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出産レポート

昨日の夜、子供が無事産まれたので、陣痛中大量に読んだ出産レポートの一記事に加わるべく書いてみます。
先輩出産経験者のみなさま、出産レポートを書いてくれてありがとうございます。陣痛中に励まされました。

産まれる2日前

予定日に上の子の保育園のお誕生日会があったので、そこまで産まれないようになるべくのんびりしていました。
お誕生日会の後からは、1時間歩いたり、ショベルカーで仕事したり、羊を追いかけたりハードに動いてみました。
その夜から30分おきくらいのぼんやりした痛みが来ました。


産まれる1日前


次の朝には15分から25分くらいの間隔で、途切れることなく痛くなってきました。
子供の朝ごはんと家畜のお世話を終わらせて、病院に電話したところ、遠方なのでとりあえず入院してみることになりました。
子供を祖父母に預けて、夫と病院に出発しました。
陣痛との長い戦いが予想されたので、スーパーとコンビニをはしごして、冷凍フルーツ、コンビニスイーツ、ヨーグルトとナタデココ、ウイダーインゼリー、フルーツジュース、お茶、パン、おにぎり、唐揚げ、大学芋、ポテトチップスを買い込みました。買った後の会計に8000円と表示されるのを見て、買いすぎかと反省しましたが、この後想像以上に長い戦いになったので良い判断でした。
ちなみに1番美味しかったのはセブンイレブンの冷凍大学芋。最高。

病院に着いて血圧、体重、体温を測定して、胎児の心音モニターを始めました。
20分に1回の軽い陣痛が観測され、予定日1日後の10時に入院決定となりました。

子宮口4センチでまだまだ余裕の痛みなので、夫には一回帰ってもらいました。
往復4時間かかるけれども、家にも産まれそうな牛がいるからしょうがない。

入院後はのんびりと1人の時間を満喫しました。段々陣痛の間隔は狭まるものの、15分から20分間隔の軽い痛みなので、余裕でした。
早く産みたいので、部屋の中をうろうろ歩きながら出産レポートや新生児のお世話エピソードを読み漁りました。
夕方になっても特に変わらず、ちょっと入院が早かったかなと思いながら、広いベットを独り占めして王様気分で眠りました。

出産当日

夜中の3時くらいに痛くて目が覚めました。大体10分おきの痛みでした。
まだまだお腹を壊したときくらいの痛みで余裕がありました。

朝8時の診察で子宮口が6センチになっていて、陣痛も10分おき、痛みも強くなっていることが確認されました。

9時半には立ち会い出産のために夫が再登場しました。心強い!
もっと早く産まれるかと思って前日は病院の近くで車中泊してくれました。すごい!

色々な食べ物をつまみながら、早く産まれるように願いを込めて、部屋の中を歩き回りました。

12時頃には5分おきの陣痛になり、立ったまま夫の背中を押したり引いたり、横になって夫の腕を握りしめたりしてやり過ごしました。
子宮口7センチであんまり進まなくてへこむ。

ちょっと疲れてきたので、陣痛の合間に寝たりしていました。

17時くらいに内診してもらうも、変化なしでさらにへこみました。
5分おきは変わらずに、痛みが強くなってきました。そろそろ痛い時は喋りたくない感じでした。

19時くらいに助産師さんがやってきて、20時に胎児モニターをつけると聞き、1時間立って歩いて頑張ってみることにしました。
3分おきにやってくる、痛いとなにかに文句を言ったり息を頑張って吐かないとやってられない痛みでした。
痛い時に話しかけられても内容が頭に入ってきません。

20時丁度くらいに助産師さんが登場しました。待ってました!やっと寝れる!

結構痛いと訴えて内診してもらうも、結果は17時とあまり変わらずで絶望しました。
この痛みはまだまだ続くのか、、、

胎児モニターをつけて、陣痛時は夫の腕をねじ切りそうになりながら、ゴロゴロしていると、急に完全に破水しました。
一気に痛みが強くなりつい叫び始めてしまいました。

20時12分を最後に陣痛記録アプリの入力が途絶えているのでこの辺りで破水したはずです。

夫がナースコールで助産師さんを呼んで、すぐに駆けつけてくれました。
まだ子宮口8センチだから力を抜いてと言われるも、全く抜けずに叫び続けて申し訳なかった。頑張っても無理なもんは無理。
沢山人が集まってきて準備が進められるも、準備中に赤ちゃん股に挟まってる位置まで出てきてしまいました。
まだパンツすら脱いでなかったのでハサミで切られました。西松屋で2枚500円のやつを履いといてよかった。
先生も間に合わず20時22分に産まれちゃいました。
長い痛みが終わってとってもすっきり晴れ晴れした気分になりました。おめでとう。

急に産まれて驚きでしたが、特に股が裂けることもなく、ちょっと出血が多いくらいで済みました。
これからの新生児との暮らしが楽しみです。
出産は辛いですがいつか終わるのでなんとかなります。
ただの起こったことの記録ですが、一つの例として、この文章が陣痛中に出産レポートを読み漁ったり、妊娠中に不安になっている人に届きますように。


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