売して罪悪感ないのが良いです。ヒカキンパンクスさんありがとう。0.001ETHで買って半日で0.005ETHで売りました。現在は0.01ETH、さらに倍になっていますね。🐤

さて、今日のお話はこれくらいにしておきます。今日のお話は役にたったでしょうか。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~


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