お惣菜天国

2024/3/11(月)

透析休み。
でも、午後から循環器の受診あり。
予約時間15時ってどうよ。
もともと13時半で予約のはずなんだけど、うっかりしてるとこういう事になる。

私は出かける用事があると、その前の時間を上手く使えない。
最近出かけ慣れてないせいもあるが、用事が済むまで落ち着かないのである。
落ち着かないという内心の焦りみたいなのを無意識に誤魔化そうとしているのか、それとも用事に出かけるための余力を残そうとしているのか、ひたすらぼんやり、ゆる〜く過ごしていないと謎の焦燥感が強くなる。
こうして、書いているだけでもなぜか緊張しているし、気持ちが重たくなる。

正真正銘のインドア人間。
それが、私。

まあ、楽しい用事じゃないっていうのも一因だろう。週3回通院しているのに、更に通院って心を無にしないとやっていられない。

通院の無限ループにならないよう、更なる疾患が増えないように気をつけなければ。

お昼ご飯を食べたところで妹から電話。
30分ほど話をして切る。

出かける前に、なかなかヘビーな話を聞いてしまった…。
とにかく、妹と姪のことが心配だがこんなヨレヨレおばさんがしてあげられることは少なく、ただただ事が良き方向へ進むよう信じるだけだ。

病院へ行くバスは1時間一本しかなく、そのバス停は心臓破りの坂の上にある。
距離的にはそれ程ないのだが、坂を一気に上がれないことも考え、15分前に家を出る。

余裕を持って出かけたが、雪解けで足元も悪く息切れMAXで結局バス停にたどり着いたのはギリギリの時間であった。

いつもは座れるバスだが、今日は程よく席が埋まっており座れなかった。
ヘルプマークをつけているものの、病院までバスで10分もかからないので、立っていても大丈夫なんだが、こういう場合なんかヘルプマークをぶらさげていると、座っている人に気まずい思いをさせているのではないかと気になる。

病院について受付、待合の椅子のところに行くと、透析でお隣ベッドのMさんがいた。
旦那さんも一緒で、足が悪いので通院の際は転ぶと危険なので一緒に来てくれるらしい。
今日は外来混んでいて診察も遅れ気味とのこと。

私はまず心電図を撮りに行って、あとはひたすら待つ事1時間以上。
呼ばれた時には4時を過ぎていた。

心電図は問題なしだったが、血液検査の結果心臓に負担がかなりかかっていること判明。

次回の診察日を聞いて、時間がもう少し早いと助かるという話をすると先生が看護師さんに「早目に入れてやって」と言ったものの、看護師さんから「その日は16時半しかもう空きがない」と返事があり、私は思わず「よ、よ、よ、よじはん〜!」と変な声を出してしまった。
診察室は爆笑なのか失笑なのか、笑いに包まれ先生が「13時半でねじ込んであげて」と16時半は回避した。

診察室を出ると、私以外患者はおらず、病院は閉める準備をしていた。

会計を済ませて、薬局へ行き薬をもらい時間を見ると次のバスまで30分以上ある。

待てる場所もないし、どうしようか迷った末歩く事に。
病院からバス停三つくらい歩いたところにスーパーがあるので、たしかあそこはお惣菜が激安な筈なので、そこに寄って夕飯用のおかずを調達したら、そのスーパーの前にバス停があるので多分、その頃ちょうど私の乗るバスが来るだろうという算段をして、しばし歩く。

スーパーのお惣菜は激安だった。
ここは天国ですか? というくらい。
このスーパーの近くに住みたいと思うほど。

スーパーでの会計を済ませると、ちょうどバスが来る5分前くらいだった。

その後、無事バスに乗り(と言ってもバス停二つくらいですぐ降りるのだが)帰宅したら、午後6時ちょっと前だった。

久々のバスでの外出と、心臓破りの坂と帰りに歩いたというのもあり、体も冷えたので心臓が痛く、しばらくストーブの前で寝っ転がって休んだ。

あー、惣菜を買ってきて正解だったと思いつつ。
とりあえず夕飯の心配をしなくていいので、心置きなく寝っ転がっていた。

しばらく寝っ転がっていたが、ご飯を炊くことを忘れると大変なので気合を入れて起き上がり、5合炊く。

買ってきたお惣菜が安かったので期待はしていなかったが、想像以上に美味しくて満足の夕飯だった。

あー、また明日から透析か。
月曜の夜は切ない。

では、また明日。


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