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イノセントって美しくて残酷

先日、アイスクリームLIVEを途中から聞いたので感じた事をメモします。

次世代の子が現れましたね。今確かに似たような子達が、似たような流行りの歌い方をしてるけど明らかに違う。こんな事言ったらよくないと思うけど、よく見せたいという下心があると、それは透けて見えます。普通は、誰だってそう。好かれたいとか、いいねたくさん欲しいとか。いいねは買えちゃう世の中だしね。

でも、彼女の才能を前したら、そんな事は関係ない世界へと引きずり込まれる。いいねがいくつとか、再生回数とか、それを超えていくような圧倒的なもの。

借り物じゃない。
数値で計れるような物じゃない。

彼女はきっと今後『何か似たような者たち』を蹴散らす事になる。

すでに、唯一無二の変わりがきかない存在だから。

何かに似せたような、いいねが欲しいような、そんな所から離れた場所にいる。

無垢な魂はとてつもなく強くて美しく、スケール感が全く違う。

大人からいろんな事を吹き込まれて、ちっぽけな考えに染まって欲しくないし、大人が作戦を練って作り込むような事をして欲しくないと思わせるような子だ。

皆が思ってるより女性の本能は強く、能力は平均値へと向かう傾向にある。女性の持つ作家性が難しいと言われるゆえんはそこにある。

私が作家気質の子を見守る時、たいてい男の子を選ぶ。長期で考えるから。でも女の子の場合、長期的な作家性をはぐくむ場合とても難しい。(ちなみにリアルでは、作家性の強い女の子が1人いて今後どうなるか楽しみな子がいる)

作家としての人生より女としての幸せに引きずられるからだ。

でも彼女の作家性は、とても強い。と、同時に大衆が無意識に呼んだ姿でもある。

今は、彼女の持つ今っぽいのに普遍的な歌を楽しみたいと思う。

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