2023年10月20日(金)

 今日は晴れ。暑い。風が強い。
 「擬態」というものが不思議だと、前々から思っていた。タコやイカが海底の岩などに擬態する、というタイプではなく、「元からの形質が対象物に似ている」というタイプの擬態だ。木の肌に似た羽を持つ蛾であるとか、花そっくりのカマキリであるとか。
 突然変異で説明されることがあるが、さすがにそんな事あるか? と常々思っている。その説で言うと、何千万年もの時の流れの中で、たまたま似ている形になったものが生き残り、それが今も連綿と命を繋いでいる、らしい。
 絶対にないとは言い切れないが、何か別の仕組みがあるのではないかと疑っている。視覚、もしくは光の反射を感じ取るセンサーのような器官があってその情報を元に身体を作り変えている、というようなことを考えてもみたがそんなことが自在にできるのであれば、もっと別の何かに進化していそうに思う。また、植物が別の物に擬態する例もある。植物に色や形を感じ取るセンサーがあるとは思えない。

 で、今日これを読んで、遺伝子のやり取りがなんらかの形で行わることで「擬態」のメカニズムも解き明かせるのではないかと思ったわけである。
 遺伝子水平伝播の仕組みは解明されていないようだ。まだまだ世の中には謎が残っている。子供に話してみようと思うが、果たして彼らは興味を持ってくれるであろうか。

 今日の晩御飯はジャージャー麺。いつだか買った八角はまだまだ使いきれない。

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