誰もいない山寺で
祈りをこめる

六根清浄、六根清浄と
唱えながら山伏達が
俗世と幽界と天界を行き来する

死ぬことは元の世界に帰ること

それだけのことと思えば
この世に執着する必要もなし

大事なのは、全身全霊で生きた
証しをもって今生きているかに
他ならない
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