私がお店を開くまで 3
待ちに待った土曜日の午後1時
彼と2人で不動産屋とアパート前で
落ち合いました。
楽しみだな。???
不動産屋がドアを開けて案内したのは
角の居抜きの空き店舗ではなく
本当に目立たない
お勝手口かと思われる隣のドアでした。。
え、
ここではないですー
となりですー
と言うと
隣はまだ借りてるよ。
それに空いてるのはこの部屋だけで
大家さんが古いから店舗にして貸しても良いってことで案内してる部屋だから。
電話での会話が微妙に食い違っていたようです。というか
私の早とちりと確認不足と聞き漏らし?
だと思う。
そして、ドアが開くと薄暗い
ザ昭和の和室六畳一間の部屋でした。。
ここでお店?
んー
こんな上手い話があるわけないですよね。
居抜きで道路に面した角部屋で、
空き店舗で元々がアンティークショップなら
とっくに入居決まってますよね。。
そういう発想がまるで出てこない私なんだなぁ、、。
まあ、この件は仕方ないとして、
気持ちはもう
お店をする!になってしまって
さてどうする、ここでお店するのかあ、、
無理かな、、1から直さないとだし、
彼もやめたらーといってますが、
と、そのとき、
奥の部屋で
カスタムメイドの靴屋を営業している
女性がお店を開けるため出勤してきたところに
遭遇しました。。
大家さんに一礼して通り過ぎる
クールな雰囲気のオシャレなお姉さん。
その靴屋さんの看板だけは
見た事あったけど、、と思ってたら
不動産屋がこの部屋と靴屋は同じ構造だよ、
というので、ふと、隣を見てから考えようかなーと、
靴屋さんにお店を見せてくださいと
お願いしました。
ドアは透明のサッシドアになっています。
開けてみると、びっくり。。
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