2021年1月29日(金)

 今日は、よく晴れている。日射しは暖かいが空気が冷たい。昨夜、雲を透かして見えた満月が、朝にはビルの谷間に沈んで行くのが見えた。

 そういえば、三十を過ぎたあたりから、生き物だったり、植物だったり、人工物・自然物問わず景色だったりを愛でる気持ちが出てきた。それまでは、せいぜいが桜を見て、沈丁花と金木犀の香りを嗅いで良い香りだと思うくらいだった。

 それが最近ではどうだ、植物だけでも、水仙、蝋梅、梅、木蓮、ジャスミンに百日紅、クチナシくらいが浮かぶようになってしまった。旅行に行っては、やれあの山は、海は、この史跡は…… 一体、こういう変化というのは何に原因があるのだろうか。人間関係が固定化してきて、環境に注意を払うことができるようになったからだろうか?

 まあ、別になんでも良いのだけれど。

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