【詩】他人なんてどうでもいいと思ってたんだ

いくら辛い目に遭ったって頑張らなくちゃいけない
一人で頑張らなくちゃいけない
それなら辛い目に遭わせたり孤独を感じるくらいなら初めから
他人なんてどうでもいいと思ってたんだ

そんなとき
「頑張れ」
より
「そんなことよりおにぎり食べようぜ」
の方が寄り添われているなって感じる

駅の売店を見ると思い出す
リプトンのミルクティーと安っぽいおにぎり
電車内で飲食した
あの時よく他の乗客に怒られなかったなって

いくら他の人を知ったところで自分勝手な私は
その時々の気分次第でどうだっていい気持ちになるし
逆に他人だってそんな感じなわけ
でも腹が減るのは同じだし
おいしいもの食べたいのも同じだし

そんなときに一緒にメシでも行くかって
ごはんのおいしさと幸せを共有したら
なんか悩みとかちっぽけになっちゃってどうでもよくなっちゃって

また明日から頑張ろって
単純な私はこう思うわけ
こんな気持ちに比べたらほんと
他人なんてどうでもいいと思ってたんだ

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