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アンニュイ徳田が好きそうな女の子が出演しているMV紹介 Vol.1

歌はいいね 歌は心を潤してくれる リリンが生みだした文化の極みだよ    ―新世紀エヴァンゲリオン 渚カヲル―

巨大なプラットフォームが出現し、映像が身の回りに氾濫する世の中になった。人間は、歌詞から世界観を創造するのが困難となった。

そこで、曲の世界観をイメージしやすくするのに、一役買っているものがある。

MV(ミュージック・ビデオ)である。

本記事では、アンニュイ徳田が「ま、まあ彼女にしてやってもいいかな。いや彼女になってください」と思った女性が出演しているMV(ミュージック・ビデオ)を紹介します。

なお、歌手・曲の詳しい紹介は省略し、MVの俳優が魅力的に映る場面はどこか、個人的な選択であるが紹介していきたい。

渚カヲル君のセリフ関係ないじゃんって言わないでくれ。

早速、紹介に入ろう。

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1 ぼっちぼろまる『噓つき犬が吠える』


【俳優紹介】

・夜代太郎(やよたろ)

・年齢不明

・コスプレイヤー

@cos_YAYO

【おすすめシーン】

サムネイル…手で顔を隠しているけど、指の隙間からこちらを覗いています。何かを訴えるような瞳に僕はこう問いかけますね。「今日はずっと一緒にいるよ」ってね。

曲の始まりの「ワンッワン!」…動物を飼ったことある人ならわかるかな。吠えている内容はわからない。けど、きっと自分に対して「遊ぼうよ」、「構って」と主張しているんだろうな、と勝手に想像する気持ち。同じですよ。彼女は僕に好意があるのだ、と思わずにはいられない。

彼女が僕を見つめた後、恥ずかしくなって笑う(45~49秒)…真剣に僕を見つめてきた。僕は絶対に目を背けるもんかと踏ん張った。そしたら、彼女の方がこの緊張感に耐えられなくて、下を向いちゃった場面。

サムネイルになっているシーン(1:08~1:11秒)…とりあえず見てくれ。こういうおふざけをカップルはするのでしょうか?手で顔隠して、パッと花が咲いたようにご尊顔を見せつける行為。

ホームビデオ効果(2:13~2:30秒、2:57~2:59秒)…おそらく誰かが指摘していると思うのだが、MVにおいて、付き合っていた頃のかけがえのない記憶を表現する手法。2人だけの楽しい記憶は、こういった淡い画質のホームビデオのような映像になりがち。


2 感覚ピエロ『A-Han!!』

【俳優紹介】

・田中真琴

・1995/1/30

・モデル、女優

@mak0tter

【おすすめシーン】

ミステリアスな美女が無表情でダンス…俳優の演技というか目力、くわえて、ふつくしい(海馬瀬戸)姿…これもう僕がどうあがいても所有することが不可能な領域なんですが、、、そんな彼女が奇怪なダンスをするんですよ。無表情で人間の温かみがない、まるで人形のような彼女がダンスする、そのギャップに痺れる。

フレデリック『オドループ』の俳優以上に、人間性を排除した演出になっているね。それはなぜか。彼女以外の演出が「邪」であるから。人間の欲望を感じさせるような描写が多いのだ。したがって、彼女だけは、極限まで「聖」でなくてはならない。そこに、人間性(欲望)排除の理由があるのだ。

人間らしさの萌芽?(2:13秒)…シスター姿だけで眼福なんですが、牧師にアタックする場面がかわいい。なぜかこの場面においては、彼女は「美しい」ではなく、「かわいい」のである。聖書のようなものでアタック、しかも牧師に対して、神「聖」な彼女が。

人間性を排除した彼女ならスルーする場面。ついに、人間の感情を手に入れたか。いいえ、これは神「聖」な彼女が、欲望を発露した牧師に対して制裁を与えているのだ。

【おまけ】

田中真琴さんは、他にも数多くのMVに出演している。おすすめはこれだ。

BiSH 『プロミスザスター』

リアクション ザ ブッタ『仮面』

ちなみに、YouTubeもやっているので紹介しよう。MVとのギャップがええんじゃ。


3 サイダーガール 『週刊少年ゾンビ』

MVには俳優が2人いる。ここでは、小貫莉奈 (4代目サイダーガール)を紹介しよう。

ゾンビ役は、岡本紀子さんです。

【俳優紹介】

・小貫莉奈

・2001/5/29

・モデル、女優

@rina_onuki0529

【おすすめシーン】

サイダーのように弾ける笑顔とぱぱぱダンス…これに尽きる。時世を反映したファイトソングにぴったりのキャラクターだな。ぴょんぴょんと飛び跳ねる彼女は、エネルギーの権化。人生に疲れた僕を優しく包み込んでくれる母性の塊。

彼女の笑顔は誰も傷つけない。誰も否定しない。これでいいんだと。

ちなみに、ぼくの好きな笑顔シーンは、3:17~3:22秒のあたり。

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とりあえず、この辺でVol.1は終了にしよう。

今回は、知名度がある女優が出演しているMV( Vaundy『踊り子』等)、バンドメンバーが俳優になっているMV(ポルカドットスティングレイ『エレクトリック・パブリック』等)は除外した。

それでも、まだ紹介したいMVがある。次回に持ち越すことにする。

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