【詩】しにたいとき

病名をつけられて
思っていること考えていること感じていること
吐き出す相手もいなくて
でも死ねなくて死にたくて
いつ回復するのかわからない
そんな人生の数年間を過ごして
気づけば30歳を越えていて
職にありつこうにも職歴制限にかかって
障碍者雇用で働いているけど
ずっと続けるほどのやりがいはなくて
かといって仕事を辞めるほど力がないから
親だとか趣味だとかそのために
気持ちを奮い立たせて働いていた
数カ月数年前の自分へ

今ももがいてる
その時々そのステージでの
救いの光に近づくために
たとえ5060になって
孤独になっていたとしても生きていられるだけの
悔いのなさ
やることやったんだという自負
こいつを持ち続けられるようになるため
今開き直って努力してみて
人なんていなくたっていいやって
それでも生きていけるんだって
強い自分になるために
明日も仕事をするよ

みんな生きているだけで偉い
じゃあおやすみ
良い1週間を


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