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あなたに「ファンがつく」とき



心が揺さぶられる


少し前の話になります。

先日、

ハナココロのミーティングが終わって

なんとなくテレビをつけたらね。


ハナココロ↓



世界体操をやっていたんです。


しかも、

内村航平選手の鉄棒。



オリンピックの予選で

落下してしまったことを知っていたので

もうね、どうにか、どうにか

落下することなく、ご本人が納得できる演技を・・・


って祈るような気持ちで観ました。



体操選手って体の負担が大きいのか

20代の前半で引退することも多くて


その中で30歳を超えている内村選手は

ベテランもベテラン。


ご本人が何かの取材で答えてらしたのですが

(うろ覚えですけど)

体操選手としては、80歳とか90歳くらいの感じ

なのだそうです。


オリンピックで金メダルをとった橋本選手は20歳、

他の選手達も19歳、21歳、22歳、23歳とかとか。




全力ってすごいな、って思いました。


もうね、内村選手の鉄棒を観て

泣きそうでした。



内村選手の結果は6位でした。

でもね、そこじゃないんですよね。


全てを出して、本当に自分の全てで、そこに居る、ってすごい。


心が揺さぶられる。

感動する。




人を魅了してやまない理由



マネジメントする立場になったり

独立して自分でビジネス始めたりすると


「人は感情で動く」


って、もう、耳にタコができるくらい

言われることなんですけど。


そして

「じゃあ、感情に触れよう」と

意図的に試行錯誤すると・・・

バレるのよねぇ。。。笑


気持ち悪さが出る。


そういう気持ち悪い文章を

いくつ読んだことか・・・

自分でもいっぱい書いただろうなぁ。


もちろん、テクニックはあってね。

それも大事です。


だけどやっぱり

人の心を大きく揺さぶるのは

純粋な気持ちなんだろうなぁ。


内村航平選手も

イチロー選手も

上野由紀子選手も


選手としてのピークは過ぎてからも

なんかなんかなんかなんか、感動する。



高校球児のフレッシュな一生懸命さも素敵だけど

それとは違う素敵さ。


人間性を感じるもの。


スポーツ選手じゃない場合

ピークが20歳で来ることはあまりないけれど

それでも

若い、と言われる時期はそんなに長くありません。


仕事しててね。

30代くらいまでは

まだ若さで行けるところがあると思うのです。


だけど40を超えてきたら

やっぱり問われるのは「人」だな、と。


年々、思うのです。

お付き合いする方々の肩書が上がれば上がるほど

「人」としての自分がいかに大切か、に直面する。



相手の心を、深く揺さぶるのも

その人の「人」が見えた時だな〜って

思うのです。



そして

経験を積んだ人ほど、

薄っぺらい感動や感情ではピクリとも反応しない。


どんなに稚拙でも

どんなにヘタクソでも

心の奥底から自分を晒した時だけ

反応してくださるな、と思うのです。



そう考えるとね。


年齢を重ねれば重ねるほど

自分を晒すしか道はなくなってくるな〜って。


あーあ、痛い。


いかに「ただの自分」でいられるか。

いかに「ただの自分」をそのまま出せるか。



独立した時に読んだある記事を思い出しました。


「何もない自分として人前に立てるか?」

「何もない自分として人前に立てた時に、初めてあなたにファンがつく」


これね、本当にそうだなと思います。

容姿やセンスなどが凡人の自分は

「自分」でいることぐらいしかできないんですよね。


内村航平選手も

イチロー選手も

上野由紀子選手も


素晴らしい才能と努力の上に、さらに

全身全霊で「自分」でプレーしてくれたから

ファンがたくさんいるんでしょうね。

人を魅了してやまないんでしょうね。


内村選手のお陰で

また初心にかえることができました。


「何もない自分として人前に立てるか?」


わたしは、

これから年齢を重ねていく時に

この言葉は常に自分の横に置いておきたいなあ

と思っています。



あなたはいかがですか?

年齢を重ねて行った先に

どんな自分でありたいと思われますか?

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