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ためこんだ毛糸を寄付した話

あなたには整理したいモノ、ありますか?

モノは使わなくなると、いつの間にか存在自体を忘れてしまいますよね。
私の場合、整理したいモノはしまいこんでいた毛糸です。

しまいこんでいる毛糸や他のモノも整理して、スッキリしたいという気持ちがここ数年どんどん強くなっています。
本当に必要なモノだけに囲まれた、シンプルな生活!
なかなか実行できないからこそ、私の憧れる暮らしです。

ついに私は「今年中に、ためこんだ毛糸をすべて整理しよう」と決心しました。
この記事は、私が毛糸を整理した方法をお伝えします。
同じようにお悩みの方の参考になれば、うれしいです。

毛糸を整理する方法を考えた

「今年中に毛糸をすべて整理する」とゴールは決めました。
次に具体的にどのように整理するか、考えなければなりません。
私は、以下の3点を譲れないポイントとしました。

  • 捨ていない

  • 売らない

  • 活用してもらう

「不要ならば販売すればいいのに」と考える方もいらっしゃるでしょう。
今やフリマアプリは大盛況ですよね。
ちなみに、私もよく利用しています。
主に読み終わった本を販売していますよ。

とはいえ、今回は半端に余っている毛糸もすべて整理したかったので売るのは難しいと考えました。
幸運にもすべての毛糸を購入してくださる方がいたとして、毛糸を役立ててもらえるかわからない点が不安です。
私は、とにかく毛糸を活用して欲しかったので。
つまり「毛糸を寄付できる場所」を私は探しはじめました。

※この記事はケアマフを編む会事務局の方に許可をいただいて執筆しています。
そこで見つけたのが、以下のX(旧Twitter)です。

ケアマフを編む会』では、毛糸の寄付を募集していました!
ケアマフというのは、認知症の方が使うための筒状のニット製品(マフ)のことだそうです。
さっそく詳細を伺ったところ、以下のことを教えていただきました。

  • 使いかけの毛糸でもOK

  • アクリル毛糸でもOK

  • 送料は自己負担

  • 夏糸は伸縮性がないのでNG

  • ゴワゴワした手ざわりの毛糸はNG

使いかけの毛糸でも寄付OKなのが、とてもうれしかったです

毛糸を発送する

寄付する毛糸は、ビニール袋と紙袋で梱包すればよいだろうと思いました。
毛糸は柔らかいので、ある程度押し込めばイケそうな気がしたのですが……。
いかんせん量が多過ぎます。
紙袋は形が保てないので、押し込んで梱包するのは無理だとわかりました。
どれだけの毛糸をためこんでいたのか。

結局、ホームセンターで段ボール箱を購入。
45×35×30(宅配120サイズ)の段ボール箱に、ビニール袋(万が一の水濡れ防止対策)に入れた毛糸を詰めます。
今度は押し込めずに毛糸を入れて、やや余裕がありました。
封をして、梱包完了です!
ゆうパックで発送しました。

毛糸の寄付にかかった料金は税込1,922円です
内訳は下記のとおり。
段ボール箱 ¥272
配送料 ¥1,650

毛糸のこと

編み物に限らず、手芸を趣味にしたことがある人は道具や材料の整理に頭を悩ませるのではないでしょうか。
細々としいて、形も大きさもバラバラの材料や道具をきちんと整理して保管するのは至難の業だと私は思います。

作品を編めば、どんどん毛糸は減りそうなのもですが……。
実のところ、作品を仕上げるスピードよりも毛糸が増えるスピードの方が断然早いのです。
編みたいと思いながら手をつけていない毛糸、作品が完成してみたら大量に余ってしまった毛糸、福袋に入っていた毛糸など、たくさんの毛糸が使ってもらうときを待っていました。

「ケアマフ」としてどこかの誰かのために活躍できたら、毛糸も幸せだなと思います。

毛糸を寄付した結果

毛糸は、発送日の翌日に到着したそうです。
『ケアマフを編む会』の担当者の方には、とても喜んでいただきました。

大量の毛糸を引き受けていただき、私はとても感謝しています
クローゼットにはスペースができて、私の気持ちもスッキリ。
送料がかかってしまう場合もありますが、あなたも使わない毛糸を必要としている方に寄付してみませんか。
きっと、心が軽くなりますよ!

モノを整理する際の一つの選択肢として「寄付できるところ」を探してみるのはいかがでしょう。
あなたが使っていないモノを、必要としている方がいるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。









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