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いろいろな室内灯 TOMIX キハ40・47

サムネイルの写真は撮影用。

テープLED式自作:キハ47

TOMIXのキハ47は、既製品室内灯だと妻面への導光が困難である。
その理由はボディの構造にある。

屋根が低くなっているキハ47車端部

0番代におけるトイレ水タンクに相当する部分のみ、屋根が低くなっているためである。
トイレがない1000番代のボディも同様である。
この部分に導光させるためには、室内灯を曲げる必要があるが、そんな既製品は存じ上げない。

筆者はTOMIX純正品を装備させていたが、運転席直後と先述の部分が暗くなってしまう。

よって、全体を明るくできる室内灯を、テープLEDで作製することにした。

早速であるが、竣工した写真をご覧いただく。

車体に室内灯を装着した状態

銅エナメル線で離れ小島のLEDを作り、段差を乗り越える構造とした。

一度分離した部分を再接続させる、というテープLEDの利点を活かしたカタチである。

点灯状態:車端部
点灯状態:乗務員室直後

純正室内灯では照度不足になってしまう、車両端部を明るくすることに成功した。

ポポンデッタ室内灯:キハ40

キハ47だけではボリューム不足なので、内容追加。
既製品の室内灯を色々と試していく一環として、今回はポポンデッタの室内灯を採用した。

スイッチをHに切り替える機会は多分ない

この室内灯の見所は、一般的にはエネルギーチャージャーと銘打たれたコンデンサ群であると思われる。

しかし個人的な注目ポイントは、色味である。

221系で採用したTORM室内灯は、発光の青白さが気になった。
ポポンデッタの室内灯は、色味の設定が豊富である。
「黄白色」が実車の色味に近そうだが、今回は一緒に走らせる機会が多いキハ47に合わせ、「白色」を選んだ。

TOMIX純正室内灯と同じように搭載できる形状ではあるが、少しでも目立たなくするため、ボディに接着する方針を採った。

この方針で必要となった作業を、写真で紹介する。

スプリング横を切り取り
0.5+0.3mmプラ板で屋根を嵩増し

どうでもいいことだが、屋根を嵩増しするなんて言葉、ここ以外で使わないであろう。

室内灯をゴム系接着材で貼り付け
点灯状態 トイレがある側

光源位置の関係上、トイレの影が目立ってしまうが、トータルで見れば改善したと判断する。

毎月の連続投稿が途切れそうになった時は、このような小ネタで食い繋いでいこうと思う。


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