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親の気持ち子知らず

4月11日18時
父が中央病院にて老衰による肺炎で
85歳で天に召されました

昨年12月7日
ディサービスの帰りに
吐いたものが肺に入り
大学病院に緊急搬送
そのまま逝ってしまうところ
大学病院での迅速な処置で
急死に一生を得たものの
寝たきりとなってしまいました

口から鼻に栄養を入れ
容体が落ち着き
1月30 日中央病院に転院
しかし
鼻からの栄養も入らなくなり
鎖骨下から管を通して延命

4月11日
東京の妹はピンと来たのか
午後父と娘なので面会を許され
無事帰ると体調が急変

病院から私に連絡が入り
息子娘に会い
安心したのか眠るように
天に召されました✨

追記

平成26年3月18日
80歳の母を肺がんで見送り
最愛の母を亡くしたあと

27年12月の脳梗塞で
認知症も重なり
歩くこともままならない中
介護サービスを受けながらも
家での介護は、ほぼ妻が行い
食事から下の世話まで
献身的に介護してくれ
感謝してもしきれません

しかし、離乳食のような食事も
喉が通らなくなり、食べることも
苦しくなってきました
昔なら家族に囲まれて
お迎えを待つことになったでしょう

延命したものの
骨と皮だけになった父の姿
喋ることもなく
お父ちゃんと呼ぶと
目を開けてくれたものの
表情はほとんどなくなっていました

家でまだベッドから居間まで歩けた頃
自分の孫娘とやっと動く手を出して
風船バレーに興じる姿

もっともっと
話かけてあげたかったなあと
冷たくなった父の横で
思いました

反応がなくても話しかける妻や孫たち
女性の声かけや関わりは
スゴいなぁと感心します

妻と二人で
冷たくなった父に
何の服を着せようかと思って
タンスを探すと
母の手作りのコートが目に止まり
ピーンときました

妻と二人で着替えさせると
前より表情がやわらいだように見えるから
不思議です

父が母を亡くした後、
母の毛糸の帽子をかぶって
散歩していたことを思い出しました
傍目から見たら変なおじさんですが
母の温もりを少しでも感じていたかった
のかもしれません

今、二人で心おきなく
彼方の世界で花畑の中で
仲睦まじく散歩していることでしょうね

お父さん不足な息子でしたが
最後まで家族を見守ってくれてありがとう
これからは彼方の世界から天の父母様と共に
二人で孫たちの成長を見守っていて下さい 〜祈り〜  飯塚 浩 拝
#父の旅立ち
#夫婦円満
#ファミリーストーリー
#おやのこころこしらず
#親孝行
#父の命日

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