2024年4月5日の上野公園日記(2) さるまん
平成館をひととおり見終わったら時刻は13時。
まだまだ東博を見足りなかったけれど、再入場可能だし、こっちは夜19時までやってるから、17時に閉まってしまう上野動物園に行っておくことにした。12年ぶり。
東園
パンダを見ようと思ってたのに、地図を読むのが下手でパンダのいないほうから入ってしまった。
先月行った多摩動物公園のホットドッグが美味しかったので、上野動物園に着いたらまずは何か食べようと決めていた。
実は私は長年会食恐怖症で、見知らぬ人に見られる状況でものを食べるのがとても苦手。
小さなお菓子とか飲み物、サンドイッチくらいまでならなんとか食べられるけれど、ちゃんと箸とかを使って食べる食事となると、親しい人が一緒に居ればまだいいのだけど、ひとりだとものすごく緊張する。だから昔から、なるべくそういう機会を持たないようにしてきた。
のだけれど、最近は、できる範囲で勇気を出して、食べられそうなときはちゃんと食べてみることにしている。
とは言えやっぱり衆人環視のなか、ひとりで箸を使うのは怖い。
それに、丼ものなどの食事メニューはどれも量が多そうで、食べ残すのは気が引けたので、箸を使わずに済んで量も少ない「さるまん」とホットコーヒーを注文。
さるまん
「さるまん」とは、猿の焼き印と象の焼き印が捺してある大判焼きのこと。中身は粒あんとカスタード。2個で450円。
「こういうところで食うものに文句言っちゃいけないぜ」と井之頭五郎さんなら言うところだろうけど、イオンとかのフードコートの大判焼きと違って、皮が柔らかくてちゃんと美味しかった。