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テオヤンセンの世界線

まずは、こちらをご覧ください。

凄い凄い。圧倒的な存在感と、繊細な構造。目の情報から得る物体の神秘性と可能性。なにより、子どもの頃のようなワクワク感が止まらない。

テオ・ヤンセンは、現代のダビンチと称されてるという。

私たちが住む世界は、電気が出来た後の世界線です。もし、電気が無かったら…。私たち女性は、もっと男性を頼る世界で生きてたでしょう。今よりもっと、より女性らしい生活をし、いつもいつも男性を頼る生活だったでしょう。

あ、男性のみなさん、エジソンを憎んじゃダメですよ。社会的男性から解放されて、趣味の世界で生きる事が可能になり、自由を手に入れる事ができたのですから。そのかわり、たくましい社会的男性・父性は、失われていったけど。それが、電気が出来た後の世界です。

私たちは、電気によって男性らしさ、女性らしさが、奪われたと同時に、自由を得たのです。

ファッションでスチームパンクというサブカルがあります。

電気が存在しなかった世界線を想像し、創って楽しむ文化です。スチームパンクの場合は、電気に変わるエネルギーは、蒸気です。蒸気の力が主力となった世界。そこから、小説・ファッション・小物が派生して、サブカル文化になってます。

そして、最初に紹介した、テオ・ヤンセン。
彼の骨格と風を利用した作品をみてると、

「風が主力の世界線は、どんな世界だろうか?今の世界よりもっと気ままで優しい世界になれるのではないか?」

と想像してしまいます。電気自動車に代わり、彼の作品のような乗り物だったら…。

「今日は風が吹かないから、会社や学校へ移動できないわね。自宅で過ごしましょう」

と、子どもの頃に教わった、カメハメハ大王が住む世界になりそうで、ワクワクしますね!みんなも思った事あるでしょ?

あれ?

素敵な作品なのに、なぜか「ぐうたら生活押し」の私がいる世界線になった。

そうか、どんな世界線でも、人はぐうたらしたいのか…。

自分の本性を知り複雑な気持ちになった、ひょうこさん。

いや、もっと、テオヤンセンの世界観を素敵に広げていこう!

みなさんは、きっともっと素敵な妄想が出来たのではないでしょうか?

彼の作品を実際に見てみたいですね☺✨

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