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「初めての普通自動車」車歴12台の追想ーその5。
本当にお金がなく、大好きだったミラターボTR-XXの車検を通すことができない状況になってしまいました。
前回の記事はこちら
ちょうどそのタイミングで、お姉さん的存在の友人から「クルマを手放すんだけど、必要な人いないかなぁ?」と。いるいる!ここにいる!
そのクルマはトヨタのスターレットでした。
でも、ミラターボと同じく車検が切れるクルマでした。
そこで考えました。
(ミラターボを売って、そのお金でスターレットの車検を通そう)
ミラターボはすぐに売れ、無事スターレットの車検も受けることができました。
スターレットは昭和の名車の一つと言っても過言ではありません。実際、大人気でした。
直列4気筒 SOHC 12バルブの1.3リッターエンジンに対して、車重が740kgと軽く、とても軽快な走りをしました。
CMでは「かっ飛び」スターレット、ターボ付きは「韋駄天」スターレットと紹介され、その速さが強調されていた印象があります。
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とまあ、素敵なスポーツモデルはあったものの、私が譲り受けたのはソレイユという特別仕様車で、ノンスポーツタイプモデルでした。
でも82馬力あり、十分なパワーを持っていました。
スーパーレッド2というボディカラーで赤色だったので女性仕様車っぽく、そのイメージを拭い去るべく、カスタムを施していきました。
まず、自動車解体屋に行きました。
スターレットの足まわりは13インチだったので、15インチのアルミとタイヤセットを見つけて、インチアップしました。
また、スターレットターボの事故車があったので、スポーツシート2脚を激安で購入し取り付けました。後はステアリングを交換したくらいです。
今の軽自動車、特にワンボックスタイプは室内がとても広いですが、当時は軽=狭いでした。軽から普通自動車になって、室内空間の広さを改めて感じました。
このクルマで今の妻と沢山デートしましたが、結婚するタイミングで車種変更になるのでした。
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つづく
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